teru1962さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

teru1962

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黒い太陽(1964年製作の映画)

3.4

すこし肩透かし。いまやほぼ忘られた作家河野典生。20代の頃ほぼ読んだ。スタッフキャスト問題ないのに、まあ少しアタマで考えすぎな映画だった。かなり好きな蔵原惟繕監督だけど、やはりヒット&エラーで傑作に辿>>続きを読む

小さな兵隊(1960年製作の映画)

3.4

アンナ・カリーナだけの点数。しかし、普通に上手いはずなのにこれって…

忍者武芸帳(1967年製作の映画)

3.9

これは大島渚の裏傑作なのでは。現在のコマを最大限に活用したとしたら、なお凄い。やはり日本人はアニメに向いているのかと。あとは大島先生普通の映画もイケる証明ですな。しかし、その札をほとんど遣わずに終えた>>続きを読む

ゴールデン・エイティーズ(1986年製作の映画)

3.5

自分が求めるアケルマンはいない。ドゥミみたいだけど…女性陣はみなキュートなのに。

一晩中(1982年製作の映画)

3.8

自分が求めるアケルマンがある。多分、アイデアメモを床で整理してからタイプを打ったと妄想できる。夏の夜なので女性の衣装が地味でも外に向かってる感じがして好きだ。

ダークグラス(2021年製作の映画)

3.8

やれる事はやったのは感じる。やはり、この手のものはヒロインが好みじゃないと減点になってしまう、ただの映画好き。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

成功を、描くのは難しい。まったく嫌味なないし当時のNIKEの中のチャレンジャーからビジネスの間を社内の雰囲気が良い。でも、なにか乗り切れなかった。

天草四郎時貞(1962年製作の映画)

3.8

巷間の噂は一部でやはり手練れの技術があれば多少のトリッキーな話もカバーする。無論、これでは当時のチャンバラファンはNOだろうが。

トリとロキタ(2022年製作の映画)

4.0

頭で分かっている現実を突きつける。映画としても素晴らしいが、それは「フェイブルマンズ」で垣間見せた映像の魔力。

懲役太郎 まむしの兄弟(1971年製作の映画)

3.5

シリーズ第1作らしい、手探りな感じ。アホネタは山田洋次の方が上。キャラクター造形は良い。

イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)

4.0

保留付き。アサイヤスやりたい放題。
アバンギャルドぽい「黒蜥蜴」と勝手に思う。

伴奏者(1992年製作の映画)

3.7

クロード・ミレールの良さは感じつつ、音の繋ぎは正確。ボーランジュ父娘どちらも役にピタリ。少しだけ普通っぽい話なのが残念。

殺しの烙印(1967年製作の映画)

3.7

かなり、久々の再見。ショットは相変わらず格好良い。「拳銃は俺のパスポート」がかなり好きなんだが、清順さんの力量がこのヘンテコ映画でも上だと思い知る。

テス 4Kリマスター版(1979年製作の映画)

3.9

これはポランスキーによる「西鶴一代女」ではないか!(他作品もまざる)撮影のルックが素晴らしすぎ。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.4

全体の何分の1かは頑張ってるし、格好良い。しかし、TVならすっ飛ばせる設定の屁理屈が相変わらず下手。自分の弱点なんだから澤井信一郎さんにでも手伝ってもらった方が良かったのでは。かつて、加藤泰さんに好き>>続きを読む

陽のあたる坂道(1958年製作の映画)

3.7

もうマコちゃんと、いづみちゃんの最強ヒロインズにメロメロです。しかし、地味ながら絶妙な田坂具隆演出、些細なところにマキノ師匠と付き合いがあるのが分かる。昨今の映画の上映時間が長いのとほぼ同じ構造と思わ>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.8

色々としっくりくる。デルトロの一貫した姿勢をこの初期作にも感じる。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

長い映画の娯楽系の歴史の成れの果て。やはり、いつ登場するかによって作品の運命は左右される。ソクブンさんの方が1000倍上。

落葉(1966年製作の映画)

3.8

「唯一、ゲオルギア」を観た直後な上に、イオセリアーニらしさもあって充分楽しめた。やはり、前知識はあった方がなお良いのを実感した。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

ミッシェル・ウィリアムズがすべて。高校のところはカタルシスが宙ぶらりんなんだが、あれで良い気がする。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.8

妙にスッキリした映画。ヴァンボーベン師匠ギラギラがちょっと抜けていい感じ。修道院学校かよ…

悲愁物語(1977年製作の映画)

3.8

ヘンテコだけど、筋が通っている不思議。素晴らしい映画は、やはり解決出来てない人間のバグを顕してる。

月曜日に乾杯!(2002年製作の映画)

3.7

自分なりにイオセリアーニが掴めてきた。色んな罪に対する感覚はまだ謎。

女優須磨子の恋(1947年製作の映画)

3.4

黎明期の新劇を、名うての新劇人と田中絹代が構築する。溝口健二の途中でヤバいと思った感満載。

日本一短い「母」への手紙(1995年製作の映画)

3.7

かなり手練れた映画。しかし、人に薦めても拍子抜けするのは必定。裕木奈江はその線の細さが18年の重さを現す。

素敵な歌と舟はゆく(1999年製作の映画)

3.8

コントの様な映画。苦味と甘味がなんとも言えない。

突破口!(1973年製作の映画)

4.7

「殺人者たち」の方が好みだけど映画本来としては王道の素晴らしさ。

ドラブル(1974年製作の映画)

3.8

これは別の意味で凄い。緩さはイングランドの色んなものが的確に出てニヤニヤ出来る。いま、Parisのシネマテークの近所の再開発前の姿や、ブライトンという日本の一定数のラグビーやサッカーファンには響く場所>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.4

普通に飽きずに長丁場こなせた。すぐ忘れちゃうかもしれん…

ヘアー(1979年製作の映画)

3.7

これも当時見逃し案件。色々と思うところもありますが音楽は好き。