だーでんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

だーでん

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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.7

事前知識もなにもなく序盤だけで見ると、イケメン白人マッチョが悪のイスラム教徒を倒すわかりやすいサスペンスムービーかと感じるが全くの見当外れだった、反省。

映画的二転三転はない。実際の事件を元にしてい
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

ノーランの挑戦状。脚本とビジュアルの衝撃度だけで充分。映画館だとすぐに二度目を見られないから初見が配信で良かった(笑

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.1

前半はサンドボックスゲームに似たワクワクがある。サバイバル環境構築のパートだけ何時間でも見たいくらい。コロナ禍の現環境との類似性も感じた。中盤は事件&事故待ちから、テンプレ通りのパニックムービーに。ラ>>続きを読む

東京ナイト(1967年製作の映画)

3.7

とにかく爽やかな青春映画。大した起伏も事件もないが、モラトリアム中の舞妓さんと学生が1967年の東京を謳歌している映像だけで爽快感がある。劇中ずっと流行歌が流れているのも印象深い。主演の和泉雅子さんを>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

ゾンビパニックムービーの王道、テンプレ脚本詰め合わせセット。鹿、子供の目、手を洗うシーンなど細かな演出も上手いね韓国映画。

爆風のように一斉に現れる大量の感染者、脈略もなく唐突に現れる火炎列車、電車
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.7

ポップな小ボケと軽口が延々と続く。あれこれ考えずに気楽に見ようぜ。

国家が破産する日(2018年製作の映画)

3.3

マネー・ショートを思わせるアメリカ経済映画感バリバリの演出とテンポの良さ。立場の違う各登場人物から見た経済危機を描く脚本はうまくいってると思う。個人的にはオプション取引で財を成す青年をもっと深く描いて>>続きを読む

疑惑(1982年製作の映画)

4.0

毒婦、獣、小悪魔、少女、百面相のように変わる桃井かおりの表情がスゴい。重ねてこの映画の岩下志麻は邦画史上1,2を争うほど美しい。

ご都合的な缶ジュース、チンピラ役が鹿賀丈史という目立つ名優のせいで(
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無理心中日本の夏(1967年製作の映画)

3.5

先日他界した田村正和出演、大島渚監督ということで何気なく視聴。冒頭の棒読みでなんの期待もせずに見ていたが、政治・宗教・闘争・暴力を嘲笑うようなエロス・ネジ子の描写が面白い。工事中の東京と東京タワー遠景>>続きを読む

青空娘(1957年製作の映画)

3.2

若尾文子演じる主人公がとても魅力的。菅原謙二のダンディズムも素敵。観客が父親に感じる違和感を解消してくれるラスト30分は痛快。50年代の東京の町並みもとても興味深い。

ただ映画全体に全く間がなく、テ
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座頭市物語(1962年製作の映画)

4.0

96分に任侠あり、仁義あり、男気あり、男女ロマンスもあれば男同士のブロマンスもあり。表情筋だけで訴えかける勝新の演技がスゴい。この1本だけじゃなく、もっと市を見たくなるね。

でんきくらげ(1970年製作の映画)

3.8

主人公の芯がぶっとくて魅力的。ラストシーンカッコよし!

野良犬(1966年製作の映画)

3.4

中学生男子が考えたような脚本だが、The男前・田宮二郎の快活さ、テンポの良さ、居候先の坂本スミ子との掛け合いがとても面白い。気軽に見れる娯楽作品。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

お話は置いておいて、オアシスにいきたいと思わせただけで名作。小ネタがいちいち面白い。

奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

3.5

テンポがとても良く登場人物がみんな優しくて魅力的で幸せな映画。予想外の展開はなくご都合主義なところはあるがツッコむのは無粋かも。それらしいワードを使えばいいと思ってる邦題より「オーガストラッシュ」のほ>>続きを読む

ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦(1967年製作の映画)

3.2

昭和の風景、松原智恵子の美貌、「風が泣いている」他楽曲と直進するだけのコンセプトのぶんの加点。スパイダースの存在感は薄め。

ザ・スパイダースのバリ島珍道中(1968年製作の映画)

3.1

物語は荒唐無稽でなんてことはないが、60年代の風景・文化や時折差し込まれる歌謡ロックが良い。スパイダースが若年層に人気だったのもわかる愛くるしさ。特にムッシュかまやつ。

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