aさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ジャム DJAM(2017年製作の映画)

4.3

みんなで集まっておしゃべりしながら楽器を弾き、歌って踊る。人生は歓びであるべき。
主人公が奔放すぎて閉口するシーンが時々あったけど、移民問題や、それに付随する貧困の問題も取り上げていてとてもよかったよ
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ガッジョ・ディーロ デジタルリマスター版(1997年製作の映画)

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ラスト好きだったな。
わざわざロマのやり方で埋葬することを選ぶってことは、イジドールやサビーナを結局他人として見てたってことに気づいたってことでしょ、と言われて、なるほど、と思った。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

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他人から求められる自分を頑張るあまり、生身の自分自身が踏みにじられて内側から崩れていく様子が本当に辛かった。
こういうのって押さえつけるほど溢れ出していくんだね。

現実と妄想がだんだんわからなくなっ
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バービー(2023年製作の映画)

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ん〜〜〜ちょっとむずかしい!
キュートだし、痛快だし、ハッピーな気持ちになれたけど、あまりにも男女二元論に終始していたような気がする。もうちょっとアランに触れてほしかったな…

マチズモがかなり揶揄さ
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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拷問のシーンが辛すぎて、自分が日々救われているエンタメや芸術というものは、こんな惨い犠牲を払っているのだろうか…わたしは知らないうちに搾取に加担しているのだろうか…と、本筋とは関係ないところでしんどく>>続きを読む

わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏~(2023年製作の映画)

4.3

舞台裏がたくさん見られて面白かった。
章立てとか配置とか、当たり前だけどすごく考え込まれてるんだって初めて意識した。
運送業者が梱包まで全部やってるんだ~びっくり。

でも財政難の話が深刻そうで悲しい
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

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美しく、したたかにこの世を生き抜いていくマリアに痺れる反面、そのすべてはヘルマンのためだった、ということは、やはり彼女も「男の器」の域を出ていない、ということなのかなと解釈した。
煙草を拒んでいたマリ
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大いなる自由(2021年製作の映画)

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途中ちょっと退屈かなって思ったけど、終わり方がよかった。やるせない。

理不尽だってわかっていても、暴力に抵抗するのは難しい。
主人公のやってることは間違ってないけど、身近にいたら迷惑に思ったかもしれ
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裸のランチ(1991年製作の映画)

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こんなに画面見たくないと思ったの初めて。
悪い夢ってことにします!

奇跡の海(1996年製作の映画)

4.6

こういう形の愛もあるんか、と愕然とした。
ヤンが実際によくなっているのが皮肉だね。

セッション(2014年製作の映画)

4.4

先生がパワハラで訴えられ、主人公が人間の心を取り戻して終わるんかと思ったら全然違った。
人格を否定し、精神的な圧力をかけ続ける指導は絶対に良くない(とされている)けど、追い詰められた先の極地でしか手に
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アーティスト(2011年製作の映画)

4.3

ストーリーは割とお決まりな感じだったけど、ひとつひとつのシーンがとにかく粋だった…
トーキーとの融合もおしゃれで、21世紀の映画、という感じがする。
BGMに慣れているからか、音楽がやたら仰々しく感じ
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大脱走(1963年製作の映画)

4.1

面白い。脱走未遂17回ってなんやねん…
失敗して独房に入れられても、出された次の日にはまた脱走しようとするし、執念がすごすぎる。

俺だけ脱走するぜ!みたいな人がひとりもいなくて、目の見えない仲間を庇
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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.8

可愛いけど共感できなかった笑
「私たちは愛し合っていて、ただ一緒にいたいだけなのに、どうしてだめなの?」って子どもに言われた時の正解は何なんやろう。

良かったシーン
・子どもだけのブームに介入しよう
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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次のシーンではもうお父さんはいないのでは、と思う瞬間がいくつもあってハラハラした。
お父さん、何を背負っていたんだろう、たったひとりでストロボライトの世界に戻ってしまうのか

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

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怖かった、辛かった
どれだけ一生懸命やったって、それで命を落としたら意味がなくて、でもその純粋さが強烈に眩しいなあ

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

上には上がいるみたいに下にもまた下がいる。半地下は底じゃない。
無知は罪だとしても、そういう主人公は、自分たちより社会的地位の低い人たちをきちんと見ているのかな、自分たちと同等に扱えるかな。

富裕層
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.7

マリリン・モンローの映画を初めて見たけど、キュートすぎる!!
ふわふわの髪もとろんとした目も、感情に合わせてくるくる変わる表情や体の動きも、すべてが可愛い。
こんなん誰だって好きになってしまう。

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お葬式(1984年製作の映画)

4.2

面白かった!
おじいちゃんのお葬式が行われるだけなのに、こんなに人間の性がわかるものなのね。
当人たちは一生懸命やってるつもりでも、傍から見たら滑稽でしかないことっていっぱいあるな。

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.8

テーマに惹かれて見たけど、なんか思ってた感じと違った…

発想自体はとても良いなと思う。簡単なことじゃないし、上手くいくことの方が少ないけど、わたしもこれからそういう気持ちを持っていたい。どうしても、
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.8

イェニファーは可愛いし、ラストは微笑ましいけど、シモンが悪い子じゃないからこそ、どうしてもお兄ちゃんの負担が辛い。なぜワンオペなんだ、、、
アイスクリームを叩き落とすシーンが最高でした。