だーでんさんの映画レビュー・感想・評価

だーでん

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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.4

オープニングからずっと続く救いの無さ。シガニー・ウィーバー主人公、強くそして大いなる母性の持ち主。アンドロイドはじめヌメッとしたグロ描写がインパクト有りも、CGはショボめ。デヴィット・フィンチャーや1>>続きを読む

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

3.0

「ドラマパートもっと面白くできたのでは」
「新しい映像、新しい逸話をもっと見たかった」

もっともだけど、往年のアントニオ猪木をリマスター映像で見られたというだけで一定の満足感があった。

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.6

すっかり汚いジジイなのに声と眼力にいまだに色気がある沢田研二。いつまでも可愛らしい宮本信子はじめ、小林稔侍、北川景子、寺島しのぶ、永野芽郁、役者のパワーで良質の王道人情モノになっている。最終盤はさすが>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

ジム・キャリーの表情筋とスペシャルなアイディアだけで、100分間しっかりと楽しめる90sエンターテイメント佳作。ちょこちょこ挟まるCMが面白い。

外に飛び出さねばと勇気が出る映画。

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

老人を敬うニキが最高にイカしてた。

モーガンと子供のシーン、良心の呵責に苛まれて自首してしまうんかなと思ってたら、石川五右衛門よろしく義賊ムーヴかましてスルリとハッピーエンドに。ちょいグレたジジイ達
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.8

ゲーマーなら一度は思うワンアイデアを、しっかり2時間王道エンタメ作品として仕上げたのはお見事。この現実社会もなにかのシミュレータかもしれない。次にプレイするゲームではNPCをもっと慈しみたくなるかも。>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.8

ピエール瀧とリリー・フランキーの鬼畜パート、描写も含めて脳裏に焼き付く出来。この作品を見ながらだと、傍らにおいたお酒が美味しくないw 手下のチンピラもそれぞれ最高の演技。

この映画がいまいち突き抜け
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

役所広司、焦点の合ってない目が怖すぎる。主人公がいつ爆発するかわからないので、平穏な場面だろうが作中ずっと緊張感が。

まわりの「優しい人々」の言葉の端々がいちいち引っかかる。職場同僚とのやり取りは本
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

現実離れした舞台のSFだけど、いつの時代の人生にもビンビン通じるあらゆる示唆を盛り込みまくった1本。現代スポーツの世界ではすでに、遺伝子による適正検査&進路指導があるとかないとか...

1998年に
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.1

この主役ふたりを起用した時点で勝ち。微妙に目が死んでるところが最高に良き。タランティーノみある日常会話パートもとても好き。ボクテク重視アクションシーンに時代の進化を感じた。

この制作陣は今後絶対見ち
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

2.6

戊辰戦争モノは無条件に期待してしまうが...。前半はひたすらに説教くさい。ラストその描写ボカしちゃうの!?ガトリング砲の場面だけはすごく好き。

ラストサムライの悲哀か夫婦愛か、メインテーマがよくわか
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.4

伊丹十三監督の傑作。

西部劇、用心棒のような山崎努、女性的に強く健気に頑張る宮本信子はじめ登場人物が魅力的すぎる。脇役、チョイ役にも強烈な人物揃い。

ところどころに挟まる様々な人種の「食」への欲求
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ほぼ300 <スリーハンドレッド>(2008年製作の映画)

3.1

ガチで本当にほぼ300。1時間ずっと、くだらないネタが10秒1度ペースでぶっこまれる。飽きないけど本当にくだらないので、ながら見でいいんじゃないかなw

主演の身体、声、動きの仕上がりがネタ映画と思え
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.5

原作既読でどう映像化するかと思ったけど、「パパはおバカね」で締まった映画に。ジョナ・ヒルのわかりやすいセイバーヲタ感が好き。

ビッグバジェットどころか高校生でもセイバーを当たり前に使うようになった現
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

1977年リアルタイムだとどれほどの衝撃だったか...

映画、ゲーム、コミック、様々な娯楽作品で数え切れないくらい影響を与えているのがわかる。スターウォーズ以前と以降の世界。

バタアシ金魚(1990年製作の映画)

3.5

1990年夏、当時の空気感を閉じ込めたような色彩がいい。最初はノレなかった望月峯太郎節も映画終盤には気にならなくなった。主演のふたり、10代青春感が飛び抜けてる。

イガグリ少年浅野忠信がかわいすぎて
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.0

テンプレ通りの女性ウケ狙い時代劇映画。これ系ありがちな謎の反戦思想に愛妻描写。ひと昔前感ある信長描写と、大河「江」を思わせる万能エスパー濃姫。

生々しい描写で本能寺シーンを熱演するキムタクはけっこう
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.4

香川照之の望遠鏡覗き込むシーン気色悪すぎて爆笑、必見。竹内結子の妖艶な演技が素晴らしくて、何よりも悲しい。ツッコミは横に置いて役者さんを楽しむ映画。

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.2

泥沼化する墜落現場、負傷の痛々しさ、押し寄せる民兵の妙なかっこよさ、ヘリ掃射、珠玉の戦闘シーンの連続で見どころは山のよう。

そして映画の主役"RPG"がマジでこえぇ...

数年に一度、ちょっとだけ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

経緯も結果も知ってるのに食い入るように見てしまった。

"赤を足さないか?" ...シビレたね

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

俺の演出で仮面ライダーを撮りたい!という、庵野監督の欲望をビンビン感じる。どれだけ好きなんだと。自走するバイクくん、6連ロケットエンジンバイクくん。ライダーというだけあって印象的なバイクシーン。昭和S>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.1

舞台も登場人物も目まぐるしく変わる怒涛の展開。ディカプリオとクリストファー・ウォーケン、トムハンクスの掛け合い、言葉の一つ一つが最高。結局は「家族」の話だね。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

冒頭から主人公の目よ...。

本心に気づくまでの二人の生活が、とても愛おしく見えるのがまた切ない。スケッチとドレス着用、覗き小屋のシーンの描写が繊細で美しすぎる。

バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

3.3

明日の見えない鬱屈した生活と野球の爽やかさの対比がいいね!スモールベースボールの描写もまあ良かった。

王道の感動映画展開に、突然拳を振り落とすような1941年で映画が締まった。

パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

3.0

色気があってクール、クラシックスーツでビシッとキメたとにかくカッコいいジョニー・デップが、マシンガンを撃ちまくってたまに女を口説くだけの2時間半。

時代の流れに取り残されかけるマフィアの悲哀、なシー
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関ヶ原(2017年製作の映画)

2.8

女忍者まわりで面白いポイントが全くない。女優さんの筋力がないからかコントに。原田眞人監督の雰囲気は好みだが...映画全体とにかく台詞が聞きづらいのはなぜなんだろう?

三成目線の秀次事件~関ヶ原は興味
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.2

魅力的なキャラクター揃いだがとにかくクリストフ・ヴァルツの存在感が群を抜いている。沈黙の間が怖い。緊張感溢れる尋問シーンはタランティーノ作品の中でも白眉。忘れられない名シーン。

映画全体、どことなく
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.8

空母を巡る艦上戦闘機戦をお腹いっぱい見せてくれる。真珠湾でもミッドウェイでも艦に取り付く戦闘機群が蜂の大群のよう。CGや効果音の出来も良い。

多少の人間ドラマもあるが、物語はあってないようなもの。思
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

いいな羨ましいな、とずっと考えながら鑑賞。ヲタ同士の会話がいちいち面白いしろくでもない。推し活ってエネルギーになるんだな。今、自分にとっての推しってなんだろうと考えてしまった。

南極料理人(2009年製作の映画)

4.2

とにかく堪らなくラーメンが食べたくなる!

ピーナッツの使い方、エアロビ、パチンコ、ド晴天、女性通信士、割烹着、離れた場所の家族。好きなシーンを挙げればきりがない。閉鎖空間でのしょうもないトラブルも寮
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ターミナル(2004年製作の映画)

2.7

空港に閉じ込められ空港に住むというアイデアは最高に惹きつけられるが...。過剰に鈍臭く描かれた主人公、非英語話者(特に東側外国人)の描写、単純な善玉悪玉、雑な動機に破茶滅茶な脚本。さすがにそれっぽくま>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

この映画を見る前と、一度でも見たあとの人生は間違いなく違いがある。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.4

2010年代最高のエネルギー。1を更に超えてくる。

見るべきシーンが多すぎて挙げられない。歌舞伎のような一枚絵シーンが脳裏から離れない。登場人物も魅力的すぎる。見るべし。

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.2

2010年代最高のエネルギー溢れる一本。

血湧き肉躍るアツいシーンに腹よじれるかと思うくらい笑えるシーン。見どころは多すぎて書ききれない。黙って見るべし。

2はもっとアツいぞ!

トリプルヘッド・ジョーズ(2015年製作の映画)

3.3

そうはならんやろ

頭の悪すぎる登場人物、使い回されるカット、噛み合わない会話、倒れない紙コップ。89分間ずっと「バカ」で、サメ映画の中でも娯楽性は高い。間違いなく笑顔になれる。

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