だまさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

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2人の大切な人達が2人の関係を否定しない。2人が人前で自然に手を繋いで歩ける。差別や偏見のない優しい優しい世界。ドラマから一貫して描かれる言葉で伝えることの大切さ。それを実感させられる終盤のシーンにボ>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

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クロエちゃんが有能すぎて最強すぎて不死身すぎて。テンション爆上がりで大爆笑。なんかよく分かんないけど楽しかった。対する彼らが役立たずで無能なのは覚悟が足りないからなのか。彼女には守りたいものがある。男>>続きを読む

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

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まさかの大号泣。退屈で平穏な日常がある日突然崩れ去っていく。その時何を感じ何を選ぶのか。大切な人を守るための強さを手に入れるにはどうすればいいのか。大きな悲しみを乗り越えた彼らのそれぞれの選択。たくさ>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

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心がじんわりと温まる素敵な作品でした。大きな喪失を共有する青年と少女。突然の環境の変化に戸惑い。余裕なく生活に追われる日々。それでも少しずつ繋がっていく思い。少しずつ乗り越えていく怒りや悲しみ。希望と>>続きを読む

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

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怖くはないけど面白かった。殺戮シーンとかかなり笑えた。AIの暴走という設定も良かった。チャッキーの行動の根っこにあるのがアンディへの純粋な愛情ってところがいじらしくて。心のない人形と分かっていてもなん>>続きを読む

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

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切ないけれどゆっくりと心に沁みてくる。とても素敵な作品。愛する人の突然の死。埋められない喪失感。それでも過ぎていく日々。少しずつ増えていく笑顔の時間。新しい出会い。ロレンスのラストの表情がとても印象的>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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カルリートスの魅力にやられた。ぷっくりした唇にむっちりした身体。匂い立つような色気。息を吐くように嘘をつき罪を犯す無邪気な笑顔。一欠片も共感できないのに目が離せない。人として大切な何かが欠落した彼は果>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

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タロンくん渾身のパフォーマンス。力強い歌声も繊細な演技も全てが素晴らしかった。“誰からも愛されない”という呪縛に囚われ本当に自分を思ってくれる人を遠ざける姿が痛々しくて。それでも変わらぬ親友バーニーの>>続きを読む

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

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細かいこと気にせず楽しんだもん勝ちな1本。ぶっ飛んだ設定のおかげでミュージカルシーンが始まるととにかく笑える。見てるこちらも凄く楽しい気持ちになれる。何よりも三吉彩花さんの魅力が全開。歌もダンスも笑顔>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

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グサグサと心に刺さって。涙が止まらなかった。都会の片隅で身を寄せ合う子ども達。大人の助けを頑なに拒む彼らの小さな願い。誰かを犠牲にしなければ壊れてしまう世界に守る意味なんてあるのだろうか。目の前の大切>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

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楽に生きる人生を選べなかった男の哀しくも愛しい物語。名優ロバート・レッドフォードの引退作という事も相俟って感慨深い気持ちになりました。どこまでも粋で格好良く。飄々とした佇まいに魅了される。ケイシー・ア>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

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めちゃめちゃ面白い。韓国の社会派エンタメはバランス感覚が本当に素晴らしい。自分達の社会と照らし合わせて深く考えさせられる部分もしっかりありつつ。一瞬も途切れる事のない緊張感に最後まで引き込まれた。自国>>続きを読む

国境の夜想曲(2020年製作の映画)

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長く続く混乱が人々に齎したもの。人々から奪い去ったもの。美しい映像とは裏腹に。伝わってくるのは深い悲しみや憤りや諦め。響き渡る銃声と隣り合わせの日常。それを受け入れざるを得ない人々。何の説明もなくただ>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

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めちゃめちゃ面白かった。好きな人との愛のない行為。好きでもない相手との行為で得られる快感。ただ一緒にいるだけで満たされる関係。愛にも性にも正解なんてないから。それぞれの迷走する姿が可笑しくて愛しくて。>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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色んなものがぎっしり詰め込まれてて大満足な161分。でももっとずっといつまでも彼らを見続けていたい。そんな心地良さに満ちた作品。監督の愛と優しさを深く感じた。そして終盤は楽しすぎて大爆笑。ラストシーン>>続きを読む

ポラロイド(2018年製作の映画)

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写真に写ると悪霊に殺される。久々にシンプルなホラー。殺されるのが普通に優しい友達ばかりなので悲壮感が増す。殺戮シーンを直接は見せず演出で怖がらせる手法。なかなか楽しめた。自己を否定し内向的だった主人公>>続きを読む

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

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豊かな自然の彩を映した美しい映像。静かに紡がれる印象的な言葉の数々。この不思議な世界を構成する全ての人々が愛おしく感じられる。切なくて苦しくて優しい痛みが心の奥深くに刺さってる。そんな余韻がしばらく続>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

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めっちゃ気分爽快。笑わないカレン・ギランがクールで熱くて格好良かったけど。お姉様方も最高に魅力的。特にミシェル・ヨーの戦う姿の美しさに惚れ惚れした。クソ野郎ども皆殺しでこんなにテンション上がるとは。ア>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

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貧困に押し潰されて子どもを守る事のできない親達。今も世界のどこかで続いている現実。彼等を責めるのは簡単だ。でもこれは個人の問題だろうか。子どもの笑顔を守るのは社会全体の役割ではないのだろうか。無力な自>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

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ユーモアとアクションと不思議な爽快感。色んな要素が詰まってて面白い。無理矢理な展開も多いけど。銭湯で繰り返される普通じゃないのにどこかゆるい日常。それを眺めている内にどんどん彼らの魅力にはまって好きに>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

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過剰な暴力描写と感情の爆発の繰り返しにこっちがぶん殴られたような気持ちになる。物凄い圧と熱量に吐きそうになるぐらい。でも靖子と宮本の魂のぶつかり合いに圧倒され訳も分からず涙が溢れた。全ては自己満足。自>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

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奇跡のような出会い。時間を掛けて大切に積み重ねられていく想い。それらが丁寧に丁寧に描かれていく。様々な感情が込められた皆の笑顔が印象に残る。それぞれの思いが溢れて重なっていく終盤からは涙が溢れて止まら>>続きを読む

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

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丁寧に紡がれていく愛しくて優しい時間。繰り返される日常の何気ない会話やふとした仕草。控えめだけど輝くような笑顔。全てが心の奥深くに響いて。何だかとても幸せで。たくさん笑ったし。たくさん泣いた。鑑賞後も>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

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あの夜の母の選択をどうしても肯定できなくて。もやもやしながら見てた。でも写真に納まった4人の表情に感情が溢れていて。途端にこの不器用な家族が愛しく感じられた。どんなに嫌っても憎んでも離れても血の繋がり>>続きを読む

グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

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壮大で美しい風景。躍動感あふれる少年たちの姿。アニメならではの魅力が詰まった映像が素晴らしくて。それを眺めてるだけでワクワク感があって楽しめた。直球すぎる言葉の数々。描かれない場面が頭に浮かんで。未熟>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

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昔の自分に重なってグサグサ刺さった。自分に自信がなくて。自分を好きになれなくて。出口のない焦りや不安。そんな自分を知られたくなくて親に反発してばかり。狭い世界が全てに思えて苦しんでいたあの頃。ラストの>>続きを読む

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

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映画館で声出して笑いまくった。まさしく完璧な実写化。冴羽獠そのものなラショー監督。あらゆるシーンに監督の原作愛が溢れてた。アクションシーンも見応え充分。シリアスモードな獠のあまりの格好良さに痺れた。久>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

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前半のダンスシーンが圧巻。人種や性別。常識が作り出す境界が消え去り自由に絡み合う。全てが融合するのを感じて心が震えた。混乱に追い込まれる後半。身体中の毛穴が開く。長回しの映像。耳を突く叫び声。頭に響く>>続きを読む

ゴーストマスター(2018年製作の映画)

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チープなグロ表現にグダグダなストーリー。確かに馬鹿馬鹿しくてくだらない。でもその向こうに作り手の愛と悲痛な叫びが垣間見えて笑いと涙を誘う。映画に人生を吸い取られそれでも映画から離れられない人は現実に大>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

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過去に囚われ続け。欲望に取り憑かれ。自分が何者かを見失った男。禁断のショーによって破滅へと進んでいく。何だかずっと居心地が悪くて。胸のざわざわが止まらなかった。それでいてこの世界にどっぷり浸かる心地良>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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思ってたのと違った。でも面白かった。メインとなる謎解きも見応えあったし。ずっと自分のために戦ってきたブルースに起こる感情の変化。終盤のシーンのあれこれが胸熱でテンション上がった。常に青白い顔色のロバー>>続きを読む

ボブという名の猫2 幸せのギフト(2020年製作の映画)

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ボブはすれ違うだけで道行く人を笑顔にする。そこにいるだけで集まった人を幸せにする。だからジェームズの周りが優しさで満たされていくのは必然なんだろう。こんな風にお互いを思い合える世界が広がっていけばいい>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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躍動感あふれる鮮やかな映像。スクリーンいっぱいに広がる迫力のダンスシーン。心に響く楽曲の数々。ミュージカル映画ならではの魅力を存分に堪能できる157分間。物語の舞台は古くても。細かな点が色々とアップデ>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

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前作を超える高い満足感。前半はクスクス笑って。後半は涙が溢れて止まらない。音楽が素晴らしいのは言うまでもなく。自信や自分の居場所や愛する人。大切な何かを失った彼らが再び輝きを取り戻す物語に胸が締め付け>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

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キャスティングの勝利。神木くんと浜辺美波ちゃんの魅力だけで2時間見ていられる。一歩間違えるとかなり痛い作品になったのでは。芸達者な俳優陣の絶妙なバランス感覚の賜物で面白く仕上がってるのが凄い。ヒロイン>>続きを読む

カツベン!(2019年製作の映画)

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義理人情。淡い恋物語。分かりやすい悪役。大立ち回り。ドタバタ活劇を純粋に楽しめる娯楽作。この懐かしい感じがむしろ新鮮。最近こういう作品見てなかったな。成田凌の堂々たる語りに聞き惚れた。彼の魅力が存分に>>続きを読む