ダワーニャミーンビャンバドルジさんの映画レビュー・感想・評価

ダワーニャミーンビャンバドルジ

ダワーニャミーンビャンバドルジ

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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

基本的には普段離れて暮らしている11歳の娘と30歳の(劇中で31歳になる)父がトルコのリゾートで過ごすひと夏の休暇を振り返るだけの話なのだが、 31歳になった(と劇中で明示こそされていないかもしれない>>続きを読む

キャッツ(2019年製作の映画)

1.5

字幕版を鑑賞。今回はネタバレなし。

「犬の生誕以来、猫にとって最悪の出来事」(The BeatのEdward Douglas)、「これまで知られていなかった不浄なポルノのジャンルにうっかり遭遇したよ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.8

パンフレットを読み返して思い出した。バリー・コーガン演じるスペンサーが目元のメイクをする様子を、鏡の視点で捉えたショット。あれは、本作の中でも極めて重要なショットだったのではないか。

とある実在の事
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天気の子(2019年製作の映画)

2.7

新海誠監督の最新作。過去作は一通り鑑賞済み。まあその内の殆どは見たのがだいぶ前だから、鮮明に覚えているわけでは決してない。

結論から言うと、個人的には本作はそこまで好きではないし、客観的に見ても、そ
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.7

モデル業界を舞台にしたサイコホラー。監督は『ドライヴ』や『オンリー・ゴッド』でお馴染みのニコラス・ウィンディング・レフン。いつも独特な色の使い方をする人だなと思ってはいた(『ブロンソン』はそうでもない>>続きを読む

ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

4.6

2度鑑賞。特集「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ」の6作品の内の1本。1周目は途中寝ちゃったけど、しっかり起きて全編見てみるとめちゃくちゃ面白い。

言葉遊び。コカイン密売組織?のボスであるフ
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

3.6

次作を映画館で見てきた1週間後にようやく鑑賞。一家全員がスーパーパワーを持つ家族を描くシリーズ1作目。というか、今年新作が公開されて晴れてシリーズとなったと言うべきか…

2004年公開の作品というこ
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ポルト(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

35ミリ、16ミリ、そしてスーパー8の3種類のカメラを用いて、現在、過去、そして主人公たちの夢を描き分けた意欲作。監督はブラジルのゲイブ・クリンガー。独学で映画を学んで、今は大学で教鞭を執っているとい>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.5

昨年91歳で亡くなった名優、ハリー・ディーン・スタントンの遺作となった作品。どうやら脚本はハリーへの当て書きであり、作中でラッキーが話すいくつかのエピソードはハリーのエピソードをそのまま引用したものら>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ルッソ兄弟は本作におけるサノスについて「聖なる戦士のようなもの」と表現し、その態度を「高潔」と表現した。MCUを通して何度かその気配を漂わせてきた"最強の敵"サノスだが、本作において彼はむしろ時折見る>>続きを読む

⼈間シャララ宣⾔(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017にて鑑賞。

葬式の場で棺から蘇るジジイ、背広をかけたワゴンカーの扉、ハイになれる小麦粉、テンションのおかしい若手教師、「1億」…
シュールな笑いに満ちた映
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パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

4.8

サスペンス?ホラー?ミステリー?どれもこの物語の本筋とは違う。予告編を見て興味を持った人にとっては、もしかすると拍子抜けな内容に見えるかもしれない。だが個人的には、あのラストは今まで見てきた映画の中で>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ミステリー小説が原作という大嘘よ…いや、一応ミステリーなんだけども。笑

もちろんミステリーとして良質なんだけど、性描写がオープンすぎて辟易しちゃう人は多いと思う。


珠子と秀子、運動量の違いは『ユ
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エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語(2012年製作の映画)

3.3

脈々と受け継がれてきた英国スパイ映画、007の舞台裏に迫るドキュメンタリー。

訳あって倍速で見たのだけど、結構わかりやすくて倍速でも全然大丈夫だった!…って、この感想は映像作品として大丈夫なのか?(
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.9

洗練された画の構図や光の使い方、登場人物一人一人が自然に動く物語の秀逸さと人間への深い洞察に関してはいつも通りの、変態で天才な岩井俊二。

この映画が見る者の心を惹き付けて止まないのは、現代の日本社会
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ビバリーヒルズ・チワワ2(2011年製作の映画)

2.4

1よりだいぶ雑になってる気がする
特にビバリーヒルズ警察の仕事の出来なさは異常(
テーマは家族、そして父
そこら辺はいい感じだっただけに、設定や脚本等の土台をしっかり固めてほしかった

琥珀色のキラキラ(2008年製作の映画)

3.8

東映チャンネルの無料放送の時に録画したものを視聴
NDJCで撮られた他の映画とは一線を画す完成度の高さで
伏線の引き出し方、台詞や動作、ロケーションとか
本来名の知れた役者は殆ど出てこないNDJCの映
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ホドロフスキーのサイコマジック・ストーリー(2013年製作の映画)

3.0

ホドロフスキー出てる時間短すぎィ!
ホドロフスキー詐欺かよ\(`ω´#)/とか思ってたけど、原作がホドロフスキーなのねなるほど
悪魔は人間が作り出すものなんだなあと
足の甲のアップが多かった印象だけど
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サバイビング・モロッコ(2011年製作の映画)

3.5

ラストのつらさ…
エンドロールに入るとことかパサレラでのカメラワークとか、映像が凝っててよかった

ナイトメアは欲情する(2012年製作の映画)

3.4

最初は動物的だった二人の挙動が転送する度にどんどん人間的になっていくのが面白くて
でも原題が…(笑)

セカンド・カミング(2012年製作の映画)

3.3

クズ野郎が過去にさよならを言う話
ロバート・カーライルが本当にクズ野郎にしか見えなくて
個人的にはいいハッピーエンドだと思う

スカイ・キッズ(2008年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

自由落下に追い付くのは無理がある
けどまあ仕方ないか
昔見たような、懐かしい雰囲気の子供向けドラマ

一緒の時(2002年製作の映画)

3.4

かなりずっしりきた
ドキュメンタリーだから尚更
切り際が秀逸

雨果(ユィグォ)の休暇(2011年製作の映画)

2.0

ドキュメンタリー
一人暮らししている大学生の自分としては共感出来る所もあったが、有意義な時間を過ごせたかと訊かれればそれは

アイス・カチャンは恋の味(2010年製作の映画)

3.3

リンビンがかわいかったので+0.3
ラブコメディですね、各々キャラが濃くて楽しい