Keiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Kei

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映画 けいおん!(2011年製作の映画)

3.0

可もなく不可もなく。けいおんだなぁ、という感じ。

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.8

あるバンドの一生を追ったドラマ映画。
事実に基づいており、バンドとしての一生が人間関係にフォーカスされながら丁寧に描かれる。
語り部が変わるなど全体的な構成が綺麗に纏まっており、展開に大きな起伏がない
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.2

泣いた。映画全体の明るさが際立つ程に、儚さが印象的。
古臭い画面やコメディにもどこか洒落ていて、愛おしくなる映画だった。

人間、誰しも光と闇の部分がある。
グイドはある種自己中なコミュ障だけど、その
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人間の内面と世界が繋がる哲学SF。
原作タイトル『あなたの人生の物語』が全てを表していると思う。
SF要素は強くなく、登場人物も絞ったシンプルな構造になっているので、観やすい。
映像的にも細かな演出が
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.9

構成の妙が素晴らしい。
インドを題材にしたアメリカ映画で有名なのってあまりないから、それだけで真新しい。インドの貧乏環境の業は根深い。
だからこそ、リーマンショック前夜に、アメリカンドリームな王道展開
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凶気の桜(2002年製作の映画)

2.5

これはヒドイ。全てが作り物臭く、何一つ心に響かなかった。

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ハードル下がってた分、面白かった。

スクープを撮っていく一つ一つの過程は面白く、文化祭の様な雰囲気で、部数が盛り上がっていく雰囲気は仕事として面白そう。

主人公の死が映画の一番の盛り上がりとなるが
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ビリギャル(2015年製作の映画)

3.6

観るつもりは無かったけど、見始めたら止まらなかった。
ビリギャルの上手いところは、パッケージやタイトルでハードル下がってること。それで見始めると意外と現実的で、テーマが深い。
そしてサンボマスターのE
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.9

コメディ&ハートフル映画久しぶりに見た。満足。

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.5

何となく薄味で心には響かなかった。小学生の時に見たら違っていたかも。
登場人物に伝えたいメッセージを直接的に言わせているので、映画でやる意義が伝わらなかった。

全体的に主人公の悩みが薄く、カタルシス
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.2

岩井作品で一番好きな映画。先が読めない展開で、1分足りとも飽きない。
役者の演技、カメラワーク、音楽全てが美しく、そして現代の感覚が巧みに盛り込まれた傑作。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.6

爽やかな映画。短いし、何度でも見れそうな軽やかさがある。悪く言えば薄味な感はあるかな。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.9

面白かった。あっという間の90分。
願っても、欲望に溺れてを繰り返してしまう人間の性はあまりに痛々しいけど、そんな弱さにだれもが共感してしまう。
国特有の卑屈なアイデンティティ、若者の馴れ合い的価値観
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.9

邦画であれだけの世界観を創り上げたのは凄い。アジアンテイストの色褪せない独特な感じ。
本当に欲しかったのは居場所で、それを創れなかったアゲハのやるせ無さが、胸を打つ。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

一瞬も目が離せない。主演の怪演ぶりたるや本当に素晴らしい。
全編通すとサクセスストーリーなんだけど、一方で、人間の悪い意味の本質が何も変わっていかない対比が面白い。あの本質を作り出すアメリカ社会という
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.5

久々の超ヒット。邦画でトップかもしれない。なぜか『ソナチネ』に通じる死生観を感じた。
あとやっぱり久石譲のBGMが良すぎる。泣きそう。

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.9

『ゆれる』に続き、視聴。
吉川監督らしさが少し分かった気がした。
特に女性が退場した中での男の描き方と、そこから炙り出される人として手放せない一線。

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.5

音楽がいい。作品としては全体的に好き。
ただ、不器用な青春模様を描いてるんだけど、全体的に感情移入し辛い。
やたら大人びてる主人公たちだからかなぁ。あと武藤の声が下手でどーしても違和感あるからか...

花とアリス(2004年製作の映画)

4.0

蒼井優と鈴木杏の演技が素晴らしい。瑞々しい青春の美しさ。

東京物語(1953年製作の映画)

4.5

邦画の一つの極致。何ともいえないリアルな人間関係描写と寂寥感。