KaNaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

叫びとささやき(1972年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

タイポと深紅が最高

深紅レースコルセット
上流階級を堪能させていただいた

豪華絢爛な家なのに荘厳とかではなく
妙に居心地の悪い沈黙だった

最終的に沈黙に帰着したのは諦念にも思える

アンナの顔立
>>続きを読む

モロッコ(1930年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

トゥルーラブなのに、砂漠はせこいです
あんなに切ないラストシーンがあるんですか

金で解決できることが多いのに、金を捨てると途端に苦しいのはなぜ
金を持っていても滑稽なのは何故

実質的な死刑宣告
>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

静寂こそ平穏の場所ってマジで共感
優しい気持ちになれる

最高にクールすぎる決断、ロックだろ

アメリカン・サタン(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ロックって自分を表現するための音楽じゃないかんね

自分の弱さゆえのバイオレンスやろ

自分が悪と契約した所以の男の父に自分が助けられるという大皮肉良かった

悪人(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

悪い意味ではなく、結局全員深くも浅くもないのがよかった
深津絵里だった。

ふとした時に、ロマンスに思えて、これが美しいわけじゃない一般人の事件だったとしたらと考えて、多分ここまでロマンを感じられなか
>>続きを読む

エンドレス・エクソシズム(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全部自分との闘い説を唱えたくなったな

悪魔(ハンナ)とメーガンは一緒って事で
メーガンが作中薬飲んでたら多分殺されてたけど、そこを断ち切ったっていう
薬物乱用禁止映画に感じたぜ

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.2

普通に現実であってほしいわ
ずっと荘厳なクラシックかかってたのに後半めちゃ静かでめっちゃ緊張した

花様年華(2000年製作の映画)

4.8

語らない恋愛が好きだけど
語らないと始まらないのが現実なんだよな

ドラキュラ(1992年製作の映画)

5.0

あー‼️あー‼️
やっぱり19世紀のハイファッションは最強
ルーシーの花嫁ドレスのひだ襟はブチ上がったな

レンフィールドの拘束衣がまるで
issey miyake

荘厳、山場も最高だった
儚、、、

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.2

本当にこうやって誰も報われないの普通にそりゃそうだよなと思う、だって何を求めてるか全員違うんだし善悪の定義なんてもんはここにはない
エヴァに限らずマジですれ違いってこういうことなんだと思う極論

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

映像は嘘をつかない美しさもあるけど
こういうの撮ってる時の撮ってる側ってマジで何してるんだろうとは思う

お金をたんまり稼ぐのに倫理観を捨てなきゃいけないならそこまでしなくていいやーって感じで
振り切
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.8

バーのマスターが空気読めすぎる
芸術評論家、しっかり私情と区別して賞賛してたとこかなりアツかったな

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

石橋静河の声がすごい良かった

間違いなく関わり合いたくないのはもりぐちさん?なんだけどあの手は意外とゴマンといる

女の子としては確実に「僕」に魅力を感じてしまうけど穏やかに生きたいなら確実にシズオ
>>続きを読む

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

AIがハマり役すぎた
断然松子おばさん愛しちゃうタイプなんだけど
それは全部見てるからそう思うだけで、
生き様を知らなかったら私も悲鳴をあげてしまうだろうなと思ったら
とてもヒヤっとした
自分を全部理
>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

5.0

くわ〜〜〜〜

好きです
これトゥルーラバーの話だから

構図といいロケーションといいカッコいいやつのやることは全部かっこいいってこれのことだから

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.0

服だねかわいいね
ラストの顔は諦念を抱えた究極の母性だったね

es [エス](2001年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

私の思う悪が看守で
善が囚人

善と悪、囚人と看守の二項対立
相反するのに人間という一つの大きな枠組み

前者の囚人は実は金に執着をしていないけどリタイアをしている人もいるから、私の思う倫理観を備えて
>>続きを読む

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

自然に対しての尊大なリスペクト
そして人間以外の何者にもなれない悲しみ
物質主義を檻の様に感じてしまう感受性
未知との遭遇という非現実体験
文学的な彼の求めた究極の形

自然を前にして恐れるのは人間に
>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

エンドロール24個あんのはウケた

ここまで来ると全人格見たかったな
好きです
苦痛を知ってるものが強くなるのはすげー分かるけど、だから人傷つけていいってわけでもないしほんと病名とか多すぎてどこまで本
>>続きを読む

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ずっと涙が止まらない
全員が自分らしく生きようとすると怒りが生まれてしまう
自分が体験したことじゃないから想像でしか量れない事が悔しいけど
自分の物差しでしか物事を測ることができない人にも何かの思いが
>>続きを読む

赤い靴(1948年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

極論を言うと芸術に真摯すぎてアイドル恋愛禁止!みたいに言ってしまうおじちゃんの気持ちも分かるし、愛という情動が二人をさらに深くさせる気持ちも分かるし、ただ、踊るために生まれた赤い靴の女を、踊り子として>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

4.8

極論、全員が正直に生きたらこれだよな
気持ちいいわー

家庭とか育ちとか、出してみたけど、結局は殺したいだけだからナチュラルボーンだよな
言ってることもそんな意味ないで、みたいなそういうピュアな心大好
>>続きを読む

八つ(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

よく考えれば綺麗なお家だけどそうはうまくいかないしただれた肌が苦しかったな

言葉も理解できるし頭では認識できても身体と分離してる感じだった
とにかく悲しい気持ちが押し寄せてくる感じだった
言葉が無力
>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

アンドウとモリタってストーカー気質だし気持ち悪さが類似してるのに殺すのと殺さないの違いってなんだろう、って孤立だわ

アンドウは憎めないし、あいちゃんが一番強い気がする

話が通じない気持ち悪さがとて
>>続きを読む