HiroyaMaruyamaさんの映画レビュー・感想・評価

HiroyaMaruyama

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傷物語Ⅲ 冷血篇(2017年製作の映画)

3.5

アニメを全部観た後なら、喉につかえた小骨が取れるような話。忍野が言うように美談ではないかな。
そこらへんのAVよりエロい。

傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

3.6

阿良々木と羽川の友情成立回。
恩は絶対に返す。必要な時に、たとえ何もできなくたって、ぼくは絶対にそこにいる。
とてもかっこいいね。

傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

3.1

忍(この段階ではまだそう名前はついていないが)の可愛さは健在。
ファン用の作品の域を出ていないが、物語の核心の部分なので見ないわけにはいかないって感じ。

オットーという男(2022年製作の映画)

4.6

最高にカッコいい男の話。不器用で、誠実で、優しくて、厳格で、彼をよく知る人は皆、彼を愛してやまない。そんな宮澤賢治的な話。
トムハンクスの息子との共演というのもエモい。

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

4.0

キャストがいい。全員いい。単なる恋愛物じゃなく、一人ひとりのコンプレックスやわだかまりを乗り越えていく点がきれい。
できない理由を考えるのだけ得意になってしまわないように。

日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

theエッセイ。
世の中にはすぐわからないものがある。
頭で考えるのではなく、続けて、繰り返しているうちに気づくものがある。

親父がかっこいい。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.3

ママのエゴに振り回された話を美化した作品。
森宮さんとイズミガハラさんは聖人。
みーたんの自転車で配達していたり、手紙を早瀬くんが読んでいたり、ウェディングドレス指定されたり、細かいところが引っかかる
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.3

能年玲奈のPV。痛すぎて能年玲奈じゃなきゃ見られる作品にならないだろう。
周りの友人が粋。徒然なるままに綴られた脈絡のない話だが、裏を返せばどこを切っても面白いというのがさかなクンの人生なのかもしれな
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

おばあちゃんと地味少女という鉄板カップリング。出てくる人みんな聖人で心洗われる。
芦田愛菜のダル着のレパートリーが飾っていなくてかわいい。家の片付いていなさも味が染みてる。エンディングもエモい。
ド派
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジョーの奇妙な挙動とわがままな振る舞いが笑えるが、最後の判断は男気がある。
「死と税金からは逃れられない」
ありきたりなストーリーだが、シーンの作り方が商業的でなくて、やりたいことをやってる感が好印象
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

言語化は基本放棄、映像化というか間で勝負した作品。境遇から共感できる部分がなかったので、単なるエモ作品として受け取っておしまいになってしまった。
「会えなくなった人に会うには自分が生きてるしかない」み
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

ファン用の続編。かなりメタな構成になっていて1〜3を見ていることが必須。蛇足。

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.4

仕事にかける男たちの熱い戦い。真っ直ぐさ、根性、破天荒さに元気をもらえて、出光を好きになる。油持ってきたケェ。

特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

3.5

恥ずかしくて隠してる気持ちを見せ合える友人関係が羨ましく、眩しい。演奏シーンがないのが残念だが、相変わらず石原立也の安定感がよい。カメラワークがテクい。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

まっすぐで熱い。真剣だからこそ厳しくある。言葉で助長な説明をしない清々しさがあるが、音楽に疎いと置いてけぼりになるかな。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.1

長いオブ長い
スメアゴルがとにかくむかつく
レゴラスがカッコいい

物語が進んでいる気がしない

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

長い。
だが当時の技術でこの高揚感を演出できるとは素晴らしい。

ガンダール
「辛い目に遭うとみんなそう思う。それより今自分が何をすべきか考えることだ。」
は金言。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

3.9

戦争の最中でもたくましく生きていた人たちがいたことに思いを馳せるための作品。
何かこういった一本の筋が通っているわけではないが、一つ一つが人間味があって作り物感じがない。

すずがかわいい。

累 かさね(2018年製作の映画)

3.5

現代版サロメってことかな?
心理的な葛藤が薄い。トラウマや悲劇的な部分に没入できない。

芳根京子が可愛すぎる。

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.2

謎だし哲学の世界て感じ。
「理念は死なない」はいいんですけど、政府に対する鬱憤が溜まってるようにしか見えない。

ナタリーポートマンが美しい。

フォークスの仮面が印象に残る。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.3

取り憑かれるほどの純愛。
過去は変えられない。

主人公が無垢で救われるが今の倫理観では胸糞ストーリー。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

最後の一節を書き上げるところまでの壮大な前振り。
大人になってからでないとわからない、でも子供が見てもわかりっこない。そんな歯痒い名作。

クリスが聖人すぎる。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.5

どんでん返し前提で組まれた脚本のせいで大義めいたものが陳腐。「英雄」についてもっと掘ってもいい。

長澤まさみのいろんな表情が見られて眼福。

キングダム(2019年製作の映画)

3.7

ちゃちくなりがちなアクションがそれなりに楽しめる。
ハシカンがかわいくて長澤まさみが妖艶。
大沢たかおがいいキモさ。
山﨑賢人と吉沢亮かっこええ。

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.5

チームっていいな。素直な感情が湧く清々しい映画。スターウォーズやマーベルの基礎知識があると引用がさらに楽しめる。

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.8

こちらもアニメありきの作品。みぞれの純度100の愛が重くも尊い。くみこのセリフが一言もないことでアナザーストーリー感があるが、物足りなさもある。
思春期の言語化できないユレを丁寧に等身大に描いていて見
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劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.5

アニメファン用のOVA的立ち位置で、単独作品としては見られない。ワンクールかけて作ってほしい内容だった。ジュブナイルな葛藤こそあれ、テンポが急激で感情移入しきれない。

キャラの仕草、光の使い方は流石
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.0

乙骨ツェーだけ
アニメの一部として出ないと成立していない

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.0

退屈。米国ジェンダーのドキュメンタリーと言った感じでエンタメ性を欠く。
この映画自体も時代が味方して評価されているのでは?

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.0

実写でやると臭すぎるプラトニックラブを清々しくまとめている。ジョゼはアニメだからこそ許せる。清原果耶の名演。エンディングも効果的な演出。カメラのアングルを切り替えながら動かすシーンはぎこちない。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最強の二人の社会派バージョン。
リップが黒人に対して態度を変えたトリガーがピアノの演奏一本というのはやや弱い気がする。

視聴者に何を感じさせたいとかいう打算ではなく、史実に忠実に作ったのかなって感じ
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(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

心が綺麗になる映画。
脚本は波瀾万丈を無理くり詰め込んで、やり過ぎ感ある。演出も使い古されてる。

が、演技が豪速球ストレートで、清々しい。

娘が母の教えを守る姿勢に感涙。
2人の結婚を祝福します。

コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

3.6

OVAと思って見るなら変なパーティー回でない分見応えあり。テレビ版のゼロレクイエムでの幕引きが至高なのは覆らず。

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.2

単にアニメを作るアニメではない。働くとは、生きるとは何かを問いかける良作。
カメラワークや音響など本作でこだわりを見せるからこそアニメ制作の現場での奮闘がメタ的に垣間見える。
自分に活を入れたいときに
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.0

登場人物が主人公以外基本イラつく。
ベネット姉妹が目の保養。
古典小説めいた言い回しのせいか、行間を読む必要がある。
原作知らんけど脚本は原作に忠実なのだろう。
カメラワークおもろい。

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