makoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.0

思った以上に社会風刺映画の雰囲気醸していたけど、犯人の主張と行動が伴ってなかったり人物設定が不明確だったり、謎が謎のまま終わったり、??が多くて自分を無理矢理納得させながら観進めたのであまり入り込めな>>続きを読む

私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

3.5

何げない淡々と過ぎる日常の中に特別を見出す事ができるようになる事が、幸せへの近道って事なんだろうなって感じた作品。

犬王(2021年製作の映画)

4.0

本当に新しいものは、作ろうと思って作るものではなくて、いつのまにか生まれているものなんだなと感じさせてくれる作品。

劇中のパフォーマンスは当時とは全く異なる脚色されたものだろうけど、森山未來とアヴち
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.6

久しぶりに映画館で気楽に映画を観たくて選んだ作品。ドラマも面白かったけど、映画は更にスケールもストーリー展開も想定外で楽しめた。
ちょっと無理矢理感があって腑に落ちない流れもいくつかあったけど、エンタ
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前科者(2022年製作の映画)

3.8

犯罪には加害者被害者だけじゃない事や、人と関わる以上、相手の人生の一部になりながら日々暮らしている事を改めて気づかせて貰った。

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.0

公開時に観て以来、二度目の鑑賞。

自分が年齢を重ねたせいか、一度目は特に感じなかったけど、今回はリズミカルなテンポのセリフ回しが、落語を観ているようで小気味良かった。

所々舞台を観ているような演出
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.6

家族との繋がりは、良い出来事よりも悪い出来事の方がそれを強く感じさせてくれる。
何ともない関係なら切れるような出来事も、家族なら切れない。そして、更に強くなって自分の居場所として確信する事ができるよう
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.6

全体的に棋士の精神的な世界を静の演出で描かれていて、大衆映画の中では新鮮な印象を受けた。
役にピッタリの今時なキャストや音楽、映像で決して暗くならずに世界観をじっくりと楽しめた。

超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.2

参勤交代してたのかな…🙄
前回よりも笑いを狙いすぎて全体的にちょっとくどいけど、面白かった。

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.5

キャストも期待通り、くすくす笑えて安心して観ていられる。

嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.8

主役の行動が前回に増して詐欺師色が強く、本業古美術商というよりほぼ詐欺師。コンフィデンスマンJPに近いストーリー展開でした。

今回のお題は古田織部の幻の茶碗。作る工程は前回同様に釘付け。織部特有の歪
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嘘八百(2017年製作の映画)

3.6

一見、高尚に見える骨董の世界に棲む食わせ物達をユーモラスに描いた作品。

茶碗に狂うと家を潰すと聞くけど、茶碗が経てきた歴史に価格をつけるなんてつくづく贅沢な遊びで、危うさも孕む知的ギャンブルといった
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大奥(2010年製作の映画)

2.2

男女逆転大奥の設定がどう描かれるのか気になって観たけど、終始主役にこの人じゃない感が拭えなかった上に、思った以上にアイドル映画でした。

男女逆転の好奇さや美しい男を見せる事に重きが置かれているので、
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.4

架空OL日記に続くバカリズムの頭の中のOL界。OL好きなんだなぁってつくづく思う笑
ヤンキー×OLの漫画っぽいストーリーなので、何も考えたくない時に観るにはいい作品。

日本OL界の熾烈な抗争が繰り広
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.6

最近は生き方を変えてくれるような新しい出会いはもちろん、そもそも新しい出会いが少ない中こんな出会いすらもちょっといいなぁ…なんて思ったけど、正気に戻って考えたら本来ホラー映画にもなり得る話。
でも、こ
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.6

2回目の鑑賞。
是枝監督は好きだけど、こちらの作品は一度目は寝てしまいました。
盛り上がりがあるわけでもなく、若干長く淡々と進んでいた印象でした。

正義が必ずしも報われる訳じゃないし、どうでもいい他
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.8

子を想う母の強さと優しさ、生き生きとした人の美しさを感じられる作品🎬✨

ドラァグクイーンの息子が残した廃業寸前のゲイバーの経営を立て直す中で得る、様々な悩みを抱えた息子の仲間達との出会い。
息子の面
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.4

男に騙された女の復讐劇をディズニー風に描いた作品🏰

夢と魔法の国でもダメ男は最後までとことんダメだし、裏切られた女の恨みの怖さも変わらなくて、思わぬところで妖精の存在も薄れるほどの現実を見せつけられ
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

オシャレで刺激的、エンタメ映画として始めから最後まで見応えある作品で、楽しめる事が少ないコロナの昨今、充実した時間を過ごせました✨

そして、目ヂカラあってカッコよく可愛いエマ・ストーンの表情が凄く豊
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.8

深い愛情と愛する人を失う怖さ、自分を失う怖さ。
言葉は少なくても醸し出されるその秘めた心の内が、美しい自然の映像と共に描かれ、言葉を越えた表現が胸にせまる。
愛しているからこそ尊厳を守った結果は、切な
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フード・インク(2008年製作の映画)

3.4

アメリカに行くと感じる、食に対する意識の低さや格差。お金を払わなければまともなものは食べられない、質より量、これらは偏見なのかと不確かであったけどこれを見て確かなものになった。
と、同時にオーガニック
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リーマン・ブラザーズ 最後の4日間(2009年製作の映画)

3.5

BBCがリーマンブラザーズ破綻までの、銀行や証券会社、官庁の攻防を描いた実録ドラマ作品。
途中、金融知識が足りなかったり登場人物の区別がつかず理解が追いつかなかったけど、リアルな水面下の交渉、息詰まる
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.6

色鉛筆の質感や絵のタッチに温かみがあって魅入ってしまうが、ストーリーに深みを感じながらも少し寂しさを感じさせられる内容だった。

水面が上昇すると共に階を増やして難を逃れるおじいさん。同時に水中に沈む
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宇宙兄弟(2012年製作の映画)

3.6

先にある夢や目標を忘れて目の前の小さな事にクヨクヨしてる自分に気づかせてくれる作品。
自分は何がしたかったのか、どうするべきか改めて思い出させてくれる。
やりたい事があって始めた最中で悩んだり足踏みし
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.5

日常のささやかな幸せや好きな人を大切にしながら過ごす二人にずーっと心ほんわか、時に笑いながら、色んな大切な事を教えてくれる作品。
観た後、心を温かく、優しく素直に癒やして貰えるから何度でも観たくなる。
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フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.6

はたから見たらダメ親だしダメ大人だけど、愛情たっぷり注いでくれれば子供にとっては大好きな親。

陽の光や風のそよめきを素直に気持ちよく感じられるためには、それだけでいいんだなって、無垢な子供だからこそ
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ポリー my love(2004年製作の映画)

3.2

「過去にすがったり未来に期待するな。
つまらないことに悩むな。今を楽しめ。そう思って生きれば結果がついてくる」
数少ないお父さんのセリフが一番刺さった。

行動に制限をかけるような自分の中の無駄な決め
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.2

アンハサウェイは安定の美しさ✨
と、一方で、体を張って笑いを取ろうとするレベルウィルソン✨
ハリウッドでこんな女優さんいるんだ、と衝撃だった。

砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.2

無謀なプロジェクトの成功ドラマと恋愛ドラマとヒューマンドラマと、いろいろな要素が詰まってたけど最後きちんとまとまっていた。
各要素が一つの映画になりうる濃さのものだったけど、淡々と終わった印象。
人生
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.8

華麗で派手なスパイ映画とは違う、地味だからこそリアルを感じるスパイ映画。気を抜くとすぐに置いてけぼりになる緻密で精巧なストーリー。終始曇りがかった暗めな映像、役者のふとした表情や視線、あえて際立たせた>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.6

今回も不気味だけど可愛くて、怖いのにワクワクして、ダークなのにユニーク、そんな矛盾した感情が心地良くもあり、最初から最後まで目が離せない。

ティムバートンの頭の中って…深海のような魅力を感じる。

カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

4.0

煌びやかな一流の世界への憧れを感じるのはもちろんだけど、それ以上に一流のおもてなしをするスタッフや常連客の心意気に学ぶ事が多かった。
スタッフのホテルや常連客に対しての愛情と、常連客のスタッフやホテル
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.2

シェイプオブウォーターとは違った愛の形を見せてくれるサリーホーキンス。
今回も一風変わってて孤独だけど愛が深い女性をチャーミングに演じていた。他にいない印象深い素敵な女優さん。

イーサンホーク演じる
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