matsushiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.0

久しぶりのドラン作品。気づいたら後回しにしまくっていた作品。
友人企画のムービーナイトでやっとの事で鑑賞。本当にありがとう!!

本作の主軸となるのがフランシス、マリー、ニコラの三角関係。三角関係のス
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.4

「赦すことは忘れることではない。赦すことは愛することだ」
「評価するのではなく、理解して欲しいのだ」

あらすじを見る限り、主人公の偽装が暴かれる緊張感を期待してしまっていたけど、軸はそこではなかった
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

衣装や小物、セットがパステルカラーから無彩色やダスティーカラーへと変わるのは、主人公が背伸びして小綺麗な偽りの内面性を装っていた序盤から、暗い過去を持ち、いい意味で薄汚く人間的なハンターの内面性の解放>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.5

2020年最高傑作と言っても過言ではないかもしれない。
ろう者と人工内耳をここまで忠実に擬似体験できる映画はこれまであっただろうか。
音の使い方が本当に秀逸。
けれど単にろう者の苦難を描いた安易な作品
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.9

2021年初映画!!

ワンダーウーマンしか勝たん!って感じ。
わかりやすいテーマと圧巻のアクション。やっぱアメコミって最高って思わせてくれる。

前作よりも個人的には好みかもしれない。
エンドクレジ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

レビューし忘れ、だいぶ前に見たけど革新的で圧巻のスパイ映画だった。


気がする。

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.7

2020/12/14

監督エドガー・ライト、脚本ライトとサイモン・ペグ、製作ナイラ・パーク、主演サイモン・ペグとニック・フロストで製作されたB級コメディの三部作。
その名も"コルネット三部作"!!
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

2020/12/4

芸術的構図、完璧な"音"の使用、テーマ性、溺れるほどの余韻。
全てが美しく、「映画を鑑賞している」という行為自体を忘れてた。この体験は初めてでした。

精巧な色彩調和に加え、ど
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.6

2020/11/?? レビュー忘れ

A24×ソフィア・コッポラ×ビル・マーレイ
好きのトリプルアクセル

画的にはソフィアコッポラが作るコメディ特有の間とおしゃれさで個人的にはすごい好みだった。でも
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.0

2020/12/10 レビュー忘れ
ロマンチックでファンタジックなストーリーだが、現実と幻想の折り合いがちょうどよく見入ってしまう。ユーモアの入れ方も良い。
82分という短い時間の中で無駄なく、純粋に
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.8

2020/11/25 レビュー忘れ

刹那的で儚い青春をそのまま映像化したような美しくも、触ってしまったらすぐに壊れてしまいそうな危ない雰囲気。
画の温かみの作り方がすごく好み。

初期のソフィアコッ
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.9

2020/11/14レビュー忘れ

シンプルにめっちゃ面白かった。設定から、細かいコミカルとシリアスの強弱まで映画としての面白みが詰まってる。
脚本がすごく上手かった。シリアスなのに笑っちゃうシーンが
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見栄を張る(2016年製作の映画)

3.8

去年見てたのにレビューするの忘れとった。
一言で言うとめっちゃ好きな作品でした。優しくて心温まる世界観だけど、伝えたいことは現実的で的を得てて、思わず涙が流れました。
泣き屋っていう独特
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

ストーリーとしてはそんなに難しくないはずなんだけど、時間の逆行という設定が話をややこしくしてるっていう今までにない形の複雑な作品だった。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

鑑賞してから感想書くまで時間が経ってしまって下手なこと書きたくない。ってくらい見た方がいい作品。

夫も側から見ればいい夫なんだよ。でも、そういうことじゃあないんだよ。これはみる人の立場によって色々な
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.9

ドランの作品に含まれる特有の色使いもスロモーションもハンドヘルド撮影も好きだけど、個人的に当たり外れがある。
ただ、これは最近の作品の中でもダントツにいい!!

同性愛というよりも、友情をより重要視し
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.7

1.2よりもアクションパワーアップしてて見応えあった〜
相変わらず🐕

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.7

子供の頃に見てたら、すぐに真似して同じようなことしてたかもしれん。

内容的にはただのドラマなんだけど、ウェスアンダーソンが演出するだけでここまで童話的なファンタジーに映るのは物凄い手腕だよなぁ。
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アートスクール・コンフィデンシャル(2006年製作の映画)

4.0

「ゴーストワールド」の監督、テリー・ツワイゴフの作品。
この監督はアーティスティックにコメディを作るのがものすごくうまい印象。個人的にすごく好きな監督の一人。

アート界をシニカルに捉えたストーリーと
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ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

3.6

ザ・ベビーシッターは「何みようかな〜。軽いコメディだけど刺激が強いのが見たいな〜」って時にものすごくちょうどいい。

2で人間関係全部ぶっ壊すの好き。

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.7

エミリー・リンドといい、サマラ・ウィーヴィングといい、ベラ・ソーンといい、ハナメイリーといい、好きな若手たちが勢揃いなのでシンプルにいい。

てか、ベラ・ソーンの素の雰囲気「ミッドナイトサン」の時のキ
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おもかげ(2019年製作の映画)

4.2

10年前、電話越しに何もできず息子を亡くしてしまった主人公、エレナ。現在、エレナはその息子が亡くなったであろうフランスのビーチで働いていた。そこでエレナは息子によく似た少年と仲良くなっていく…

試写
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.9

難解なパズルのようにら観る人を悩ませる超絶技巧のアート映画。

これは誰がどう見ても難しいと思う。笑
ただ、ストーリー自体はしっかりと軸があるし、ヒントもそこら中に散りばめられていて、テーマもしっかり
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.9

おそらく、日本で最も有名なボリウッド作品の「きっとうまくいく」をもじれば、観客動員数が増えると思って、この邦題なのだろうが、本作は全くの別物。こういう不必要な工夫が逆にこういう良い作品の知名度を下げて>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.0

ホラーの金字塔的名作。やっと鑑賞。
当たり前なんだけど名作って言われる作品ってやっぱり名作たる所以があるなぁ。
純粋に面白くて楽しめた。
急な音とか不気味な霊の姿だとかの直接的なホラーじゃなくて、こう
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

3.8

今上映中の「ブックスマート」がどれだけこの作品を基に作られたかわかりました。ストーリーの基盤がほとんど同じ。
おそらく、あらゆるスクールコメディはこの作品をめっちゃ参考にしているだろうな。
それくらい
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運命は踊る(2017年製作の映画)

4.0

すごいタイプだったな。
フォックストロットのくだりだとか、息子のシーンだったりとか。撮り方、小道具、ロケーション、間がめっちゃオシャレ。
まさに運命は踊る。運命こそが不条理そのもの。
構成も素晴らしか
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真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

3.8

刑事がいい人でよかったなぁ。
心理描写が上手い。ストーリーの運び方も秀逸なので見てて飽きない。

セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

イラン映画初めてだったけど、これは素晴らしかったですね。

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.6

ラストでいい感じにしてたんだけど、個人的にはそこが物足りなかったなあ…