期待した狂気はなく案外穏やか。
この映画から得られる学びは全くない、だからこそ穏やかでいたい時に観ると良い。
ただ、ものすごくわくわくしてくる。
これは舞台化して観せてほしい作品。
気を抜くには丁度良すぎる映画。
とりあえずの一本。
なかなかこういう良作には出会えないので4.0。
うちの母を見てても思うけど、女性というかおばさまは逞しい。時代に見放される存在として認識されがちだけ>>続きを読む
これが2010年代初期の実話。度肝抜かれる面白さだった。
しかし調べてみるとやはりがっつり脚色はしてある。それから興奮する気持ちを落ち着かせて、つけた数字は4.5。
「実話を元にした映画」として、とて>>続きを読む
初溝口映画。
観るべき作品とあちこちで言われてるみたいなので期待を寄せて観た。
驚くほど俯瞰視点。男と女の切ない話を離れたところで静々聴いていることしかできない。余計に切なくなってくる。
体感または共>>続きを読む
穏やかでシンプル。複雑さや変化さえも。
トイレ清掃を生業にした役所広司の毎日を、それはまあ美しく撮る。
映像に映るものは主に公衆便所、ボロ屋のアパート、雨の日の都内駅地下、初老の男等、モチーフは決して>>続きを読む
フェミニズムとマスキュリズムがバチバチな今、まさに観たかったもの。
程よく脱力した描写で見るそれは、滑稽でちっぽけなものに感じられます。
それよりも大事なことがあるよねっていう優しい回答を今一度置いて>>続きを読む
「世界中が疲れてる」という台詞が印象深いです。
瀕死の地球に降りてきたジギー、その姿はまさに救世主でありオアシスであったのだろうと思う。
いつでもジギーのような人物が必要です。
他人に入れ込むことで我>>続きを読む
騒ついていたノア・バームバックの新作、気になって観ました。
断言できることを先に書くようにします。老けドライバーの生え際は間違いなくキュートです。
この映画の中で起こった事件は象徴・モチーフに過ぎな>>続きを読む