父母ともに癌さんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

父母ともに癌

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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.9

松方弘樹はこんなんばっかりやな、怖い。
宍戸錠の大友、悲しくて好き。
古今亭志ん朝に顔が似ている山田吾一の残した手紙の『ついていけぬ』が妙に印象に残る。

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.8

喜劇俳優という種類の人間がとる立ち居振る舞い。
ラスト、銃を撃つ野球選手がデストラーデに似てる。
死に対する鈍感さがクール。

人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女(2009年製作の映画)

4.0

とても笑える映画。
笑いのくだりでツッコマないことを徹底しているのが良い。
変な人を見たら、変な顔になったり、困ったり。その面白さ。で、面白さの手数が多い。

DEAR WENDY ディア・ウェンディ(2005年製作の映画)

3.5

いくらでも陰惨にできそうな話を、カラリと纏めている。みやすい。
ゾンビーズのCDを買った。PVやな、もう。

仁義の墓場(1975年製作の映画)

4.0

仁義なき戦いにあった爽快感を犠牲にして、陰惨さを押し出したような。

渡哲也が美しい。
ハナ肇はこういう親分の役、最高。
『河内出身・無職』というテロップで出てくる田中邦衛の迫力。

ラスト、どんなC
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.5

佐野浅夫の演じる刑事が最高。悲しくて、強かで、弱くて。地方の刑事、というキャラクター性が持つ魅力を最大限引き出している。
汐路章のアカ嫌いの刑事も素敵。汐路章の演技で一番好きなのがこの映画のこの役。
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八甲田山(1977年製作の映画)

4.0

崖を滑落していくシーンの痛さが凄い。
豆を数える前田吟、東北弁が妙に上手い。
役者で勝負というより、ロケーションで勝負している感じ。もっと役者を見たい。
でも、面白い。

北陸代理戦争(1977年製作の映画)

4.5

ハナ肇と西村晃が楽しい。
金子信雄の穴を埋めて余りある。
高橋洋子がかわいい。
若い榎木兵衛を初めて見た。サイケだ。
野口貴史の雪を踏みしめるガニ股が忘れられない。
スケベな遠藤太津朗、ただの狂人・
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