ナユRAさんの映画レビュー・感想・評価

ナユRA

ナユRA

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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.7

落語みたいな話で地味におもろかったな。主人公は彼女名義の家で同棲しててでも浮気しちゃってバレて逃げて知り合いや家族の家を転々としていく。まず今日泊めてと言える人がいるのが羨ましいなと思った。時々なんか>>続きを読む

ひとくず(2019年製作の映画)

3.6

ずっとシクシク泣いてた。人に優しくされた経験から同じように優しくできることもあるし、自分がしてほしかったことをしてあげる優しさもある。なんだろ同じ優しさでも後者はとても切ないんよな。この映画は後者を描>>続きを読む

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.6

携帯があればなあ🤔
とにかく役者も衣装もインテリアも何もかも映える映える。
私はおしゃれだから部屋にチューリップを飾り祝日の朝からこれを流す。まだ午前中。完璧。ワナディーズのYou and me so
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赤ちゃんはトップレディがお好き(1987年製作の映画)

3.8

NYのバリキャリがある日いとこの赤ちゃんを引き取っててんやわんやするコメディ作品。たまたま見たけど面白かった!まず衣装とインテリア、そして赤ちゃんが可愛くて眼福すぎた。80年代の後半で女性が企業の幹部>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

長かったな〜。膨らんだ袖とフリル。上半身にボリュームを持たせてスラッと長い脚を見せるバランス。色もカラフルで衣装がとにかく眼福でした。男が女を家に閉じ込めたい理由。お、おまえもフェミニズムの話かーい。>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

4.3

若い人ってこんなにきれいだったけ?繁忙期でヘトヘトになった金曜日の夜に見て涙が出てきた。肌が白くて細くてしなやかな女の子。あれー?若い子ってこんなに美しかったけ?尊すぎる。(泣)みたいな。私もかつてこ>>続きを読む

はりぼて(2020年製作の映画)

3.5

ちょろまかしてまで欲しいお金って呆れる。不正受給ってテンションさがるね。だけど政治家に目を光らせる方法知らないんだわ。政治との関わりが選挙だけなんよ。とりあえず、私は疑惑の人を問い詰める仕事が楽しそう>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.5

おしゃれ!!私、青色が好きなんだが、この映画に出てくる青。とても良かった。弱々しい少女が後半怒りの炎をメラメラと燃やす感じパンクでかっこよかった。初めてアキさんの映画見たけど、色彩とインテリアがおしゃ>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.0

アクションシーンはかっこよかったけど、なぜか退屈だったな。2人のゆるい会話がなんかハマらなかった。1作目の方がおもろかった!

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

自分のリズムで生きられる幸せ。そのリズムを他人に崩され生まれる悲しみや喜び。どっちも完璧な日々なのよ!
通勤電車に乗らず、比較してしまう同僚らがいる職場にも行かず、都会の静寂がある朝に1人車運転して、
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.6

今日は低気圧のせいか気分が少しブルーで、役所広司が就職おめでとうって慕う人たちにお祝いされる姿に泣いちゃった。人の善意や期待とか映画では客観的に見れるだけで、自分では中々気づけないだけできっと私も他人>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

東京オリンピックで見たかったやつこれやん!私は一生忘れないよ!東京2020 の期待外れの開会式!マリオと共に育ったと言っても過言ではないから、刺さる刺さる。馴染みのものってめっちゃ心動かされるわ。新作>>続きを読む

わたしの魔境(2022年製作の映画)

3.1

ドラマパートとインタビューパートで構成されてます。ブラック企業で心身ともに病んで癒やしを求めてカルト教にハマる。心の傷とか孤独感の受け皿がカルトになるのか。そうなるとオウムはただの過去じゃなくて、常に>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

最大のツッコミは産業用ロボット並みのパワーがあるところ。Aiには依存性がある描き方はよかったけど。その依存性を利用するわけでもなく、ありすぎるパワーで人形自身が人を襲うという古典的なホラー作品になった>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.5

クールなおばさんサラ・コナー登場シーンがクライマックスだった。歴史は繰り返すて事なんだろうがT2とほぼ同じ話でロボットもiPhoneみたいにそこまで心躍るモデルチェンジじゃなかったから、期待値があるだ>>続きを読む

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

4.2

めっちゃ人気ないやん。でもわたしは涙ちょちょぎれたよ🥹子供の頃にいた想像の友達。って設定が切ない。
大人になると現実に追われ想像することを忘れる。思い出せないものの存在に気づく感じは「思い出のマーニー
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.5

高級ホテルってわがままきいてくれるところだなんて知りませでした。好きな映画は?て聞いてこの作品を答えた人とは気が合わないと思うけど、自分にはない感性と映画へのこだわりのなさが一周回って好きになるような>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.0

5年後機械戦争が起こるぜ!!ジョン・コナーは今どこにいるんですか?
妄想淀川長治解説「怖いですね〜怖いですね〜再び未来からロボットが命を狙いにやってくるんですよ。しかもですよ。なんと2体もですよ。怖い
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ペット(2016年製作の映画)

3.6

ペットってなんでこんなに愛おしいんだろ。ペットの気持ちなんてわからないけど、もしペットがこんなふうに思ってたら嬉しいと思うと同時に泣けてくるのはなんでだろうな。私は死んだとき本当に辛いし、あとうんち取>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.7

どんな状況下でも生きる選択をして命を全うしていくのが人だ。戦争は悲劇。
現代は安全で平和で自由なのに。この「なのに」に続く不安や虚無感はなんなんでしょう。

奇跡の人(1962年製作の映画)

5.0

「心に触れたい」
人を語るにはもってこいの作品に思えました。コミュニケーションや知識欲って人としての当然の欲求で、それが満たされないのは本当つらい。不満や怒りがあふれるのは当然。親は愛はあるが哀れむこ
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Winny(2023年製作の映画)

3.0

事実に基づくお話なので、こんなことがあったのか!ということが知れた驚きと面白さはあるけど、ドラマとしてちょっと退屈で面白くはなかったです。好きなシーンは東出がシャバに出てみんなでわいわいご飯食べながら>>続きを読む

アシスタント(2019年製作の映画)

3.6

職場のハラスメント体感作品。性格の悪いこと言うけど、この映画を見て自分は日々そこそこ楽しく生活できてるなと思った。それぐらい鬱々と胃がキリキリするリアルストレスを体感できる作品だった。それと少し思った>>続きを読む

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.6

個じゃなくて性別で判断される虚しさとか、人に負担かけちゃう迷惑にならないよう気持ちをぬいぐるみに話す、なんとも表現しにくい寂しさと言うかモヤモヤが描かれてたなあ。共感したよ。私の場合気持ちは日記もしく>>続きを読む

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

5.0

最高。デジタルアートの没入体験。荒いタッチのデジダルイラストの躍動感あふれるアニメーションがめっちゃかっこいい。(なんでポスターこんなダサいん?)ティーンエイジの微笑ましい掛け合いはユーモアたっぷりで>>続きを読む

金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(1997年製作の映画)

3.0

やっぱ青春時代の作品見ると気持ちが高まるよね。「kissからはじまるミステリー」めっちゃ好きな曲やねん。night tempoのリミックスが好き。本編について、まあ面白くはないよね。ただ舞台が上海で中>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

4.2

“恐怖心”に支配され分別がつかなくなること、行き過ぎた“正しさ”の成れの果て、人間の愚かさが描かれて強烈だった。自分は加害者にも被害者にもならないと、ただ「酷いな」と傍観者で見れたらどんなに呑気で気が>>続きを読む

恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール(2001年製作の映画)

3.6

4〜5人の芸術家と結婚したり子供作ったり、私の人生の100倍濃くてびっくりした。しかも自身も作曲家だもんな。楽しそうな人生で羨ましかった。この映画ではアルマの魔性性は伝わらなかったけど、伝記ものって、>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.6

気色悪かった。初めて見る平面と立体のコマ撮りは凄くて感動するんやけど、それも数分で慣れてしまってずっと家の中の話だから同じものを見せられてるようで、物語も詩的で入り込めなくてずっと見ることはできたけど>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.7

BLラブコメ。最初いがみ合ってた美男子2人が恋に落ちてムフフムフフ。イギリス王室の王子とアメリカ大統領の息子の禁断の愛の夢設定の胸キュン描写に何度キャー!と叫び床を叩いたことか。部屋を訪ねたとき「待っ>>続きを読む

ひろしま(1953年製作の映画)

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原爆体験のリアルを記録した作品。「おかあちゃんおかあちゃん」と泣き叫ぶ子供と子供の遺骨をお弁当箱に入れてた女性が印象的でした。これを観る人間は戦争に巻き込まれる側がほとんどで仕掛ける人間が観ない気がし>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.6

刺さるようで刺さらんかったな。もし子供がBarbieの実写版あるんだ!て喜んで見たらなんじゃこりゃ?て思うよね。ファンタジーとフェミニズムの組み合わせは今まで見たことなかったし、男性優位社会で押し付け>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.4

トップ・ガンの方がシンプルで楽しめた。160分は長すぎ。過去作のことなんぞ全く覚えてないし、予定調和の割に登場人物が多すぎかつ、セリフでの説明が多くて、アホにはついていけずトムが無茶するアクションシー>>続きを読む

火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.0

監督のインタビューと考察動画を見て久々に鑑賞。清太の父が海軍でお金を持ってたせいなのかちょっとプライドが高くて、俺ならできるって意気込んだものの悲劇を招いたって。どんな状況でも選択を間違えれば終わりっ>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

年齢差の友情はほっこりするし優しかったな。好きなものを共有する楽しさに年齢差は関係ないのと、年齢差があるからお互い良い距離感と気遣いができてて良かった。それとやっぱり下手でも1冊の漫画を一人で描き上げ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

いやいやいやいやいや、ネタバレも何も意味不明すぎて説明できへんて笑
ただやっぱそれが凄いなと感動した。
彼の脳内をイメージ化したのか、結論や正解を求めすぎる現代に苦言を呈して作ったのか知らんけどさ。や
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