ミムさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

ジョン・ウィックを丁重に扱う裏社会の紳士淑女達が素敵。ホテルマンと掃除屋のおじ様カッコイイわ。
亡き妻の形見の、あんな可愛いワンちゃん殺されちゃったら復讐せざるをえないね。
ウィレム・デフォーの助太刀
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

ファンタジーグロコメディ。
サンタがウォーリアー。
かなり血が飛び、グロテスク。
娘ちゃんとの交流は微笑ましい。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.6

評判の割にそこまで好みじゃなかったな。
最初と最後でカフェの雰囲気変わりすぎて笑える。ブレンダさん優しくなって、みんな幸せそうで何より。

ムンシュテットナーさんの身の上話とか深く教えて欲しかった。

少年の君(2019年製作の映画)

4.4

良作!!!全人類に見て欲しい!!!
最後のシーンは切なくて悲しくて、でもどこか嬉しい涙がこぼれてくる。2人の絆が本物だと分かるから。
置かれてる立場は違うけど、同じように孤独な2人が精神的にも支え合っ
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.4

期待しすぎたせいか、そこまでのめり込めなかった。間延びしたな。
ニーナの大学生活や、ソニーの不法移民の子としての人生の困難さが不憫でならない。
ロウソク掲げるとこと、ラストシーンはジーンときた。
ニー
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.8

ハリス夫人の人柄がパリの人を魅了していくのがとっても嬉しい。
ディオールのスタッフ達みんな良い子だったな。支配人との確執もほどよいスパイス。
侯爵との関係もほろ苦くて大人の嗜みと余裕を感じる。対比した
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.7

微笑ましくてあたたかい、BLが繋いだ2人の友情にほっこり。
まなちゃんのオタク女子っぽさがリアルで共感性羞恥がやばい。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.6

面白くなくは無いんだけど、真相に対して共感や感情移入が出来なくて少しマイナス。そこまで、するんか。

死刑囚のデビットゲイルは有罪か無罪か、事件の真相は何かを女性記者目線で探っていく。
息子が昔リクエ
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.5

序盤から急なグロにビビった。めちゃ痛そうでツライわ。

マレンとリーが心通わせていく過程が繊細で美しい。マレンのお父さんの気持ちも考えると苦しいし、お母さんも可哀想。
サリーのおじさん、終始気持ち悪く
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

壮大な世界観や意味深な演出に圧倒はされるけど、まだ分からないことだらけでさっぱりです。スパイスはどこから湧いてくるんだろ。
シャラメは選ばれし者なのか、そうじゃないのか。きっと選ばれてるけど。未来映像
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.8

相思相愛になるまでが思ったより短いのが少し残念。もうちょいやきもきしたかった。
2人の逢瀬は絵になるねぇ。表情と手の表現がエロすぎ。

ストーリーは王道でおとぎ話っぽさあるけど、素直な気持ちで楽しめた
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.8

デルトロの眼光が半端ない...
アレハンドロの娘のことや人間味ある一面も描かれて応援したい気持ちになるほど、手に汗握って見入ってしまう。
少年が悪に染まる過程がどう絡んでくるのかと思ったら、最悪のタイ
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

殺伐とした雰囲気と、漂う死の匂いで緊張感が続く。
終始重苦しいのに、目が離せなくてのめり込んで観てしまった。面白いって評価するのもはばかられるけど、考えさせられるいい映画だった。
子どもの命すら捻り潰
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.1

みんなポンコツで我が強くてイライラしちゃう...。
1番タチが悪いのは新郎だな。
フランスの結婚式ってあんなに夜遅くまでやるもんなの...?

とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

3.6

きゃわいいーー!!
特訓の成果がいい塩梅で微笑ましい。

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.6

短いのに十分面白い。
タイムトラベルの真相が怖いのに描き方がコメディで笑える。
タイムマシン自体は当たり前のようにそこにあるのがまたシュール。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.4

適度な飲酒で仕事が上手くいく説を実験していくおじさん4人が、徐々に羽目を外しすぎちゃった結果...という話。
飲酒後の授業の誰に投票するか、の掴みが面白くて感心したわ。
アル中になっていく過程は見てら
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.6

お母さん、やり手だわ。
熱くて爽やかなお仕事ムービー。
ナイキが不人気だったのは今からじゃ想像出来ないな。マイケル・ジョーダンに全てを賭けたナイキの企業魂に拍手。
靴のデザインも、他者と比較しても格段
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

「自然に善悪は無い、懸命なの」
湿地の映像やカイアの描く動植物の絵が美しくて、それだけでも見ていて癒されて満足度が高い。
ストーリーもカイアの人生を丁寧に描いていて好き。法廷シーンと交差するので間延び
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.6

生まれてきてくれて、ありがとう。
このやり取りに全てが込められている。
子供を産み愛すること、親に愛され育つことの貴重さ、尊さを痛感する。

テーマのわりに、登場人物みんな優しすぎる気もした。
サンヒ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.3

エスターが孤児院にいた経緯が分かる前日譚。
さすがにエスターちゃんの老け具合が気になる。家族側の事情が明らかになった時の方が恐ろしかったな。

バッドガイズ(2022年製作の映画)

2.5

動物への固定観念と犯罪って、ズートピアやん〜。キャラクター達はかわいいけど、ストーリーに捻りが無い。
人間と動物の共存してる世界も違和感。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.6

戦場で犠牲となる兵士達のことを思うと、上で指揮してるだけのお偉いさんは好きになれないのよね...。
上にも苦悩があるのは分かるけど。
チャーチルが偏屈な曲者っていうのは、冒頭のシーンで肌感で理解できて
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.2

期待し過ぎたかな。
思ったより人死にまくるし、重めで暗い湿っぽい雰囲気いっぱい。復讐劇よりも親子や科学者おじさんとの関係性の方に重きが置かれてる。
自転車泥棒許さん。

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.0

リアルタイムのコナンを分かってないんで、赤井さんと世良さんとこの関係や目的が分からず...。
リニアあんなことになったら、死ぬで??
犯人候補者が限られてるからサスペンス感は弱い。ただ元凶の事件は何で
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.3

いい映画でしょ??感は強いけど、好みじゃないな。
岸井ゆきのの役作りだけは評価出来る。
ストーリーは特に面白味も無く、すごい盛り上がりがあるわけでも無い。
あくまで聴覚障害を持ち、悩みながらボクシング
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

一家の生活や心身の不安定さに、観ていて心労が増していく。
移民の生きにくさ、家族間の心情変化等を丁寧にうんざりするほど描いていて、晴れやかな気持ちにはなれない。
踏んだり蹴ったりで悲しくて辛かった。こ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

結構好み。
綿花摘みをさせられている黒人奴隷の時代の話と、現代との繋がりが分かった時はゾッとしたわ。
ホテルでの花束や不気味な少女はどういう意図だったんだろう。

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.2

ダニエル・クレイグ版から入った身としては、敵とのやり取りの緊張感の無さが物足りない。用心棒の東洋人おじさん最強。シルクハット技おもろい。そしてボンド女好き過ぎない...?
金の放射能汚染っていう目的は
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.6

暴力シーンのエグさが韓国らしい。
ただちょっと長いな...特に最後とか。
監察官の狙いや展開はスムーズに楽しめた。
上から落下してくる所が1番エグい。嫌な予感はしたけど、可哀想すぎる。

きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.6

親の愛と、変わらぬ友情が美しく面白おかしく描かれているので、気持ちが晴れやかになる。
ただ、個人的には他のインド映画と比べるとコテコテのダンスとか歌が少なめで物足りないなぁ。エンディングに集約してる感
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.8

前半の不気味さと、恐怖を煽ってくる演出でハラハラしたけど、正体が分かってからはモンスターパニックで興醒めしてしまった。AKIRAのオマージュは嬉しい。
チンパンジーの話の方が強烈。

ただ、聖書と絡ん
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.0

いや、私のための本だ。

冷徹で完璧主義者なヴィースラーの感情の変化を丁寧に描いていて、緊張感とともに応援したい気持ちでハラハラさせられた。

お偉いさんのクズっぷりは殺意が芽生えたわ。クリスタ可哀想
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.4

おジャ魔女ファンにとっては嬉し懐かしで楽しめたけど、ストーリーが特別良いわけでも無い。ある意味おジャ魔女っぽいあったかーいお話でした。
モブにも本編声優陣が参加していたのが嬉しかったな。
石田彰が別格
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犬王(2021年製作の映画)

3.7

犬王という人物が実在したとは初耳だった。
ただ、物語はファンタジー要素と現代のポップスやロックのパフォーマンスがメインだから史実とは離れていて、あくまで創作された猿楽ライブを観る感覚。
呪いが2人を結
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

想像より重厚でシリアスな展開で凄く好みだった。
声を使われただけなら大したこと無いじゃんって思ってたけど、事件の全容と巻き込まれた人達の人生が見えてきた時に、事の重大さに気付いて苦しくなる。

そうち
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