ラストの地平線の使い方、めちゃくちゃかっこよかったです。
高橋が左からドサッとフェードインするのにはちょっと笑いました。
第1作から製作費が跳ね上がった感がすごい。
漫画『北斗の拳』に影響を与えたモヒカンやキテレツなレザーファッションで着飾ったヒャッハーなピープルが観られるのは本作から。
1もそうだけど、犬殺しのシー>>続きを読む
フュリオサ予習の一環で鑑賞。
オーストラリア映画だったとはつゆ知らず。90年代によくメル・ギブソンを観ていた私ですが、若すぎて懐かしくもならず笑
本作ではまだ世紀末感も北斗の拳感も薄いです。
エルビスは自邸でのパーティーでプリシラを紹介され、すぐに興味を持つ。
「静かなところで話したい」
「僕の部屋は2階に上がって左の1番目の部屋」
「怖がらなくていい。嫌なことはしない」
その言葉どおりち>>続きを読む
◇「呪われている」という思いにとらわれたとき、人はどうしたらいいのか。考えるヒントをくれる極上のヒューマンドラマ。
しかし、本当にこんな家族がいたのか……と驚くばかり。
◇冒頭のケビン×ブルーザー・>>続きを読む
暗い雰囲気の作品だと思い違いをしていた。健康的な群像劇。
長澤まさみが演じる主人公の、困惑からポジティブになっていく心情の動きが若干雑に感じてしまい、入りこめず。
死んだ人はひとり残らず魂が浄化さ>>続きを読む
後先考えないのに結果が見えすぎる科学者の悲哀を描いた作品(我ながらつまんねーまとめ方……)。
ノーラン作品としては拍子抜けするほど時系列は難しくなかった。人物はこれといった説明もなく次から次へと大量>>続きを読む
総じて楽しく観ましたが、許しがたい点がひとつ。
牛山の身体はもっと絞ってほしかった!!スーツ着てもビシッと引き締まってるのが牛山なのに!なんだったら初登場シーンでCカップくらいあった!
性的マイノリティに対する共感意識(らしきもの)を得た。最終盤、警察の聴取に対して自らの指向を伝える者、伝えない者に分かれるところでは自分ならどうするか想像した。
しかし前段3/4くらいが冗長。そんな>>続きを読む
久しぶりにみたクレヨンしんちゃん。
少ない線の表現力に改めて敬服。
アミーゴ鈴木とシャア・アズナブルの類似性。
◇就寝においてもカーテンは閉めない。寝坊しないためかわからないが、体が休まらないだろうに……と心配する。
◇家の鍵をかけない。徹底的にかけない。
と思ったら母親に反抗するニコ(姪)が平山に諭されて荷>>続きを読む
「転生したらフランケンシュタイン博士の元で幼児退行させられてワケわかんなくなってたけど四門出遊の旅路で感情を取り戻して性善説も性悪説もなくて人間これいわば性狂説じゃね?と悟りつつ幸せになる話(美術協力>>続きを読む
「アホらしいこと」を表現するためにお尻の穴に執着するのは製作者の嗜好なのか、assholeという卑語が広く分布した英語圏ならではの感覚なのか、私にはわかりません。
人の親なら泣けるという考察を見かけ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アニメーションなのだからもちろん人工的で、データなのだからいつでも再生することができるもののはずなのに、どの演奏シーンも人間の覚悟に目を見張る。
その印象は、物語が進むにつれて凄みを増して、リアリティ>>続きを読む
「王騎のココココはやっぱり再現できないよね」と思っていたのに。まさかあんな終盤に。
あと杏の鼻水がきれいだったので平均点に0.2プラス。
このレビューはネタバレを含みます
終盤、澄子(安藤サクラ)が敷島家の前で電報を受け取った時は「まさか……生きててはいかんじゃろ……」と思ったが、生きていた紀子(浜辺美波)の顔、それを見た敷島(神木隆之介)の顔を見たらフツーに「よかった>>続きを読む
秀吉はたけしにしか見えず、明智も西島にしか見えず、黒田官兵衛も浅野忠信にしか見えず(以下略)
「思っているより現代と地伝いの、感覚もそこまで変わらない時代なんだよ。」とか、そういうことなんだろうか。>>続きを読む
ゆずれないものがあるということは、善でも悪でもなく、ただひたすらに営みであるということ。そうして心があり方を決めたとき、その結果はときに無情であること。
人間讃歌という言葉はあまり好きではないのに、そ>>続きを読む
ほどよい相関関係の複雑さ。主人公(松坂桃李)のスタンスの変遷も軽すぎず重すぎず、ガミさん(役所広司)に対する気持ちの動きについても感情移入できる。
画のドギツさは万人に薦められたものではないが、物語を>>続きを読む
黒木華の、エロスを超越した人間としての色気。大筋には辟易とするが、場面場面は退屈させない画づくりをしていて敬服。シームレスなオムニバス映画としてとらえるなら+0.5ポイント。かもしれない。
自分の置かれた境遇や環境を後ろ向きにとらえていじけてはいけないという思いを自戒としている。
のに、この作品に接すると、ところどころで濁った感情が古傷のようにうずく。ホアキン・フェニックスの肩〜背中の異>>続きを読む
ちゃんとおもしろいアカデミー賞作品。桃の毛のアレルギーのひとがいるということ、男の人にくさいといってはいけないこと、をよく覚えている。
観てから2年近くも経ったいまレビュー。韓流ドラマ『グローリー』を観ていて思い出した映画。あの作品は本作を薄く下敷きにしていると感じたのだ。人に勧めるかといえばそうではないけど、退屈はさせない画作りをし>>続きを読む
さほど期待せずに取りかかったそのテンションとの相性がよく。気だるい心地よさをまとった作品。元気なときに見ていたらこの点はつかなかったと思う。
リョータにばかり気を取られていると、三井寿に抜かれる。「そんなタマじゃねーだろ」パサッ
名優、草彅剛。服部樹咲、白眉。渋谷慶一郎、良い仕事。フィクションであることは忘れずに観る。没入感はなかったかもしれないが、琴線には触れる。
漫画の映像化作品としては満足のいく出来。眞栄田郷敦の三ツ谷に花マル。今田美桜も前作よりハマってきてよかった。