りんごあめさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

りんごあめ

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15歳、アルマの恋愛妄想(2011年製作の映画)

2.5

終始、地に足つかないかんじ。曖昧。北欧版ソフィアコッポラではないというレビューは読んでいたけど、影の部分がまったくなくて物足りなかった。でもドレス姿のアルマには見惚れた

ユキとニナ(2009年製作の映画)

4.0

子どもながらに親や環境の変化に気づき、戸惑い、反抗する姿がとてもリアル。ユキは口数が少ない分、視線から語られる心情が多くて、森の中で岩陰からまっすぐ見つめるシーンがとても印象的だった。

ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界(2012年製作の映画)

4.3

いくら親でも親友でも、やっぱり全てを分かり合えるわけではなくて、自分を100%理解できるのは自分しかいなくて、それでも自分を守るためには多くを割り切って許さなくちゃいけなくて。最後の詩を書くシーンがと>>続きを読む

クロニクル(2012年製作の映画)

4.0

あんな風に空を飛べたら怖いけど気持ちいいだろうなと思った。超能力とゆう非現実的な状況も、自撮りしている設定だから実際に投稿された映像を見ているように感じられて、非現実的になりすぎていないところがいい。

舟を編む(2013年製作の映画)

3.7

自分の生きがいになるような仕事ができるっていいなと思った。辞書はいままで辞書という出来上がったものとしての認識しかなかったから、こうやって作られていると知ってとてもおもしろかったし、言葉を通じてまじめ>>続きを読む

スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

3.5

スタンリーの
みんなの前ではいつも明るく振る舞うスタンリーがとてもいい子でかわいかったし、子供同士の友情にも、ほっこりした。でも、同時にインド社会の現実も浮き彫りにされていて、子供目線で描かれているか
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.5

初めてインド映画を見たけどとてもおもしろかった。長いけれど、話が一転、また一転とテンポよく進んでいくので最後まで楽しめる。インド映画特有の歌とダンスも、それを通じて人物の心情が鮮やかに描かれているので>>続きを読む

ナルコ(2004年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ギュスはナルコプレシーという持病をもっているけど、夢と現実とを行き来するなかで、夢の中の体験をコミックにすることに、生きる意味を見出してく。でも最終的にナルコは克服しても、夢を見れなくなってしまって、>>続きを読む

ナタリー(2011年製作の映画)

3.2

私も、なんでもない日にPEZをプレゼントされたいと思った。とにかくパリの街並みとオドレイ・トトウが素敵すぎる。最後に庭でナタリーの一生を振り返るシーンが好き。

スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記(1970年製作の映画)

3.0

15歳のペールとアニカの、恋の物語。まだ子供といってもいい歳のふたりがおもいっきり背伸びして恋愛してる姿はキラキラしてた。アニカがとにかく可愛くて、タバコを吸っているシーンなんてモノクロだったとしても>>続きを読む

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.6

桜のシーンのなめらかさとか、水の上を吹く風の早さとか、風景描写がとても繊細で美しかった。かぐや姫が走るシーンは本当に見入ってしまった。

情愛と友情(2008年製作の映画)

3.8

レポートのために見ましたが、原作よりもチャールズとセバスチャンの関係が濃く描かれているなと感じました。カトリックを信仰することで神の意図が現世で人にどのようにはたらきかけているかをあとづけするような物>>続きを読む

フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最後の最後までほんとうに映像がきれい。出てくる美術も、音楽もいい。不眠症がきっかけで時間を止められるようになるという設定は非現実的だけど、止まった時間の中であたらしい想いが動き始めるというのはロマンチ>>続きを読む

俺俺(2013年製作の映画)

3.0

軽い気持ちで俺俺詐欺をしたら

ちょっとした小物とか、カメラワークは面白かったけど設定が??なところが多かった。
加瀬亮とふせえりさんのキャラは好きだった

ウィ・アンド・アイ(2012年製作の映画)

3.6

休暇前の学校最終日の帰りのバスの中。バスを降りればそれぞれの現実が待っているけど、バスの中は自分たちの世界で好き勝手。というのが最初のイメージだったけど、スクールカーストとか、家族とか恋人とか自分自身>>続きを読む

ヒステリア(2011年製作の映画)

3.2

女性のヒステリーが、病気として、こんなふうに治療されていたなんて驚いた。女性の社会進出はまだ認められていない時代だけど、なんでも、いっしょくたにヒステリーでくくられて女性はまだまだ大変だったなとおもっ>>続きを読む

セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.5

オープニングがすき。最後に心に余裕ができたセレステが今までなにも感じなかった風景に感動したり、今まではのみこめなかった小さなことを許せるようになった姿がとても愛おしかった

アニエスの浜辺(2008年製作の映画)

4.0

アニエス・ヴァルダの記憶。シネエッセイ
モノクロだった彼女の記憶が彼女自身のフィルターを通して再び色づけられていく感じ。
街中に数日間だけできる浜辺やくじらのおなかの避難所がとてもかわいい

おいしい生活(2000年製作の映画)

4.2

盗みをはたらいてるときが1番生き生きしているウディ・アレンがかわいらしい!金庫をバンバン叩いているシーンはおもわず笑ってしまった。金庫の開け方おしえてもらったのが最高の思い出っていうシーンもすき

サブマリン(2010年製作の映画)

4.5

ダサい男の子と真っ赤なダッフルコートが似合う不思議な女の子。不器用ながらに背伸びしてる感じと厨二っぽい感じがけっこう好きだった。全体を通して薄暗い空が象徴的で、そこがまたイギリスっぽいと思った。ショッ>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.6

クッパとかいろんなキャラクターがちょこちょこ出てくるのがおもしろかった。子供ができたら一緒にみたい

テッド(2012年製作の映画)

3.5

雷兄弟がかわいかった!ベッドでうたうシーンがすき。パロディーだらけだったのでアメリカの映画とかに詳しければもっと楽しめそう

おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.7

最初から最後までけんか。場面もほぼひとつなのにあきないのがすごい。おとなのけんかってものすごくこどもなんだなあ。
途中、はっちゃかめっちゃかな感じだったけど、見終わったあとなぜかわたしまでスッキリした

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

4.5

マーゴとルーの夫婦生活があたたかすぎてわたしなら絶対手放さないのにと思ったくらい。ブラックジョークの掛け合いも家も服も全部かわいいし、水のシャワーのエピソードは愛おしくて涙が出た。安心とときめきって天>>続きを読む

恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

3.8

絵本の中みたいなかわいい世界。夢と現実が錯綜しすぎて、少しじれったい部分もあったけど、現実の恋愛もそのくらいじれったいものなんだなと思った。最後には自分もあったかい気持ちになった

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

4.5

ミシェル・ゴンドリーの世界観がぎっしり詰まっていた。クロエとコランの人生が転落していくにつれて、映像から徐々に色が消えていく演出が物語の結末にさらに重みを出していた。前半のコミカルなファンシーさがそれ>>続きを読む

チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜(2011年製作の映画)

4.0

絵本の中のような世界観にうっとりさせられる。主となる登場人物は誰も救われなくて、切ないラストだけど、独特のコミカルなテンポで話が展開していくので、終わったあと全て夢だったのでは?と思うくらい、彼の最後>>続きを読む

ペルセポリス(2007年製作の映画)

4.2

暗い内容だけど、ユーモアたっぷりに描かれているので、重くなりすぎない、でも、美化されずに現実に忠実に描かれているので新鮮な場面がたくさんあった。日本人は切腹しているか怪獣をつくっているかのどっちかって>>続きを読む

小さな恋のものがたり/リトル・マンハッタン(2005年製作の映画)

4.0

少年の一夏の恋を描いた作品。テンポよく物語が展開するし、コメディタッチなところも多いのでおもしろかった。空手のレッスンを通して仲が深まっていく様子が微笑ましい!最初のデートが公園でアイスをたべる!って>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.4

まさにアメリカンドリームを描いた物語。ロバート・レッドフォードの華麗なるギャッツビーよりは謎っぽさが足りなかったきもする。キャリー・マリガンがとってもキュート!

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.5

ベタな恋愛映画かとおもっていたけど、ユーモアたっぷりで最後まで笑えた。星野源の役が本当に気持ち悪かったけど、なぜか違和感がない、、!

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.2

努力をしても手にいれられないものってあるけど、ひとりじゃなくて、みんなでなら叶えられて、成長していくって過程がキレイに描かれてた。サリーとマイクは仲の良し悪しを問わずに最初っからでこぼこコンビだなと思>>続きを読む

恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)

3.0

本当に最初から最後まで恋のから騒ぎという感じ。他の作品に比べると結末が少し腑に落ちないかなと思う。息子を持つ夢をあきらめられないおじいちゃんがかわいかった。

砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.2

ユアン・マクレガーが演じる主人公の魚博士のキャラがかわいかった。ほかの登場人物もひとりひとりのキャラはいい。映像がきれいで、クスッと笑える要素も所々あった。タイトル通り砂漠でサーモンフィッシングなんて>>続きを読む