なんていうか、映画的エモーショナルに溢れている作品。
冒頭、路面電車が発つのに間に合うように走る土屋太鳳の引きのショットから、「ああ、これは映画なんだなあ」と思わせてくれる。
合コンと知らずに参加した>>続きを読む
完全に"全国の暴走少年"になった気持ちで見てしまった。常に500億みたいな高揚感でスクリーンを見てしまう。仁さんがスーパー右翼本部から抜け出してバイクを走らせるシーンでバックミラーに映る夕日がかっこよ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
打ち上げ花火という究極のエモーショナルを断ち切って、雨を降らす監督が渋い。いかにも降らせましたというような作りものの雨の淡い画がただただ美しい。
階段の上から日代と大神を見下ろす狩生を見下ろす海崎と>>続きを読む
二人でならどこへでも行ける気がする、だとか、これまでの生活なんてぜんぶ投げ捨ててしまえる、だとか、二人のことをだれも知らないところへ行ってしまおう、みたいなある種の情緒やエモーションというのが映画には>>続きを読む
事件性を帯びた男女が車で逃げる道すがらエッフェル塔が映るシーンでゴダールの「気狂いピエロ」を思い出し、通りがかった教会で思いつきで結婚式を挙げるシーンで「夜の人々」でこんなシーンなかったけと思い、針金>>続きを読む
修道女がホットドッグ食べるの冒涜ぽくてエロいと思った。世界一長いホットドッグは何センチか知ってるか?
結局何が「怒り」だったのか、主人公が血文字で書いた「怒」が何を意味していたのかわからなかった(私の理解不足かもしれない)。
部屋に書かれた無数の文字や壁に石で書かれた文字に倣うとするのなら、そのとき>>続きを読む
菅原文太がかっこいい。
こんなことだけを書くのはばかみたいだけど、菅原文太がほんとうにかっこいい。
こわい&やばい。
見てるときは、ウアアアアーとなっていたが、みなさんのレビューみてふんふんと思った。
抱っこされて動物を見る子どもや、ヤギにど突かれてワッとなる子ども、どこか憎めない挙動の動物たち、>>続きを読む
映画がはじまってすぐの、夜の、木が植えられた通りのカットがスクリーンに映った瞬間に、あまりにもきれいで、あーこの映画はまちがえなくすごい映画だ、と思った。
焼きとうもろこしと、音楽が大きすぎる近>>続きを読む
多分ベスト・オブ・カラーじゃなくてよかった映画。
でもこれ、やってる人たちの目にはカラーで映っているんだよなぁ。私は結構ヒィヒィ言いながら見てしまった(3回くらい身震いした)。
ある程度工程が進むと>>続きを読む