masaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ポップスター(2018年製作の映画)

3.4

ナタリーポートマン主演なのでつい衝動鑑賞。
評価異様に低いですが、自分は楽しめた。

クラスメートが起こした銃乱射事件から生き延びたセレステ(ナタリー・ポートマン)が姉のエレノア(ステイシー・マーティ
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.9

死をも考えている寂しい頑固じいさんが、周りの人々の交流によって徐々に変わっていく。
素晴らしい作品。

愛妻を亡くし人生に絶望した老人が、隣人一家との交流を通して徐々に心を開いていくさまを描く。

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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.2

素直に感動できるロードムービー。これは素晴らしい。

インド人の青年が、迷子のパキスタン人の少女を親元に送り届けるため旅に出る姿を描く。

声が出ないパキスタンの少女シャヒーダーは、母親とインドのイス
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

キアヌ・リーヴス演じる殺し屋ジョン・ウィックの復讐劇の第3弾。

追われる身となったジョンが、迫りくる暗殺集団との戦いに挑むアクション。

裏社会の聖域コンチネンタルホテルでの不殺のおきてを破ってしま
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.7

前作よりもコメディ色がより強くなった気がするが、気楽に楽しく観れるゾンビコメディは健在。

『ゾンビランド』の続編。前作から10年後、生き残った四人が進化したゾンビに新たなルールで対抗する。

200
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

4.0

映画には自分に刺さる作品と刺さらない作品がありますが、この作品は自分には妙に刺さりました。

まず、ハルレオというデュオの名前がよい。それを演じる門脇麦と小松菜奈がまたいい。曲もまたいい。マネージャー
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よこがお(2019年製作の映画)

3.7

不条理な現実に巻き込まれたひとりの善良な女性の絶望と希望を描いたサスペンス。

深田晃司監督。筒井真理子主演。
周囲からの信頼も厚い訪問看護師の市子は、1年ほど前から看護に通っている大石家の長女・基子
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ツナグ(2012年製作の映画)

3.6

死んでしまった人に一度だけ会えるチャンスがあるとしたら自分はどうするだろう。

死んだ者と生きる者の再会を仲介する使者“ツナグ”の見習いを努める高校生が、さまざまな依頼者の姿を目の当たりにして成長する
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影踏み(2019年製作の映画)

3.4

テーマはずばり『双子』という作品。
山崎まさよし久々の主演作品。ファンには嬉しい。

横山秀夫の小説を、『月とキャベツ』で組んだ篠原哲雄監督と山崎まさよし主演で映画化。

夜に盗みを働く主人公が、さま
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

三谷ワールド全快。最高。久々に笑えた。
そして相変わらずキャストが超豪華。

国民から全く支持されていない総理大臣が記憶喪失になったことから起こる騒動。
病院のベッドで目覚めた男(中井貴一)は一切の記
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

こじらせ女子のラブストーリー。可笑しい。自然と主人公を応援してしまう。

綿矢りさ原作。大九明子監督。
突然告白してきた職場の同期と、中学時代から片思いしていた同級生との間で揺れ動く女性の、暴走する恋
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.8

林業を通して主人公が成長していく姿を描く。なんて、林業て素晴らしいんだ。

矢口史靖監督。三浦しをん原作。
あるきっかけで山奥の村で林業に従事することになった都会育ちの若者が、先輩の厳しい指導や危険と
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ほとりの朔子(2013年製作の映画)

3.4

若き二階堂ふみの瑞々しさが漲る作品。ファンなら是非観たい作品。

深田晃司監督。
大学受験の浪人中、叔母の海希江から誘われて海と山のほとりの避暑地を訪れた朔子は、そこで海希江の幼なじみの兎吉と、その甥
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.6

らく~に観れる最適な映画。
二人の嘲笑的でユーモアを織り交ぜた会話は、ほとんど漫才。
最初から最後まで飽きずにクスッと笑わせてくれる。

関西の男子高校生2人が放課後に何となく会話するだけという話。
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

4.0

今観るべき作品。
完全リモートで、ここまで、笑わせてくれてウルッとさせられ、生きる希望を与えてくれようとは。
上田監督とスタッフ、キャスト、カメ止めファミリーにありがとうと言いたいです。

キャストが
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.4

黒沢清監督が以前撮った前田敦子のミュージックビデオ『Seventht Code』に通じるなとどうしても思ってしまった作品。
しかし、そこは黒沢ワールド。
ウズベキスタンと前田敦子と撮影クルーが上手い感
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.8

死とは。
まさにイギリス版『おくりびと』。
じわじわとくるとてもいい作品。

静かで柔らかな作りで優しく観れる。観たあとに死についてじっくり考えてしまう作品。

ウベルト・パゾリーニが監督。
身寄りの
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楽園(2019年製作の映画)

3.4

豪華キャストの演技は素晴らしい。

『悪人』『怒り』などの原作者・吉田修一の短編集「犯罪小説集」の一部を、『64-ロクヨン-』シリーズなどの瀬々敬久監督が映画化。

ある村で起こった幼女誘拐事件、少女
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.6

ワニパニックもの😱
単純明快、時間も短めでサクッと終わり、何も考えず気持ちよく興奮できる。
たまに、こういうモンスターパニックもの観たくなります。

監督は『ピラニア』や『ヒルズハブアイズ』のアレクサ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

ずっと手に汗握る緊張感はすごい。
自分がこのホテルマンと同じ状況だったらどうしたか……

2008年にインドのムンバイで実際に起きたテロ事件を題材にしたドラマ。
高級ホテルに監禁された宿泊客を救おうと
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.7

今観ると超豪華メンツ。
ダイヤの行方を巡る渋くスタイリッシュな群像劇。

ベルギーの宝石業者から86カラットのダイヤを奪った強盗団の1人、フランキー・フォー・フィンガーズ。
彼の役目はダイヤをニューヨ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.7

みんな結局は昔と変わっていないところが素敵だ💡

『トレインスポッティング』の20年ぶりの続編。主演のユアン・マクレガーをはじめ、監督のダニー・ボイル、脚本のジョン・ホッジら前作のキャスト・スタッフが
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.9

90年代ドラッグ系青春映画の傑作。
当時観て以来、内容ほとんど忘れていたので再鑑賞。
当時のスタイル、ファッション、音楽含めやはり全てがカッコいい。
今観るとユアンマクレガーがめちゃくちゃ若くてカッコ
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ピンカートンに会いに行く(2017年製作の映画)

3.5

題名を見ただけでは、なんじゃ?と思いましたが、少女時代に結成した、ブレイク寸前で解散したアイドルグループのメンバーに会いに行く話。

20年前に解散したアイドルグループ・ピンカートンの優子は今も売れな
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

黒人刑事が白人至上主義団体(KKK)に潜入捜査しちゃう話。

スパイク・リー監督。
1979年、コロラド州コロラドスプリングスの警察署で、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース。
署内の白人
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.7

笑えて泣けて、ラストも幸せな気持ちになれるバランスのいい作品。

車椅子生活のフリをしたプレイボーイが、真実の恋に目覚める。うそから始まる恋の行方。

亡き母の車椅子に座っていたジョスランは、偶然やっ
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.0

1957年製作の日本映画の名作。

「居残り佐平次」などの古典落語を基に、江戸の色町で繰り広げられる騒動を描いた喜劇映画の傑作。

この時代の日活オールスターたちが繰り広げる日本映画の漲るパワーが凄い
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.9

隠れた名作。

第1次世界大戦後のフランスを舞台に2人の帰還兵が企てた大胆な詐欺事件を描くクライムドラマながらどことなくあたたかく、美しいフランス映画。

第1次世界大戦の終結目前。
仏軍のプラデル中
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4×4 殺人四駆(2018年製作の映画)

2.8

シチュエーションスリラーと思ってたが…後半はそうでもなかった…

車上荒らしに入ったら逆に車に閉じ込められちまった~という話。

車上荒らしのシロは住宅街に停まっていた車に押し入りカーステレオを盗むが
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キラーズ・セッション(2019年製作の映画)

2.3

ゲイリーオールドマン主演のはず、ジャケにもバーンと出てるのに、ゲイリーオールドマンの出番がほとんどない……
これがほんとのジャケット詐欺か…

殺人の再犯を防ぐグループセッションのメンバーの間に、裏切
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サンセット(2018年製作の映画)

3.4

『サウルの息子』のネメシュ・ラースロー監督が放つドラマ。
20世紀初頭のブダペストを舞台に、親がのこした高級帽子店の秘密と兄の足取りを追う女性の運命を描く。

1913年、イリスは、他界した両親がのこ
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

これも究極の愛のかたちか…
そんじょそこらのホラーより怖いかも…

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン監督とダニエル・デイ=ルイス。

1950年代のロンドンを舞台に、有
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.6

長男の自殺によって巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアを交えてあたたかく描いた話。

鈴木家の長男・浩一が突然亡くなった。そのショックで記憶を失ってしまった母・悠子のため、父・幸男と長女・富美が嘘を
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恋恋豆花(2018年製作の映画)

3.6

モトーラ世理奈と台湾スイーツが気になり鑑賞。

今関あきよし監督。
台湾を舞台に描いたヒューマンドラマ。
大学生の奈央は学校での人間関係や恋愛に嫌気が差し、中退を考えていた。
そんな折、父・博一の提案
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.1

韓国産ホラー。
Jホラーのような、じめっとした雰囲気もある。

韓国の古典怪談をベースに、人里離れた家に住む一家の継母と姉妹の確執、そして家自体が放つ怪奇現象を描いた話。

ストーリー自体もちょっとワ
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トンマッコルへようこそ(2005年製作の映画)

3.8

癒される戦争映画✨

架空の村“トンマッコル”を舞台に、敵対する兵士たちが癒されていく姿をとらえた人間ドラマ。

戦争に疲れ果てた男たちが、心優しい村人たちとの交流を通して成長する話。

音楽は久石譲
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