mapetoさんの映画レビュー・感想・評価

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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

4.0

プオタ的にはロック様の妙義から始まったイントロでやられた。
ペイジ在籍時代のWWEをチェックできてなくてそれがよかったのかもしれない。
とりあえずWWE的バカネタがたくさんあってスゲエ良かったですね。
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米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー(2017年製作の映画)

4.1

熱い男。
沖縄の民衆がいかに今も団結を続けているか、この男から学んだ魂。
本当の民主主義革命の記録

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.7

自分が兄貴なだけにね。弟を可愛がってたもんで、これはクルよ。
自然の美しさの中で育つと、都会の構築というものが、或いは追い求めていたトラウマが、実話っていうのがすごいじゃない。
これ作り話だったらあん
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アキレスと亀(2008年製作の映画)

4.3

カルマなのかな、裏テーマは。
息子同士でどうこうしてるのも完全にソレだし、大杉漣がいい役してたなあ今回。こういうアートに従事している人間でやめないのはホントこういうやつ。んでもってたけし画伯の作品は素
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.3

アメリカン・ドリーム的なとりあえず、 CG技術ヤバい。びっくりした。
典型みたいなストーリーだけどこういうの好きだな。ハンバーグみたいな。土日に食うみたいな。ウッチャンの嫌味のない演技が好き。ヤマちゃ
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.7

やっぱロードムービーっていいなあ。もっと狙ってもいい思うけど、後半遊んじゃう。そこがすげーいい。ロードムービーの緩さすごい好き。完璧に近い中で、完璧を捨てることによって、いい空気感が生まれてくるの見え>>続きを読む

全員死刑(2017年製作の映画)

2.7

悪ノリ感覚で、役者がいいから嫌いじゃないけど、のびのびしてる感じとか。
メタのメタみたいな評論家目線と器用貧乏だなぁ。音楽はいいですよね。
でもそれも絵の勢いとリンク悪くて縦ノリ映画というか。
グルー
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ヨコハマメリー(2005年製作の映画)

4.6

まあ、ヨコハマ生まれヨコハマ育ちで、10年前、メリーさんのいき姿みたいな、人を見かけたりして、まああれはもう霊だったかとか解釈するしかないんだけど、そういう人間にとってこの横浜文化の生活を感じるしけな>>続きを読む

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

5.0

10年ぶりくらいに観賞。実はキタノ映画で一番好きなんですよ。
説明とか観念とかどうでもいいんだよね。2度目の観賞で気づいたのは、オチを冒頭で説明してるところ。これはほんとすごいなぁ。
リンチぽさもある
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ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国(2006年製作の映画)

4.0

ビースティーズのイントロでアガる人種がこのDVDを観ない手はない。
編集はノリノリかつおバカでカッコいい。
3MCのラップももちろんだけど、ミックスマスターマイクの擦りをこれでもかと堪能できる作品です
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火花(2017年製作の映画)

4.3

菅田桐谷の演技で作り上げたような作品。板尾監督の引いた仕事も見事です。
男の友情の物語なんで女が観てもしょうがないようなモノなのかな・・とも思ったけど、ラストのセリフは一芸の道を進んだものなら誰しもが
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.7

いい映画ほど不満が出てくるんだよな。
俺の父ってあまり父性がないから憧れてしまうね。こういう頑固な生き方はカッコいいよ。ミリオンダラーベイビーはダメだったがこれはアリ。映画を観て新しい発見があったわけ
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バスキア(1996年製作の映画)

2.7

NYアートカルチャーとパンクやストーンズを音楽に使うあたりいいけど、バンクシーがどう苦悩してたとか、あんまり描かれてない気がするなあ。
ウォーホールのボウイが見事な存在感。
心の細部までは突入できてな
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

うーん、面白いけどね。これを笑える黄色人種はいないよね。
コメディの要素っていうのは露悪的なまでの白人への嫌味のことなんだろうけど、ここまでされると、当事者でないと笑えないですよね。
昔メダルオブオナ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

2.9

すごくいい映画、アカデミー賞独占も納得がいく。
演技はメインの3人すごくいい。これ以上にない、というほどに。ボクシングに対する哲学が熱い。ブルースのある目つき。顔つき。これだけで眼福ものなのだが、苦言
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ゾルタン★星人(2000年製作の映画)

3.1

メロコアとかダサいヒップホップがテンポよく流れてひたすらバカ。
最高だなぁ。イケてない中流階級の白人二人がベロンベロンに酔っ払って・・内容は終始コント笑でも、テンポと音楽、あと冒険心(いたずら心)が素
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.9

黒人の多くを語ろうとしない雰囲気が一番好きだ。
日本の戦後純文学に一番近いとでも言えばイイのかな。日本人的見地から言って。
この監督のモノの捉え方好きだね。描き方と俗に云うんだが。
劇場で観ればよかっ
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.3

詩人はイメージを複製し写実し抽象化させていく。映画に詩性を取り込んだホドルフスキーのその脳内メタに全て、正解も何もない、迷い込んだ羊のように鑑賞者としてただ没頭すればいい。
意味を追い、それを感じまた
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MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間(2015年製作の映画)

4.4

こういうモノマネで最高で自作自演の映画静かに燃える。
マイルスの振る舞いはどんなシーンであろうとも画になるように映えるのですね。
螺旋階段の如きモノローグとのミックス掛け合いも絶妙!
クールな伝記映画
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ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ア・トライブ・コールド・クエストの旅(2011年製作の映画)

3.9

去年のアルバム最高だった。
NYCのストリートをスピード感よく撮ってMVとループしたトラックと混ぜてテンポよくトライブの始まりからネイティブタン、ファイフの病気のくだりまで一気に観せる。ほんと嫌味なし
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血と骨(2004年製作の映画)

5.0

二度目の鑑賞。戦後の関西朝鮮部落を力で制圧してきた男と家族の物語。
金俊平の猛烈な粗野な生き方、救いようのないストーリー。戦後の原風景そのものとも言える舞台と世界観。武の演技力の猛烈さと重厚な物語がよ
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

2.0

若かりし今の売れっ子俳優がちゃんと金かけたド派手なバイオレンスアクションをする。迫力はある。
でも当然子供だから子供らしい未熟さみたいなものをどんどん出して欲しかった。伏線の回収ももっとちゃんとしたオ
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.9

黒澤明の夢でマーティンスコセッシがゴッホを演じていたが、黒澤がその映画で観せた、油絵の麦畑へ入っていくというそれを役者のモーションを手描きで再現していくという、大風呂敷なアイディア。
豊穣な景色とパリ
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野火(2014年製作の映画)

4.4

原作とリメイク前未観。
酔うけど勢いある映像。迫ってくるような、或いは追いかけていくような鮮烈な撮り。あとを濁す鮮烈な超極限映像。低予算の不備は全く感じず。メタの入れ方も嫌味がない。何よりギラついた野
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.4

最後大風呂敷広げてきたなあ。でもちゃんと全部回収してった。
3部作のまとめ上げとして、各俳優陣の名演として、西田敏行は最高。
ピエールは色々みてきたけど今までで一番。
しっかりオチつけて、港での銃撃戦
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大怪獣モノ(2016年製作の映画)

3.6

いやー食らった。これはすごい70年代円谷オマージュに、ナンセンスを通り越してスカムと言うべきコメディセンス。
まずウクレレえいじに普通に大役を与えてネタもやらせて70年代円谷の影のドンをもって来るあた
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.3

絵で語るスタイルよりやり口で語るスタイルに変えて来た武

ヤクザ映画でヴァイオレンス映画だが二度目の鑑賞になると
セリフまわしと演技に目がいく

西田敏行の演技が最高だった前作よりグロシーン少なめ
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モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

3.9

ボケを拾わないスタイル
パイソンズの映画では一番予算かかってそう
他の作品から観たので意外とパイソンズにしては淡白
と思いきやラストは無茶苦茶!というか終始無茶苦茶
メタネタも今作でも浴びるほど入って
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その夜の侍(2012年製作の映画)

4.7

堺雅人 山田孝之を始め脇役も皆名演技でした
ユーモアと役者の間がどん底にダークな話を少し暖かいものにするような・・
ひょっとして監督は昭和の人情物が好きなのでは?と思いました
脇役が特によかったなぁ〜
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.7

柳楽優弥と菅田将暉の目を反らせない演技に目が行く
菅田将暉のファースト暴力シーンからそこ行く?ってな感じでハラハラした
ストーリー性について
というかその場で出会って特に印象もなく物語は進んでいく
S
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.5

全女で言えば北斗対神取級デスマッチ

貞子早ぇんだよ!と三村ばりにツッコミを入れたくなるし要所要所で端折ってはいるが(故にツッコもうと思えばいくらでもツッコめる)
白石監督ならではのアクの強いキャラク
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

いやあ面白い ケレン味ない粋な会話
アメリカのサグな小粋ってこんなんか??
日本なら江戸っこだろうねぇ!タランティーノ
伏線回収見事完璧な映画だなあ
パッとこのシーンが良かったっていう奇跡の連続でした
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GONIN(1995年製作の映画)

3.6

怪演名演技揃いの役者
暴力暴力雨暴力
雨の描写が印象的ですよね?
タランティーノとかが好きそうな手法で大金をゲットした5人それぞれを追いかけるストーリーです
ヤクザ映画にしてはロマンティックだしこれと
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.6

この人は脚本の状態で戯曲としての名作を感じていたのかもしれない
卑猥と官能 醜と美 半律したものの危うい一瞬の中に多くの美を捉えた傑作
非常に好みの映画で多くを語るべく存在する場なのでしょうが拍手と汗
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パッチギ!(2004年製作の映画)

4.2

良くも悪くも人種も北も南もアカも保守も同じ温かい涙を流せる!
という熱い映画
政治的背景理解してないとよくわかんない面はあると思うがこの辺の時代の日本の文化が好きなら入り込めると思う
ケンカのシーンは
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