masaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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あの頃。(2021年製作の映画)

3.4

松坂桃李はオタク役でも、ある程度カッコ良くなっちゃう。

さえない日々を送る青年が、アイドルにハマり、オタクたちと出会い、青春を過ごす話。

大学院受験に落ち、恋人もおらず、金もない劔(松坂桃李)。
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.6

風俗の舞台裏、女性たちの姿を力強く描く。

雑居ビルにあるデリヘルの事務所で、世話係としてデリヘル嬢たちから次々とぶつけられる不満や要望に対応するカノウ(伊藤沙莉)。
忙しく働きながらも彼女は、その場
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.6

何も考えず楽しく観れる作品。こういのはいいなぁ。

闇サイトを運営する組織の怒りを買ったプログラマーが、両手に拳銃を固定された状態で殺し屋との戦いを強いられる。

街で人々に殺し合いをさせ、その様子を
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.5

この手の作品は、伝説の方たちの動いてる姿を観れてほんとに嬉しい😃

どうしてもテンション上がってしまいます。

1969年に開催された「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」を追った音楽ドキュメンタ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

異物を飲み込む感じはどんな感じなんだろう…

異物を飲み込み続けることで、自分を取り戻していく女性の話。
孤独に苛まれた主人公が、ガラス玉などを飲み込むことで、痛みと同時にこれまで感じたことのない快楽
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.8

ほとんど2人のふたり芝居なだけなんだけど、モノクロの映像と特異な雰囲気で、なんとも高尚な気持ちにもなった。
そして全体を包むこの感じ。
ある意味これはホラーかもしれない。
この雰囲気はなかなか体感でき
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

究極の復讐劇。

輝かしい未来を歩もうとしていた女性が、ある出来事を契機に思わぬ事態に直面する。

明るい未来が約束されていると思われていたものの、理解しがたい事件によってその道を絶たれてしまったキャ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

まさに一度観たら忘れられない伝説的カルトアニメ…

この世界観かなり好きです。
カルトすぎる。

仏のSF作家ステファン・ウルの長編小説を、マンガ家ローラン・トポールの絵でアニメ化した異色のファンタジ
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.8

青年期の葛飾北斎の柳楽優弥、老年期の葛飾北斎の田中泥、共に魂が隠っていて良かった。

「富嶽三十六景」などで知られる江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の謎多き生涯を描く。

貧乏絵師が北斎として江戸を席巻し
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.5

83歳のおじいちゃんがスパイ👀
しかもドキュメンタリー。

高齢のスパイを募集する奇妙な求人に応募した83歳の男性が、老人ホームで潜入調査を行うドキュメンタリー。

スパイとしてホームの内情を探る彼の
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CUBE(1997年製作の映画)

3.5

密室の中に閉じ込められる恐怖。
ワンシチュエーションパニックものの先駆け的な作品。

奇抜なストーリー、斬新なビジュアル・センスで話題となったカナダ産異色サスペンス。
謎の立方体(=CUBE)に閉じこ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.2

このグロキモカワイイ世界観にもう病みつき😆

アニメはあまり観ない方なので、観る前は自分に合うかちょっと心配していたけど、この監督が繰り広げるマニアックすぎる世界観に最初から最後まで引き込まれてしまい
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

4.3

魂を揺さぶられる🎵
物凄い高揚感‼️

自分が生きているうちにこの映像が観れてよかった。
ゴスペル好きじゃない人でもこれを観たら魂を揺さぶられてしまうでしょう。

ソウルの女王アレサ・フランクリンのラ
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グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.8

これは自分は好きでした。
イザベルユペールが非常に恐ろしい😱
そして、クロエちゃんが可哀想😰

ある女性と親しくなったヒロインが戦慄の狂気に巻き込まれるサイコスリラー。

ニューヨークの高級レストラン
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望み(2020年製作の映画)

3.7

息子は加害者なのか、被害者なのか…
どっちに転んでも最悪。

堤幸彦監督。
一級築士の石川一登と校正者の妻・貴代美は、高校生の息子・規士や中学生の娘・雅とともに、スタイリッシュな高級邸宅で平和に暮らし
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逃げた女(2019年製作の映画)

4.0

ホンサンス監督作初鑑賞。
簡単にいうと女性が、3人の女友達と話すだけの作品なんですが…
どうしてどうして、何か得体の知れないスリル満点の作品でした。ホンサンス監督恐るべし。
観終わった後、いろいろ自分
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.9

19世紀イギリスを舞台に、異なる境遇の2人の女性が化石を通じてひかれあう姿を描く。

1840年代、イギリス南西部の海沿いの町で
人間嫌いの古生物学者メアリー・アニングは、世間とのつながりを絶ち、ひと
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.6

まるで舞台を観ているような、面白い喜劇風でなかなか楽しめました。
しかし、スマホを覗くという設定は恐ろしい。これやっちゃったら絶対ボロが出ちゃうでしょ。

世界18カ国でリメイクされたイタリアのコメデ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

この頃が、一番楽しいんですよね。
はぁ~、あの頃に戻りたい…

優等生の女子高生二人が、学園生活最後の一夜に大冒険を繰り広げる青春コメディー。

親友同士で成績優秀な女子高生エイミーとモリーは、卒業式
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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

誰しもが一度は透明人間になってみたいと思ったことがあると思います…
透明人間になれたら何をしようかなと妄想の世界に入ってしまいます…

しかし、この作品はちょっと怖い。

自殺した恋人が透明人間になっ
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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

グリコ森永事件をモチーフにした作品。きつね目の男が印象に残る。

実際にあった昭和最大の未解決事件をモチーフに過去の事件に翻弄される2人の男の姿を描く。
平成が終わろうとしている頃、新聞記者の阿久津英
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.8

韓国で実際に起こった虐待死事件を基に描いた重い作品。

ロースクールを卒業した後、児童福祉館に臨時で就職したジョンヨプは、継母から虐待されている姉のダビンと弟のミンジュンに出会う。
その後法律事務所に
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

ずっと観たくてやっと観れた。
実際のノマドたちとフランシスマクドーマンドとの交流。ほんとドキュメンタリーのような映像と美しい景色。音楽もいい。

何も考えないで観れる秀逸な作品。
ストーリーらしいのは
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.9

サスペンス要素もあるが、全体的にやさしい雰囲気で観たあと、あたたかい気持ちになる。とてもいい作品。

弁護士演じるチョンウソンの演技はさすが。「アシュラ」とは全く違うキャラで、何でも演じられるいい役者
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

この世の中階層で、生きていけなくてはいけないと痛感した。でもそこから少しずつ自分を見つけだしていくという話。

なんか最近邦画って心にグッとくる作品が多々出てきてるのが嬉しいです。これも非常に良かった
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義兄弟 SECRET REUNION(2010年製作の映画)

3.5

ちょい若いソンガンホとカンドンウォンの熱演。やっぱいいなぁ。

男同士のきずなを描いた感動の人間ドラマ。

北朝鮮のスパイと、彼を追う元国家情報員の宿命の対決と共に、彼らの間に芽生える深いきずなを描く
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アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.5

後編も更に素晴らしい。この世界観にずっと浸っていたい。

ボクシングはものすごい好きって訳でもないんだけど、
熱くて、泣けて、興奮して、クスッと笑えて、そしてエロい。自分の中では完璧な映画でした。
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

4.0

どうしようもない「噛ませ犬」な生き方も実はかっこよく見える。

「百円の恋」の武正晴監督が、森山未來、北村匠海、勝地涼をキャストに迎えたボクシング映画の前編。

プロボクサーの末永晃はかつて掴みかけた
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.7

この邦題に興味をそそられて観賞。
アラフォーのチョンシルさんのふるまいがなんか可愛い。

長年にわたりホン・サンス監督作のプロデューサーを務めてきたキム・チョヒが初メガホンをとり、自身の体験を投影させ
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.7

音楽の素晴らしさ。

元ミュージシャンのシングルファーザーと夢を追う娘を描く話。

父と娘が、ある出来事を機に決断を迫られる。
ミュージシャンだったフランクは、ブルックリンでレコードショップを営みなが
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.7

内向的な少女の成長。娘思いの父と娘の話でもある。
まさに思春期の中学生の女の子の成長、希望が感じられる爽やかないい作品。
一歩づつ踏み出していく主人公を応援せずにはいられない。

中学校卒業を迎える内
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.8

「新感染 ファイナル・エクスプレス」の4年後を描く続編。

カン・ドンウォン主演で、前作から引き続きヨン・サンホが監督。

人間を凶暴化させる謎のウイルスが半島を襲ってから4年後。
香港に逃げ延びてい
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.0

生活のルーティンの美しさ。

デンマークの農村を舞台に、体の不自由な叔父と一緒に家畜の世話をして生きてきた女性に訪れる人生の転機を描く。

幼い頃に両親を亡くし、体の不自由な叔父と2人で暮らす27歳の
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.2

「ずしん」と心に響いてきた。

トランスジェンダーの主人公と親の愛情を知らない少女の擬似親子的な愛の姿を描いた話、

内田英治監督オリジナル脚本。
故郷を離れ、新宿のニューハーフショークラブのステージ
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.7

ニコケイなのにまさかの評価が高い作品。こりゃ観るっきゃないってことで観賞😅

なるほど!ストーリーは家の近くに隕石が落ちてきて、なんやらおかしなことが起こるという、SFホラーなありふれた話だけど、色の
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.8

まだまだ記憶にしっかり、とどめておかないといけないと改めて思った。

2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故で、未曾有の事態を防ごうと現場に留まり奮闘し続けた人々の
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