あさおみさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

野のなななのか(2014年製作の映画)

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よかったような気がするけど手口としてはどこかで見たような感じで、アクチュアリティを担保するだけのものはあるけどなんか微妙だった。

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

5.0

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露悪的なものが聖性を宿す瞬間というものがあるよねというか。理性を高次なものと見なして、例えば高いところにある頭部を高尚として反対に足だとか下にあるものを文字通り下劣となす、だとかそれこそ天国と地獄みた>>続きを読む

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

5.0

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傷つけてくれて本当にありがとう!!!!!!!!!!!!!!

にかいめみた。なながすき。庇護欲が歪な形で表出しているのが好みなのかも。みんな喋りすぎ!

アマプラに追加されてから毎日ずっと観てて、だん
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

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物心ついたの20歳とかなのでよく分からなかったでーーーーす!って言おうと思ったけど普通にダメージを負った。追加効果でスリップダメージ貰う感じのやつ。19歳のときに見てたら立ち直れなかったかもしれない。>>続きを読む

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

他者のみなさんにわざと触れたり触れなかったりしてみてると自分の身体に対する感覚が浮き彫りになる気がしてくる。己の身体を、それ伴う生得的な欲望に戸惑ったり、今度はずっと何よりも近くに存在しているだけの何>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

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坂本慎太郎がいっぱい喋ってて♡♡♡だった。岡村靖幸のところはめちゃ笑った

ひらいて(2021年製作の映画)

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主題歌の話で恐縮なんだけど、この曲の大森靖子にはZOCとかはじめる前くらいの感じが戻ってる気がした。絶対少女とか魔法とか盛んに聴いてた中高生のまさにあの頃の。たとえくんが本当に良くて、ほぼずっとしんど>>続きを読む

ヒミズ(2011年製作の映画)

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宮台真司のとこヤバ。きれいはきたない、きたないはきたない。若いおふたりの二重と、最大限美しく装飾した首吊り台。カップルのデートの仕上げにどうでしょう。遠出の釣りはおっくうなあなた。街中よりもナチュラル>>続きを読む

別離(2011年製作の映画)

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アマプラでキアロスタミ検索したら出てきた。道路の向こうのおじいさんと目が合うところがよかった

アリゾナ・ドリーム(1992年製作の映画)

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🐕と🐢。アンダーグラウンドみたいなものを期待すると全然違うけどこれはこれでめっちゃ面白かった。

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

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アヒルをトイレットペーパーにしちゃだめだろうが!ラテンアメリカみたいなマジックリアリズムの冠婚葬祭カーニバル。カーニバルってすごい。いいと思う。

少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(2020年製作の映画)

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関係性よくばりセット。暁美ほむらを幻視しながら見てた。つまりはエヴァンゲリオンに詳しい人の中にある抽象的なエヴァンゲリオンのことだよ。

津軽じょんがら節(1973年製作の映画)

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「あんた、よかったわね。故郷が見つかって」←かっこいい

シンプルに映画というかドラマが上手かった。なんというか、よりファジーで泥臭いフェリーニの「道」みたいな印象を受けた。これは愛が上手くいってない
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

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集落の雰囲気だけでも見る価値がある。コーデュロイ。村と村の繋がり方がポケモンぽく、そういう認識が幼少期を過した村に通じて懐かしい。子供が主人公でも、子供らしさの嫌な脚色がなくて気持ち悪くならない珍しい>>続きを読む

台北ストーリー(1985年製作の映画)

5.0

良!コミュニケーション、特に会話の返答だとか反応の噛み合わなさがすごくよい。それと、対象について語る/語らない事とそれが表現として成立するかみたいな所をじりじり試すような感じがあって、なんというかフィ>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

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 よかった。テンプレではあるしキャラの扱いが置物感つよいけど。スマイルさんの挙動を見ていて、小さい頃から配信をしてるゆえにこうであるのだとしたら、とか考えていたら胸が痛くなった。特に雲とか、背景の感じ>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

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端的に言えばスローターハウス5の変奏だった。未来が見えるというよりも、四次元そのものが見えていて生涯のあらゆる瞬間を一望できるから、彼らにとって時間は琥珀の中の虫みたいなもので自由に取り出して追体験す>>続きを読む

スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

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うつ病じゃんけんしようぜ!じゃんけんをして、うつ病だった方の勝ち!

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

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学校と家族が出てくるところ全部居心地悪かった。幸せになるしか道がないみたいな気がしてしまうので、こういうラストは心地良さともにゃりが同居して切なくなる。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

5.0

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とにかくかっこいい。静止画の繋ぎ合わせと語りの組み合わせにしても、SF的な想像力にしてもシンプルではあるけど斬新さと力強さがあってすごい。イヤホンで音を聞くと心音が自分のものみたいで否応なしに没入感が>>続きを読む

ファウスト(1994年製作の映画)

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 シュヴァンクマイエルがこれだけシュルレアリスティックな表現をしつつ物体というか実体に執着してるの、矛盾ではないと思うけど不思議な気がする。クエイ兄弟はもう少し精神性に寄ってるような。
 マリオネット
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屋根裏の散歩者(2016年製作の映画)

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エーという感じの出来ではあるけど、最後の、お揃いの墨塗りで絵描きを襲う所とその後白黒の映像流すところは良いと思いました。

愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

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穴の空いた傘さしながら通りすがりの人に襲いかかるのが邪悪な花恋だった。ここまでした後に世間から芸能人扱いされても少なくとも60代後半まで生きた(失踪して没年不明)の凄まじいと思う。山本直樹ばりに単調に>>続きを読む

BLUE ブルー(1993年製作の映画)

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テクニックというか着想自体はシンプルな一発ネタの実験映画。字幕が無ければただひたすらに青い四角形が浮かんでるだけの映像でも、ずっと眺めてるとだんだんと表情が音楽と言葉に促されて見えてくる。割とすき。

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作気になるけどとてもピンチョンを読めるような元気は無い。でかい陰謀がだいすき!アメリカ!あんたのパラノイア、元気かい!?