manamiiさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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パッション(2012年製作の映画)

3.2

仕事や恋愛における女の嫉妬ったらある意味ホラーより怖い。狡猾で厭らしい!目が笑ってないヨ!そんな女のドロドロ愛憎劇から、事件が起こり、サスペンス展開に。撮影手法や音楽のいかにもサスペンス!な感じ、2分>>続きを読む

ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)

3.9

余命3ヶ月の宣告。私ならその時を愛する人たちと過ごしたい。でも彼のした選択もありなのかもしれない。誰もいなくなった静かな海岸で、ひとり横たわる彼の表情は穏やかだった。最期は死を悔やむより受け入れ、穏や>>続きを読む

極道めし(2011年製作の映画)

2.7

記憶に残る”めし”には、愛がある。作ってくれた人、一緒に食べた人との忘れられない思い出。匂いや味、音さえも鮮明に。ラーメンすすりたい。

トランストリップ(2013年製作の映画)

2.0

主人公が覚醒して、友人たちを次々と…っていう感じかと思ったらそうではなく、主人公が徐々に精神崩壊していき、最後には…という話。確かに、初めての外国で、初対面且つなんかちょっと感じ悪い、いとこの友人たち>>続きを読む

長い散歩(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人生は長い散歩…ほんとその通りかもなぁと思った。

母親から虐待を受け、傷つき、立ち止まっていた幸は、松太郎に救われ、再び歩きだす事ができた。これだけなら、心温まるハッピーエンド。

一方、贖罪のため
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バビロンの陽光(2010年製作の映画)

3.9

「傷つけられても相手を許すのよ」憎しみではなく、許しを。憎しみあっていては前には進むことはできない。しかし、私なら許せるだろうか…。父を探す旅を通して、少年は成長していく。たった12歳の少年でもこの惨>>続きを読む

THE JAPANESE TRADITION 〜日本の形〜(2006年製作の映画)

3.5

海外の人向けの日本紹介ビデオ風映像作品「日本の形」。箸、折り紙、謝罪、宴会など数エピソード収録。正しい情報も織り交ぜながら、おかしな情報が紹介されてる。日本に対して変な認識をしている海外の人ってたまに>>続きを読む

ビザンチウム(2012年製作の映画)

4.0

命は永遠なれど儚い… 静かで美しいヴァンパイア映画。”ぼくのエリ”であったり、こういう雰囲気の作品は好き。ヴァンパイアになる方法がユニークで、またそのシーンは恐ろしくも美しい。200年という歳月の重み>>続きを読む

プレシャス(2009年製作の映画)

3.0

父によるレイプ、母による虐待。まるで負の掃き溜めのような家で「プレシャス」という名前とは、ほど遠い扱いを受ける日々。唯一彼女が笑顔でいられる妄想の世界、それはみてるこちら側としても救いだった。決してハ>>続きを読む

Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

3.8

ヒース・レジャーの急逝により、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが次々とヒースの役を演じる展開、もともとそういう脚本であったかのように、摩訶不思議な世界観に合ってた。豪華俳優陣にウット>>続きを読む

日々ロック(2014年製作の映画)

2.4

勢いについて行けず、置いてけぼり。中田ヤスタカプロデュースぽいアイドル(こんな二階堂ふみもあり♡)が数いるバンドの中で何故、日々沼のバンドに魅力を感じ曲を依頼したのか。そこまでの魅力が伝わってこなかっ>>続きを読む

サード・パーソン(2013年製作の映画)

3.9

巧妙。同監督の"クラッシュ"が好きで、今作も色々な人の物語が交錯する展開は似てるけど、難解だった。監督自らが語る物語を読み解くヒントや、色々な方の見解を読んで観た2回目にして、監督が「3つのラブストー>>続きを読む

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.7

2人のベロニカがそうであったように、はっきりとは分からないけれど、何かを感じる感覚。… 明確に理解できていないけど、不思議な魅力が感じられる作品だった。とにかく、全てのシーンが美しく芸術的。

ガタカ(1997年製作の映画)

5.0

遺伝子の優劣により格差がある世界で、「不適正者」とされながらも、宇宙飛行士の夢をあきらめないヴィンセントと、優秀すぎるがゆえの遺伝子により夢をあきらめた「適正者」ジェローム。そんな2人の関係性がとても>>続きを読む

アカルイミライ(2002年製作の映画)

2.8

クラゲはウミヘ、若者たちはドコヘ?タイトルが意味する「アカルイミライ」とは何だったのか。曇天のような薄暗さと虚無感。私には明るい未来は見出せなかった。エンディング THE BACK HORN 「未来」>>続きを読む

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.3

スペインの美しい街、スパニッシュギターの美しい音色。…そんな旅先でふらっと恋に落ちてしまうのもわかるけど、やっぱり冷静さは欠いてはいけないな...。(冷静さを失うほど求めてしまうものが恋なのかもしれな>>続きを読む

マップ・トゥ・ザ・スターズ(2014年製作の映画)

2.7

光を浴びた分、影も強いんだろうか…。さぞハリウッドセレブはきらびやかで華やかな生活してるんだろうと思えば、見事に心病んだ人しか出てこない。華やかな世界も憧れるけど、やっぱり普通が一番だな。なんにせよ、>>続きを読む

手紙(2006年製作の映画)

4.0

犯罪を犯す事による代償の大きさ、どんな事情があろうと罪を犯せば善人も悪になる。そしてたとえ一人で犯した罪であろうと、家族や周りの人までも背負わされてしまうんだ…。加害者家族、被害者家族の苦しみは到底計>>続きを読む

チャット 〜罠に堕ちた美少女〜(2010年製作の映画)

2.7

邦題だと、事件主体っぽい。原題「TRUST」家族(主に父と子)の信頼関係がテーマのおはなし。殺してやりたいくらい犯人が憎い、お父さんの気持ちもわかるけど、一番そばにいて娘を守るべき父が犯人にばかり目を>>続きを読む

JOY(2015年製作の映画)

3.4

機内にて鑑賞。人生山あれば谷ありとはまさに。でも、絶望的な谷底で諦めず、這い上がろうとする者こそ成功者になり得るのかな。1人の主婦が手を使わず絞れるモップを発明した事から始まるサクセスストーリー。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.7

息遣いが印象的。自然は美しくもあるが、恐ろしいものでもあると思った。

カワイイ私の作り方 全米バター細工選手権!(2011年製作の映画)

2.3

カワイイわたしの作り方…?ほんと邦題ヒドイ。主人公が驚くほど魅力的でなくて、全く応援できない。後半もはやディスティニーが主役じゃないか?ていう。里親との交流とか、ディスティニー視点のストーリーは良かっ>>続きを読む

マシニスト(2004年製作の映画)

3.3

不眠症って怖いわー。1年にも渡る不眠症の原因は最後の方で明らかになるのだけど、謎だった点が繋がりスッキリ!ずっと縛られていたものから解き放たれた解放感!肉体改造は勿論ながらクリスチャンベイルすごい、て>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.9

デイジーのパリでの出来事のように、人生は1本道ではなくて、様々な分かれ道があり、その選択で大きく変わっていくものなんだ、と。それは人との出会いもまた同様に。ただ一つ変わらないのは、人は生まれたら、やが>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

4.0

漫画で競い合うシーンをアクションとして表現するなど演出が面白い!テンポも良かった!映画としての面白さとともに自分の知らなかった漫画の裏側の世界を見れる面白さ。原作は未読。でも続きが気になるし読んでみた>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

4.3

テーマや話の展開は割とベタなんだけど、やっぱり泣ける…。1人では不可能な事も2人ならきっと可能になる。孤独を知る不器用な2人の成長と、人間とバケモノ、血の繋がりを超えた親子愛と絆の物語。

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.7

2の性的嗜好は私には理解できなさすぎる。疲れきったシャルロットゲンズブール、もう見てて色んな意味で痛々しい。肉体的にも精神的にもキツイです…

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.7

2より1の方が好きだな。ステイシーマーティンの空虚な、憂いを帯びた表情が美しかった。

CASSHERN(2004年製作の映画)

2.8

良い悪いは別として、独特な世界観は面白い。アクションシーンの演出や効果音が笑える。

ゆるせない、逢いたい(2013年製作の映画)

3.6

対話しよう。たとえぶつかりあって、傷つこうとも。好きな人、お母さん、親友、しっかり向き合い気持ちを伝えあう終盤のシーンは、せつなくも、じんわり優しい気持ちに。