マーク太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

マーク太郎

マーク太郎

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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.8

最近はカーアクションでも、ハリウッドを凌駕する勢いの韓国映画が今回も本領発揮。もちろんバイオレンスも忘れていません。痛そう!いわばトランスポーター+レオンですな。ということは主演のパクソダム嬢はジェイ>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

アメリカ映画でハズレないなっておもうのが、ボクシング映画とこのジャーナリストもの。トランプやワインスタインみたいなむちやな権力者もいるかとおもうと、地道に闘う記者たちもいるんだよね。不思議な国だ、でも>>続きを読む

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.6

でたらめのペルシャ語で窮地を脱する設定は面白いが、騙される大尉の心情にやや違和感があり、乗り切れなかったかな。

ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.8

いかにも出来過ぎで先が読める展開だが、実話に基づいているということでもあり、
馬とウェールズへの愛情に満ちあふれていて心地よく観られました。トニコレットが
信念が強いんだけど、普通のオバさんぽくて嫌な
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カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.6

香港スタントの凄まじさを知ったのは「プロジェクトA」の時計台落下シーン。
ジャッキーチェンの命懸けアクションに度肝を抜かれたものだが、それを支えたのが、この人たちだったのね。以前の女性スタントのドキュ
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.9

ザッツイタリアーノでしたね。みなさん感情の起伏が激しくて、くっついたり別れたり、する人もいれば、一途に、思い続ける人もいて、人生の機微を堪能していました。終わりよければすべてよしよし?ではないけど、鑑>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんだかんだいって、韓国映画の凄味は
思いっきり腕を振ってるってとこでしょうか。序盤はリアリティあふれる、旅客機出発までの描き方。謎めいたイ・ビョンホン親子、熱血ソンガンホ刑事の雰囲気。サイコな犯人の
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

漫画もアニメも全く見たことがなく、
バスケにも無知なジイさんが果たしてどこまで楽しめるのか不安でしたが、実験的に鑑賞しました。

結果はそれなりに胸熱で面白かったですね
ファンならもっと楽しいんだろう
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そばかす(2022年製作の映画)

3.7

三浦透子は岸井ゆきのと並んで今年の顔だと思うので、主演作は嬉しいばかりだが、
今回はまあ、わかるけどさほど深みはないかなという役柄。トムクルーズで「宇宙戦争」を持ってくるところが笑えました。
前田敦子
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

IMAXの3Dで鑑賞。まさに驚異の映像体験
凄すぎる!でも長過ぎる!子どもがいっぱいいて、紛らわしい。大佐がアバターで復活とは!ちょっとうれしい。捕鯨らしき漁がネガティヴに描かれてちょっとヤダ。キリの
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アバター(2009年製作の映画)

4.0

SDG s的映画でした。帝国主義vs少数民族の壮絶な戦いはスマホで観ても迫力十分。脅威の映像体験はIMAX向けですな。敵役の「大佐」は「ドントブリーズ」で強すぎる老人になっていました。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.7

「ヘレデタリー」「ミッドサマー」のA24が放つ、不快指数マックスな映画。ヤダヤダと思っているのにいつのまにか観てしまうのはどうして?よくわからん。
 夫の自殺がトラウマとなった妻が体験する世にも異常な
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.5

傷ついた2人が、微妙な距離感で同居のようなそうでわないような暮らしをしながら
あーやっぱりそうなるのかと思っていたら、えつ!それで終わるのか!というある意味意外性の結末。なんじゃそりゃ。まあ、いいけど
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

ボクシング映画といえば、「ロッキー」とまでいかなくても、大体主人公が紆余曲折の末、大勝負にのぞみ、勝ったり負けたりするクライマックスにカタルシスを感じるものという先入観が,あるんですが、今回は見事に裏>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

とにかく濃厚。インドパワー炸裂。
ラーマとビーム、最初は区別つかず。
やっと髪型で判別しました。パンチと七三。

ある男(2022年製作の映画)

4.0

全編通して、落ち着いた演出と達者だけど大人のお芝居でぐいぐい引っ張られました。ミステリー仕立てだけど、過度に作り過ぎていないのがいいのかな。過去を棄てて生き直したいというそれぞれの想いが、それぞれに余>>続きを読む

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

静かなダークファンタジーだけど、後味は悪くない。アリシアヴィキャンデルが可愛いです。進撃の巨人がいましたね。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.9

殺人容疑で早々に逮捕されるカイアの裁判と回想が程よいテンポで交互に描かれるのだが、ノースカロライナの湿地がとても美しく、映像のテンポもとても心地よかったな。自然に生きる女と対極の暴力の対峙にどきどきし>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

前途洋々たる娘がバリで養殖業を営む青年と結婚するのをなんとか食い止めようとする、犬猿の元夫婦という設定は、とてもゴージャスな吉本新喜劇に見えてしまった。
もちろん最後はオールハッピーの大団円なんだが、
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.7

ドロドロ不倫をアートに描く今泉力哉監督はやはり才能をお持ちだ。長回し会話劇は退屈しそうでしない、不思議な時間。
女子高生作家の金髪彼氏が一番いい奴でした。

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.8

アルモドバル作品はなるべく観たい。
赤ん坊取り違え事件とスペイン内乱の犠牲者調査。どう結びつくのかと、少し戸惑う。でも、どんなに辛くても真実と向き合えってことなんでしょう。
ペネロペ様、いつまでもお美
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.7

なんだか「ブレードランナー」のレプリカントたちに共通するような、切ない感じがありましたね。
ちょっと眠くなりましたけど。

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.7

実際の事件をなぞってるんだろなと思い、
最後はあーなるんだろうと身構えていたら
まさかのラスト。おいおい伴明さん、やりやがったな。まあ、でも嫌いじゃないよこの終わり方。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

やっぱり、ええわ。マドンソクを堪能。敵役のソンソックもいい面構えだけどね。
海外ロケしてみたり、おなじみキャラを再登場させたり、すっかりシリーズ物の定型です。当然、「3」も待ちきれない。

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.7

そんなにすぐに上手くなるものかとは思ったけど、真っ直ぐな青春映画もたまには良いですな。俳優陣の筆さばきが見事でした。とくに三浦友和とか。

警官の血(2022年製作の映画)

3.6

ストーリーがわかりづらい。原作もよんでますが,だいぶん前なのですっかりわすれているし。でも、潜入物の面白さはあったな。

君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.6

いろんな謎が一応は回収されるので、最後は納得しました。

雄呂血(1925年製作の映画)

3.8

悪い方悪い方へと転がって、どんどん追い詰められる坂妻の表情が良いですね。それにしてもご長男の高広と瓜二つです。最後の大立ち回りは凄い!

暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.8

テレビの洋画劇場で観た記憶はあったが覚えていたのは断片的。ゴルフスイングの様な草刈り。グラサンの看守とライフル。ゆで卵50食べる。嬉しそうにルークを語るジョージケネディ。そんなところか。
あらためて全
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

タイムマシンものに続いて、タイムループかもの。ちょっとあたま使ったけど、とにかく構成が良くできていて、笑わせて泣かせます。タイムループしているうちに、仕事の能率が向上していくって笑えました。そらそうよ>>続きを読む

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

3.9

実写の「サマータイムマシンブルース」から17もたつのかあ。瑛太と上野樹里。懐かしな。世界一スケールの小さいタイムマシンものだつたな。今回この元の「四畳半神話体系」を知らないので、マニアックな楽しみ方は>>続きを読む

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.6

実話の様で寓話でした。メンタルが参ってきていたダイアナが、アンブーリンの亡霊を見るなんて、ホラーか。「パニックルーム」の女の子がこんなに大人になったんですね。

七人樂隊(2021年製作の映画)

3.8

香港へのノスタルジーに溢れた短編集。
ジョニートーさん、元気だったのか。