mappoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.0

クサい台詞や演出が目立ち、原作の独特な関係性とその雰囲気を表現しきれていないように感じた。
ただ石原さとみ演じる梨花は素晴らしく良かった。

MEMORIES(1995年製作の映画)

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『彼女の想いで』ストーリーのまとまりが良い。SFを見た満足感がある。孤独な現実から逃避して嘘を愛するか、たとえ孤独でも現実を愛するか。
『最臭兵器』シチュエーションは面白いが、笑える所がなかった。
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.0

歌と映像は素晴らしいが、撮りたい画に無理やりストーリーを付け足したような薄っぺらい映画だなあと感じた。
暴力を振るう大人の男の所へ子供1人で行かせる大人達の無責任さ。他にも脚本に違和感を覚える場面が多
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

天才がハイリスクなカンニングを成功させるオーシャンズ系の話かと思っていたが、全くの別物で意表を突かれた。
貧困が原因で将来の道が狭まる社会には怒りを覚えるが、それでも他人のため、何より自分のために正し
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.0

映画って良いなあと思う気持ちが詰め込まれたシンプルで誠実で良い映画だなあと思った。
私はクリエイターでは無いからこの映画に自分は居なかったのだけれど、だからこそクリエイターに対して尊敬している部分が描
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

強いメッセージ性は無いけれど、観賞後は価値観がリフレッシュされたような気持ちでした。自分がどうありたいか、そのために大切にすべきこととそうでないもの。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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自分が人見知りなのでテーマがとても沁みた。人間は他人と関わって、自分を受け入れてもらって初めて自己肯定できるんだなと思った。
この映画は「優しい世界」ってやつだが、まずは自分がどう他人と向き合うかが大
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

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同性だからダメになるんじゃなくて相手の心が離れたから、周囲との状況が変わったからダメになるのが自然でいいなあと思った。
しかしベッドシーンは長い。

ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

5.0

カートゥーン・サルーン初鑑賞。ロビンが初めてオオカミの姿になり森を駆け回るシーンの"解放"が素晴らしく、感動してしまった。アニメーションは勿論だが、AURORAの野生を解放するような、喜びや祈りや叫び>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0

時代柄もあるが芝居がかった台詞で皆役割を演じているように見えて、自分勝手に生きているのが面白かった。
さすが蒼井優というかシーン毎に聡子の不安や昂揚や悲しみがリアルに伝わりとても疲れた。

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.0

世界観やストーリーからジブリリスペクトを感じる作品だなあと思いきや、バトルシーンの速さと迫力がもの凄い。どちらかと言うとTRIGGER寄りのアドレナリン系作品でした。これは吹替制作してくれて本当に感謝>>続きを読む

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

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美女と野獣で呪いが解けた王子を見て「なんか違う……」と感じてしまったのを思い出した。人はどうしても外見的な要素に比重を置いてしまうから、見慣れることすら出来ないのは本当に辛すぎる呪いだ。でも反対に、十>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

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エノーラがこちらに話しかけてくる演出が楽しかった。保守的な政治やフェミニズムの戦いに巻き込まれていく内容なのに、冒険記のようなワクワク感と軽さがあるのがとても良い。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

一度観ただけでは逆行のルールと時系列の理解が追い付かず、それがもの凄いストレスだった。しかも理解できていないうちは、登場人物の心情も全く見えないという点も良くない。映画の構成として面白いことをしている>>続きを読む

オールド・ガード(2020年製作の映画)

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シャーリーズ・セロンにキャーキャー言う作品でした。同じ髪型にしたい。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

嘘も吐き通せば本物になるパターンのやつ。
プリンセス編のタイトル通りの、まさにシンデレラストーリーでしたね。
どんでん返し感が物足りないなと思ってたらラストの落ちがすごい良かった。
赤星さん癒しキャラ
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はちどり(2018年製作の映画)

4.0

ヨンジ先生や彼女の意思を受け取ったウニのような、優しくも強い人々によって、当時の抑圧的で理不尽な社会が変わっていったのだなぁと感動しました。
素晴らしい出会いや他者への気付きと共に前進し始めるとても良
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

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人の人生がかかっている問題に対し、無関心・無知でいることは十分罪になり得るんだと思った。感動したり楽しい映画ではないけど観て良かった。