いつものように、娘の結婚を主軸としたホームドラマ。今回は父親が佐分利信で、笠智衆は脇役。
保守的で頑固親父なので、佐分利の方が向いているとの判断なのか。
浪花千恵子と山本富士子の京都人親子が楽しい。
紀子三部作というのか。
確かに似ている。
これと「晩春」なんかタイトルも
似ていて紛らわしい。
笠智衆が父親でなく兄の役で
こちらの方が年相応。
女同士の会話が面白い。
パニック障害とPMS(初耳)の男女の
物語は最初とても息苦しいのだが、やがて
ほぐれてくる。ユーモラスでさえある。
この栗田科学、なんていい会社だ。
そしていい映画でした。
冒頭から溢れ出る緊張感。
壮大な復習劇。
ストーリーがいいですね。
ビクトルエリセ監督の新作が観られるというだけで嬉しい。しかし、やはり長い。
途中で寝落ちしそうになった。エリセ師匠申し訳ございません。好きなのに。
でもアナトレントと再会できた。ありがとう。歳を重ね>>続きを読む
大阪アジアン映画祭にて。
この映画祭に毎年来るバングラデシュ映画、今年は明るめの真っ直ぐなお話し。
主人公のナイマは絵という類まれなる才能を持ちながら、正当な評価を得られず、悔しい思いもするのだが>>続きを読む
マドンソクさえ暴れてくれたらいいとはいえ、流石に浅いストーリーでした。
悪役二枚のうち、青木崇高はそこそこ頑張っていました。これを機にハリウッドから声がかかるといいですね。
1と2に出ていた個性派パク>>続きを読む
マキノ雅弘作品を観ていると、集団の動きの付け方が絶妙な印象。今回だと役人たちが次郎長のいる屋敷を取り囲むところとか。
それにしても、松方弘樹、津川雅彦、丘さとみが、役者が変わっていて驚き。
東宝版の方が評価が高いようですが
こちらもカラーになり、鶴田浩二の次郎長も色気あり、楽しめます。
田崎潤って、こんなに軽妙な芝居をしてたんだ。自衛隊の偉いさんか、クイズ解答者のイメージしかない。
「日本侠客伝」とパターンは同じだが、
より大衆受けしやすい作りになっている
「唐獅子牡丹」の歌とか。
丁寧な仁義の切り合いにちょっと笑った。
ヌーベルバーグっぽいシュールさ。
加賀まりこ 20歳
中尾彬 21歳
若くてイキがいい。
そしてなんと加藤武 当時34歳
どんだけ老け顔やねん。
ヴィヴィアンリーが念願のオスカー獲得。
確かにね。
今なら最後はキレて、暴れ回りかな。
ラストシーンだけ知っていたが、
ど直球の反戦映画とは。戦闘シーンもものすごい迫力。しかも、1930年制作というこの時代がなんとも。
第一次大戦にゴリゴリの国際社会が国際連盟を立ち上げたが、結局はまた大>>続きを読む
いきなり、糞尿のどアップにドン引きしそうになったが、不思議とそのうち慣れてしまった。これまで誰も描かなかったシモの処理。でも人間の営みではあるのか。
黒木華が素晴らしい。
時々カラーってどういう意味?
オードリーヘップバーンの代表作として
あまりにも有名な作品ですが、今回初めて鑑賞。オードリーがこれまでと違うキャラで新境地を開いていますが、ストーリー的にはどうかなというくらい、普通でした。やはりタイ>>続きを読む
戦後の市民生活が伺えておもしろい。
特に大阪市内の風景。
くいだおれ太郎がいる!
小津映画より、会話がリアル。
所帯じみた原節子もいいです。
信念の人、トマスモア。
余りにも頑固。
ヘンリー8世はとにかく男子が欲しかった。でも、英国を栄えさせたのは
エリザベス1世だったという皮肉。
とても損な役回りだけど、真摯に生けていけば、ちゃんと神様は見てるよって話。
教訓ぽいが、しみじみします。
オードリーは元祖ラブコメの女王だね。
ゴージャス!
Wホールデンのヤンチャな次男坊がイメージと違って新鮮。
牛、牛、牛。一体どうやってコントロールしたのか、スペクタクルな映像だ。ハワードホークス伝説の名画は前半と後半で趣がガラリと変わる。主役もJウェインからMクリフトへ。この辺りは脚本が見事だ。Jウェインも>>続きを読む
スタッフ、キャストは「仁義なき戦い」と同じなのに、(佐野浅夫は珍しいけど)
悪徳刑事を主役にしたので、一本スジが通った印象があり、「仁義」のカオス感とは違うまとまった面白さがありました。ある意味集大成>>続きを読む
3人の当事者と1人の目撃者がそれぞれの視点で事件を語る。いずれにしろ、救いのない展開なんだけど、最後に希望の光りが差す。黒沢のヒューマニズムの原点かなと改めて感じた。映像がクリアでびっくり。
三船のキ>>続きを読む
小津安二郎といえば、父親が娘を嫁に送り出すパターンが印象的だが、これはその最後でもあり、小津の遺作でもある。1962年て、ちょうど戦後の混乱期から高度成長期へ向かう頃で、画面からは2つの時代が同居した>>続きを読む