marikaさんの映画レビュー・感想・評価

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シネマ歌舞伎 野田版 鼠小僧(2003年製作の映画)

4.0

勘九郎や七之助も若い。勘三郎は本当に生き生きとしてて、本物が見たかった。セリフ回しのテンポとかもすごいし、シネマ歌舞伎で見られてよかった。

キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.8

日本版とほぼ一緒なんだけど、面白かった。フランス語で聞くとなんか不思議。こういうの見ると、やっぱり映画はいいなあ、と思う。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

これは心に残る映画だった。恋に落ちたり、好きになることや一緒にいられないと思うことなど、子供のこともいろいろ。人生どう生きても失敗?しても正解はなくて、生きていられることがすごいことだし。どことは言え>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

皆良い人そうに見えるけど、やってることは犯罪なんだよね。それぞれ事情があるだけで。ぺ・ドゥナにもああいう言葉をいう事情があったと思うし。いい人に買ってもらいたくても買うのも売るのもダメなんだよ。それも>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

邦画なのにちょっと違う雰囲気の映画。倍賞千恵子がすごい。政府の広報ビデオとかもよくできてて、あーゆう感じで募集するんだろうなって想像できる。働けなくなったら、年取って住む家も借りられなくなったら、元気>>続きを読む

ウェイ・ダウン(2021年製作の映画)

3.7

チャーリーとチョコレート工場の頃の面影あり。何故彼が一緒に行くの?などとは思ったけど、テンポよく展開していってスッキリ楽しめた映画でした。

犬王(2021年製作の映画)

3.9

アヴちゃんの声はすごいね。歌も声優としても。ものすごいパワーの映画だった。映画館で見るべき。原作もとても躍動感のある文体なので、こちらもおすすめです。

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

4.0

ルイス・ブニュエルのなかではとても好きな作品。クールビューティのキャロル・ブーケとマチューって舌足らずのような声で言うアンヘラ・モリーナ。貞操帯がほどけずにめそめそするフェルナンド・レイ。テロが身近に>>続きを読む

小間使の日記(1963年製作の映画)

3.7

ジャンヌ・モローのあの意思のある美しさは彼女ならでは。ミシェル・ピコリは奥さんに拒否されて、女に言い寄って、なんかかわいかったぞ。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

役者みんなよかった。やせ細って無表情で佇む松坂桃李や、広瀬すずはごめんなさいっていうところなどの自然の演技が何てうまいんだろう。子役もよかったし。辛い映画だったけど、見てよかった。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

最初の情報量多めのカットカットは結構好きかも。シンゴジラが好きだったから、今回テンポとかのアングルとかが自分にはなんか違和感があってくどく感じた。メフィラス星人が一番人間らしかったかも。うーん、もう一>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

阿部サダヲの怪演見事。あの目と話し方。サイコキラーは世間的には良い人なんだよね。穏やかに肯定して自分の懐に入れる。きれいな字の手紙も怖かった。拷問シーンは薄目でしか見られなかった。

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

3.7

私には難解でした。音の使い方とか、不穏な音楽から始まる不穏な映画。お互いの心の内が入れ替わる?同化する? うーん、難しい映画でした。

シネマ歌舞伎 桜姫東文章 下の巻(2022年製作の映画)

4.0

桜姫が覚悟を決める花道の見得、凄みがあった。育ちの良さと、淫乱?の血のようなものの幾重もある心のありようがよく出ていた。清玄は執着の塊だし、権助も悪い奴だし。お二人とも本当にすごい演技だった。あれを毎>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

すごく良い映画だと思うけど、モノクロで音(外の音や音楽)またセリフも多くて、本来なら視覚より聴覚に訴える映画の気もするけど、いかんせん字幕見ないとわからないので頭が少しキャパオーバーになってしまった。>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.7

普通にホラーで怖かった。そっくりな父と子。母と娘。お母さんが一番やばそうだけど、お父さんも相当だし。美しいインテリアや服とともに歪んだ感じを訴えかけてくるものがある。

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

3.7

テレンス・スタンプの色気。あの眼。アンヌ・ヴィアゼムスキーも可憐でした。音楽よかったなあ。

シネマ歌舞伎 桜姫東文章 上の巻(2022年製作の映画)

3.9

片岡仁左衛門がこんなにも色っぽい役者だったとは。悪人役のなんて素敵なこと。刺青まで彫ってしまう桜姫!!お二人ともあの色気はびっくりです。

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

3.9

面白かった。気づかなかっただけで、若いころ聴いてた音楽の中にスパークスありました。声がすごく好き。ベストアルバム買ってしまいました。ストイックで、カッコいいなあ。映画としても面白かった。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

いやー、とても痛い映画でした。女の人が見たら痛いシーンも。何で?っていうのはおいておいて、凄まじいパワーの映画でした。煽るような音楽でトランス状態。何故と考えずに、そのまま受け取ってよい映画だと思いま>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

前半、タイトルが出るまでの話が好きで、後半その続きが話されたところで、なんか違うなって。皆が自分の人生の向き合っていったのだけど、物語の終わりで告白しあいのようになってしまったのがううむと。

アネット(2021年製作の映画)

4.0

面白かった。オープニング最高。曲が頭から離れない。アダム・ドライバーの悪はよいなあ。子供をあのように出したのもよかった。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.9

キャスト、豪華。メアリー・スティーンバージェン、チョイ役だけどよかったな。人間の欲やら生き方やらを、いつものデルトロよりは残酷さは少し抑えてたかも。わかってはいても、どんどん底に落ちてしまう人間の悲し>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

なんてストイックなバットマン。すごく真面目なバットマン。見かけがフリークでなくなった分、内面がフリークになってる。ポール・ダノ、いいなあ。真実を暴くというのは正義?復讐をかかげたものには復讐がかえって>>続きを読む

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.7

何故記憶をなくす人が増えたのかとか、その治療法も奇妙で、主人公は淡々とプログラムをこなしていく。他の人はどうなのか、この治療とは?と何も明かされないまま物語はすすんでいく。林檎を切り取り、食べる主人公>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.7

なんと言ったらよいか、不思議というか特殊な体験をする映画だった。カットが長くて絵のような画面だけれどよく見ると全く止まっているのでもなく。雨の音もとても印象的で。普段、動いて流れてしまうものに慣れてい>>続きを読む

エル プラネタ(2021年製作の映画)

3.6

ブォーンとした音楽とか、モノクロの映像とか、昔の自主映画みたいなのを思い出して見てしまいました。田舎町と閉まったシャッターと老人たち。お金のない世界はもっとよくならないのだろうか。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.9

グッチの騒動は知らなかったんだけど、面白かった~。アダム・ドライバーの笑顔は最高だな。あの頃、日本は豊かだったんだなと、しみじみ。

355(2022年製作の映画)

3.8

J・チャステイン他、女たち格好いいなあ。もう何を信じるのか、世界は何が支配しているのかとか辛い世界だった。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

フィービー、めっちゃいいし、ポットキャストも好き。子供たち、頑張る頑張る。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

ロザムンド・パイク、最高。悪女なんだけど、肝のすわりかたがハンパない。

マザーズ(2016年製作の映画)

3.8

この監督好きだわ。不穏な音と音楽。ずーっと緊張して見てしまう。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

映像は格好いいし、キャストも豪華。レア・セドゥとベニチオ・デル・トロの話が一番好き。

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.8

途中、ちょっとたるんだけど、ラストのあたりはドキドキハラハラで見ました。

さがす(2022年製作の映画)

4.0

佐藤二郎がものすごく良かった。他の役者も。ラストの卓球は切ないなあ。