おらおらせきタンさんのドラマレビュー・感想・評価

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おらおらせきタン

おらおらせきタン

SHOGUN 将軍(2024年製作のドラマ)

4.5

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おそらく三浦按針をモチーフに豊臣秀吉死後の政治抗争を描く。登場人物や役職など、史実とはかなり改変されていることもあり「日本人」としては逆に困惑する所もあるのだが(石田三成モチーフのキャラクターが大老だ>>続きを読む

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王様戦隊キングオージャー(2023年製作のドラマ)

4.7

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ゼンカイジャーやドンブラザーズでも『スーパー戦隊』における「定番」を変えていこうという取り組みがみられていたが、今作は更にそれを押し進め、ほぼ全編を(LEDウォールを利用した)ファンタジー世界におき、>>続きを読む

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エコー(2024年製作のドラマ)

3.8

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ネイティブ・アメリカンの血を引くマヤ・ロペス、閉鎖的な故郷から離れキングピンに育てられ殺しの技術を教え込まれた彼女は『ホークアイ』で父の死の真相を知り、キングピンの組織との抗争を続ける。育ての親に教え>>続きを読む

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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2023年製作のドラマ)

3.9

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以前の映画版がどうしてもダイジェスト的になってしまっていたパーシー・ジャクソンだが、ドラマということでキチンと尺をかけて作ってくれたおかげで原作ファンとしては納得のいく出来(神々の理不尽さを結構嫌らし>>続きを読む

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仮面ライダー剣(2004年製作のドラマ)

4.2

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中盤まではどこか地に足のついていないふわふわとした作風で、以前観た時も途中で挫折してしまったのだが、終盤のバトルファイトの真相と「ジョーカー」の存在を巡るシリアスな展開は各陣営の壮絶な覚悟と悲壮感、そ>>続きを読む

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ウルトラマンブレーザー(2023年製作のドラマ)

3.8

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新規造形の怪獣も多く、近年の複数のウルトラマンが出てきたり過去作との関連が明示されていた作品とは違い、ブレーザーという世界観が独立して存在しているような新しい作品ではあった。そのため展開が読めないとい>>続きを読む

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この動画は再生できません2(2023年製作のドラマ)

3.9

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視聴者から寄せられた心霊動画のトリックを映像編集の知識で解き明かす、ありがちなようで捻った秀作のS2。大ネタがばれている状況ゆえS1ほどの強烈なインパクトはないものの、トリックとテーマ性が接続された上>>続きを読む

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未来戦隊タイムレンジャー(2000年製作のドラマ)

4.5

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「未来」を変えるために「今」をもがく。タイムファイヤーとの確執など、非常に生々しい人間関係も描きつつ、ドルネロやギエンといった敵もまた非常に人間臭く魅力的。「名作」とは聞いていたが流石の出来。

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ロキ シーズン2(2023年製作のドラマ)

4.7

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『ソー』や『アベンジャーズ』を通して「王」になろうとしたロキ、本編時間軸での死を知った変異体のロキであったが、本編とは違った形で「大人」に。時間軸とタイムトラベルをめぐる複雑な展開は回収しきれていない>>続きを読む

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スター・ウォーズ:アソーカ(2023年製作のドラマ)

4.7

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アソーカがメインのシリーズというだけではなくサビーヌがその弟子となることで、『反乱者たち』S5の様相も呈する今作。チョッパー、ヘラ、エズラら『反乱者たち』の面々も実写化し、ストーリーも『反乱者たち』の>>続きを読む

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ONE PIECE(2023年製作のドラマ)

4.3

実写化に当たり、色々変える部分は多くオリジナルの展開を作っている場面もあるのだが、シリーズとして一本貫きつつ後の展開を見据えながらも簡潔に組み立てた再構成の手腕は見事。「実写化」としても、きちんと再現>>続きを読む

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仮面ライダーギーツ(2022年製作のドラマ)

4.8

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一年通しておやっとなる展開や演出がなく終始完成度が高いシリーズ
仮面ライダーを観るファンというメタ的な描写もありつつも冷笑的にはならず、願い続ければ幸せになれるというのをヒーロー像として掲げるポジティ
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仮面ライダー555(2003年製作のドラマ)

4.4

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敵も味方もとにかく人間臭く、それゆえ両陣営とも仲違いを繰り返す。そのため中々ストーリーとしてはまどろっこしいところがあったのは確かなのだけれど、だからこそ深みがある。

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シークレット・インべージョン(2023年製作のドラマ)

3.4

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「スクラル人」の侵略というテーマは一歩間違えればとんでもない陰謀論を煽りかねない危ういもの。いわゆる「レプティリアン」という陰謀論が都市伝説としてネタにできていた時期であるならば良かったものの、この時>>続きを読む

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マーベル/ジェシカ・ジョーンズ シーズン3(2019年製作のドラマ)

4.5

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NetflixでのMCUドラマシリーズも完結。全体的に地に足ついた能力を持つヒーローが揃うシリーズだからこそ、「力の使い方」をめぐるテーマが重くのしかかる。そういう意味では徹底して力を持つことの意味に>>続きを読む

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Marvel パニッシャー シーズン2(2018年製作のドラマ)

3.3

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各々が「過去」に囚われ恐怖心に囚われ道を踏み外していくという、「パニッシャー」の在り方を描く物語ではあるのだが、ジグソー(ルッソ)の行動は完全に私怨でしかないし(もっとボロボロに傷つけられていたならわ>>続きを読む

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デアデビル シーズン3(2018年製作のドラマ)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ屈指の傑作。遂に返り咲いたキングピン、愛する者を人質に取り自身に従わざるを得ない状況を作り出す凶悪な人心掌握によりFBIすらも自身の手駒とし、それでも従わないマードックらには悪評を植え付け二手>>続きを読む

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Marvel アイアン・フィスト シーズン2(2018年製作のドラマ)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ダニー・ランドの抱える苦悩、力を求めることもまた中毒となっていることを指摘するというテーマ性自体は良いのだが、ヴィランになるダヴォスはどこまでも私怨でしかなく、物語としての深みが薄い。

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Marvel ルーク・ケイジ シーズン2(2018年製作のドラマ)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

S1ほどスッキリしないというか、ヒーロー作品というよりもギャングものになっている感はあるが、だからこそブッシュマスターの強烈な復讐心とマライアをめぐる複雑な立場が引き立つ。S2で顕著に存在感を放ってい>>続きを読む

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マーベル/ジェシカ・ジョーンズ シーズン2(2018年製作のドラマ)

3.9

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ジェシカが得てしまった「力」の真相を探るべく過去を追う中で、同じ「力」を持ってしまった母と再会する。自分以上にその「力」を制御できない母親との関わりを通して、力の制御、そして怒りの制御に向き合うが..>>続きを読む

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Marvel パニッシャー シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

フランク・キャッスルの復讐の根源である家族の死の裏にある陰謀の中心に据えつつ、家族を失ったものの苦悩や帰還兵の苦境を丁寧に描く。他のシリーズと異なりパニッシャーは一切特殊能力のない存在であり、ゆえに「>>続きを読む

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Marvel ザ・ディフェンダーズ(2017年製作のドラマ)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアンフィストが一堂に会しヤミノテと最終決戦。それぞれが事件を追う中で互いに遭遇し衝突もありつつ共に強敵と立ち向かうというのは、王道ながらやはり楽>>続きを読む

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マーベル クローク&ダガー シーズン2(2019年製作のドラマ)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

敵が薬物なども利用し人の苦しみに漬け込み都合よく利用するというあまりにもきついストーリーで、S1で判明した父や兄の過去もまた突き付けられる。ただその「きつさ」というのは、クローク&ダガーのコミックでの>>続きを読む

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Marvel アイアン・フィスト シーズン1(2017年製作のドラマ)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

デアデビル、ジェシカ、ルークの同じディフェンダーズの3人に比べ兎に角「青い」、というかS1を通してヒーローとしてのオリジンを描いたような構成なので、絶妙にもどかしい。『デアデビル』から登場するヤミノテ>>続きを読む

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