物作りを生業にしてる人って大変なんだな。心の中をのぞいているような映画でした。他人には理解できない独白というかんじで、半自伝なのも納得。ちふゆは村上春樹に出てくる女性像ぽかった。
この映画が伝えたいことは理解できるし俳優さんも素晴らしかったけど、自分には合いませんでした。
・描くものと省くものの選択
トイレは観客が引かない程度の汚れしか見せないなど「こんな生活いいな」とギリギ>>続きを読む
自分の気持ちをまったく話さず、無口な市子。時折見せる表情からなにを考えているのかずっと想像してしまう。余韻のあるラストがとてもよかった。
引退宣言していたアキ・カウリスマキ監督。いまの時代にもう一度このような映画を残してくれてありがとうございます。という気持ちになりました。
辛い現実を作り出すのも人間、そこから救いの手を差し伸べてくれるのも人間。小さな小さな関わりの積み重ねで火が灯るような映画。本当に素晴らしいです。
とても面白かった!どのシーンも西洋画のようにきれいだし、ラストシーンなどは特に映画館で見たかったです。
なにも解決していないし辛いものは辛いままなのですが、そこに意味を持たせてくれるのが映画の素晴らしいところ。ラスト10分は何度でも見たくなる。
そりゃそうなるだろと思ってしまった。別れずダラダラしてるところに共感できず。恋人や家族と同じ職場で働くのはアカン……。