ナビゲーター役の立川志らくの自我が怒鳴り散らしていて無声映画オムニバスなのにうるさいという奇跡。
大勝軒の大将、というラーメン界の偉人を追いかけるけど、どうも奥底に絶望がある。
その絶望を善人の顔でつついていく取材陣。
時折見える絶望の深淵にゾッとする。
なんか最終的に横溝正史的な空気感すら漂っ>>続きを読む
みうらじゅんといとうせいこうの二人ともが気持ち悪くて良かった。
いとうせいこうはああ見えて自然体の人では無い。ゴリゴリに手柄を取りに来る人だということがわかった。
いや、こちらが勝手に自然体だと思っ>>続きを読む
戦争ドン引き映画だった。僕にとっては完全に反戦映画。
悪ふざけみたいに人が死んでいくんだけど、それは演出が悪ふざけしているんじゃなくて、戦争が悪ふざけみたいなんだと思う。
ただ、さだまさしの曲の流し>>続きを読む
労働讃歌感がムカつく作品。何の共感も無い。
木の声を聞くオープニングのダサさたるや鳥肌もの。
小粒な作品。
どうしょうもなくダサいところが散見される。
「中小企業なめんな」って中小企業の社長が言うのダサすぎて笑った。
全うな伝記映画。音楽の力で秀作になっている。思い出の力を借りれば大傑作になるのだろう。
コメディアンの体技を鑑賞するんだけど、体技のコメディアンは今少ないから貴重。
職人芸に対する感嘆。
1人の秀才コメディアンの現時点での本気をみる、というドキュメンタリー性を邪魔しない軽やかなストーリー>>続きを読む
桂米朝のおっぱいもみしだきが見られる落語ファン垂涎の映画。
小沢昭一の場の支配力が俳優のそれではない。