マニさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

2.4

邦題やパッケージから想像するものとは乖離した退屈な映画。ホラーでもないしコメディでもない。終始悪いテンポ、笑えないギャグ、見せ場のない戦闘、ホラーマニアという設定が一つも活かされない脚本。サラだけがい>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

全体的にクドすぎて辟易してしまった。過剰演出と蛇足によって長くなっている上映時間。そのわりにグロだけはあっさりしているバランスの悪さ。そして性的(?)なシーンが最悪だった。コロスイッチ入れるためだけに>>続きを読む

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

線路を歩くな!ひまわりを摘むな!

雑すぎる設定、支離滅裂なキャラクター、違和感のある声優、意味不明なタイトル(夏へのトンネル?)、雨降らせとけば良い&爆音エモエモJ-POPを流しとけば感動的になると
>>続きを読む

ある用務員(2020年製作の映画)

3.7

殺し屋大集合!血祭りわっしょい!を楽しむだけなら良い映画でした。平々凡々ストーリーの既視感は誰もが感じるところだと思うのでそこは期待しちゃダメです。

BGMが大きすぎて台詞が聴き取れなかったり、ヒロ
>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

2.8

主人公は応援できないし、ハラハラ感も薄いし、カタルシスもないし、私はノレなかったです

雪の断章 情熱(1985年製作の映画)

4.0

原作小説が大好きで何度も読んだ。大枠のストーリーは踏襲されているとはいえ別物なんだけど、別物だからこそ楽しく観れました。登場人物の名前が改変されている理由はわからなかったけど、そのおかげで別物と割り切>>続きを読む

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.2

過去話がメイン。結局弟もダシにされただけ感が拭えなく、前作のほうが面白かったです。そして私はやっぱり変成大王推し。

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.6

作りこまれた地獄、力の入ったアクション、過剰だけど感動的なストーリー。細かいこと気にせず楽しむには良かったです。変成大王のキャラデザ好き。

私たちのハァハァ(2015年製作の映画)

2.0

こんなものを「若さ」とか「青春の1ページ」だなんて思っているのなら最悪で、思っていないのなら何を映したかったんだろう?

台風クラブ(1985年製作の映画)

-

台風という非日常が繊細な中学生たちの心の扉を少しだけ動かして零れていく機微。ホラーと呼んでも差し支えないほど何度も何度もものすごいことが目の前を通り過ぎていくのに、暴風雨がすべてを洗い流し、そのどれも>>続きを読む

ロボコン(2003年製作の映画)

3.9

まったくタメを作らないのが良い。説明は最小限に留めて序盤すぐロボコンシーン、しかも面白い。恋愛や友情といった人気フレーバーを繊細に削り取って、かつ青春映画として成立させている手腕。ロボコン自体へのリス>>続きを読む

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.6

「美しい肺を煙で汚してしまえ。それが生きるということだ」

心情や背景説明を台詞に委ねすぎなのは好きじゃないけど、アンニュイな主演二人を観てるだけでオールオッケーな気持ち。そして星さん役の高良健吾……
>>続きを読む

ペントハウス(2011年製作の映画)

3.0

盛り上がりに欠けカタルシスも弱かった。各々の特殊技能があまり活かされていないのと足を引っ張るキャラがいたからだと思う。スヌーピー作戦に関してはツッコミどころがありすぎて逆に好感が持てます。

ミラクルシティコザ(2022年製作の映画)

3.7

おバカコメディかと思いきや、しっかり沖縄の歴史にスポットを当てたタイムスリップロックンロール。面白かったです。

沖縄だからってすぐ主題歌にORANGE RANGE起用するのヤメてほしいな。そこも「紫
>>続きを読む

フォーリング 少女たちのめざめ(2014年製作の映画)

2.2

なにを描きたかったのかまったく汲み取れなかった。少女と少女だった人たちの対比かと思いきやそれも違うし本当になにを見させられたんだ。予備知識ゼロ鑑賞だったのでいきなりフローレンス・ピューが出てきて驚いた>>続きを読む

僕の世界の中心は(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTの作品紹介に「少年と転校生のひと夏の恋をみずみずしく描いた青春ラブストーリー」と書いてあって、真っ赤な嘘じゃん!となりました。あれ書いた人、絶対に映画観てないでしょ? BL色の強いジャケ写>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.5

「神々のサンレイを大人一枚……」
「はい!神々のイタダキですね!」


(^_^)


タイトルも読めず、国産アニメだと勘違いしながらの無知鑑賞。地味だけど誠実に作られていて、違和感のない昭和の日本と
>>続きを読む

映画ざんねんないきもの事典(2022年製作の映画)

2.8

3編オムニバス。豪華声優陣。『ペンたび』だけ抜群に面白くてそれ以外はつまらないという絶妙な塩梅。すべてにウンチネタが出てくるけど、劇場のキッズたちは笑っていたのでいつの時代も子供にとってウンチは普遍的>>続きを読む

それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル(2022年製作の映画)

-

フィクションにさえコンプライアンスが浸食してくるこのご時世でも、しょくぱんまん号の屋根で優雅に寝そべるカレーパンマン

ドリームプラン(2021年製作の映画)

2.9

感動的にラッピングしただけの結果オーライ。妻という代弁者がいるので多少は溜飲が下がるけれど、銃を持って若者を探してしまう時点で失った説得力は二度と回復しなかった。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

面白い!メリハリの利いた日常とアクション。特にアクションは邦画最高峰……度肝を抜かれました。極道×メイドなどの予定調和は冗長に感じてしまう部分もあるけれど終始楽しい。髙石あかりさんがムックの達郎みがあ>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.4

ダヴィドの心情がよくわからなかった。父親の喪失を経て墓ダンスの誓いをするに至った彼の気持ちを推し量ることができず……主人公もそこを理解したうえでの行動だったのかもよくわからなかった。クラブシーンも良い>>続きを読む

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.3

ニコラス・ケイジをオコラス・ケイジに進化させて他のポケモンたちとバトルさせる劇場版ポケットモンスター。ホラー映画にありがちな行動原理不明ヤングたちがノイズでしかなく残念。曲だけが無駄に良かった。

>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.2

おもしろそうな設定なのに取っ散らかっちゃって盛り上がりに欠ける。ヴィランたちがただただ暴れ狂う様をみたかったのになぁ。キャラのパワーバランスもとれていないので無謀だろと思ってしまった。ジャレッド・レト>>続きを読む

必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

2.0

ゆるキャラのPV。カメラについたゴミくらい取ってくださいよ。
ヒロインを演じたアリッサ・ケンピンスキーのインスタに「I’m fine.」と書いてあるのが最高なので甘めの採点になっております。SHE'S
>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.7

誰もが秘める「老い」という潜在的な(または現実的な)恐怖をスピーディー&コンパクトにまとめていて面白かった。粗はあるけどそこも含めて人生。ラッパー設定だけは必要性よくわからなかった。あと、最後のあの人>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.5

年々、こういう作品を観るのがしんどくなっていく……

The Taste of Nature 世界で一番おいしいチョコレートの作り方(2021年製作の映画)

3.4

前編はカカオってこんな感じなんだーチョコレートこんなに手間がかかってるんだーと未知に手を伸ばす感覚で楽しめたけれど、後編のカカオ探訪記は疑問が残った。他国や大自然を感じられるのは良いけれどそれは副次的>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作ファンとして不満はあるのですがちゃんと楽しめました!

会話が主軸なのでどうしても台詞量が多くなってしまう中、こうかんノートの始まりなど潔く台詞カットしたり、キャラクター(原作でいうと藤本とか)カ
>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

作中の「マシンがすごすぎて……」という台詞が全てで人間味よりお金とテクノロジーが土台となる活動にモヤモヤしてしまう。アン・ハサウェイも恐怖を抱いていた敵キャラを強力な武器で吹っ飛ばしちゃうから結局「暴>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.3

バットマン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フーリマン。マンマンマン。スケアクロウ君が小綺麗な片桐仁みたいで良かった。クリストファー・ノーランのカット割りは格闘シーンと相性悪すぎませんか。主人公に対>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.9

実話を元にしているから物語としてはありきたりだけれど、2時間半ずっと楽しいのはキャストが良すぎるから。ガガ様含めグッチ家の面々が最高。目立たないけどパオロの奥さんも良かった。戸惑いながらも声を止めない>>続きを読む

ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦(2020年製作の映画)

1.1

こんな映画(?)を他人に観せようと思うことのほうがホラーだし、それをAmazonが配信しているのは大統領命令としか思えない。夢ならサメてくれ。

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.5

レコードのようにグルグル回っているだけで先に進んでいないような気持ち。でも必ずやってくる終わり。

陽よりも陸の印象が強く残ったな。心臓の形が人とは違う彼は「形」というものに囚われる。夫婦は一緒にいる
>>続きを読む

キック・オーバー(2011年製作の映画)

3.0

吹替視聴によりクリント・イーストウッドのくだり面白さ半減疑惑

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.7

パンクやロックを免罪符に迷惑をかけまくる人が嫌いなので主人公も好きにはなれなかったけれどバックグラウンドが垣間見えることで多少の溜飲を下げることができ(?)社会的な小物感(バスのおばあちゃんからしたら>>続きを読む