masaccoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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建築学概論(2012年製作の映画)

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建築学概論の授業で、自宅から大学までの道のりを赤いペンでなぞるシーンがよかった。運命だ、って思っちゃうよね。恋に落ちちゃうよね。きっかけとしてのアイデアが秀逸だと思った。

お互い初恋同士で実らなかっ
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

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女が強い映画は良い!ハンナはもちろん、妊婦のアリソン。生き方に直結した逞しさ!かっこええ!!
対比する暗殺者の男2人組も良い。得意なこと活かして淡々と「仕事」やってるんだろうけど、しかたなくやってる感
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

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身体の一部が欠損した人たち、小人症の人たち、脈絡ない全裸、放尿、子どもの自慰、など飛び道具てんこ盛りの驚くべき映画。
お母さんが、セリフはほぼ歌唱で、豊満な裸体だけではなく排泄行為まで晒すという演技に
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クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011年製作の映画)

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伝統あるパリのショーパブのドキュメンタリー。ショーの本番が思ったよりたくさん観れて良かった。セットの豪華さ、照明の斬新さ、衣装の小ささ、何よりもダンサーたちの美しさにため息が出た。引き締まった弾力のあ>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

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家の地下に友人知人を住まわせ「まだ戦争は終わってない」とウソをつき、彼らに武器をつくらせ金儲けをしている主人公は、世間では“英雄マルコ”と呼ばれ、その偽りの半生を俳優何演じる。虚構と虚構が幾重にも重な>>続きを読む

ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(2021年製作の映画)

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前作から25年後が舞台。
アニメーションが早くて動きすぎで、色数も多くて、ガチャガチャとせわしない印象。年取ったからかな?
兄弟愛、親子愛、もっと話して仲良くしようというメッセージ。
悪役キャラの正体
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

少女の成長物語、そして探検家としての志の継承の物語。
家出して万事うまく進むわけではなく、騙されたり、邪魔者扱いされたりしつつ、ロープの結び方を覚えて、斧も使いこなし、船員の仲間として認められつつも、
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

両親から恫喝され、無視され、「産まなきゃよかった」と言われて育った青年が、それでも両親に愛されたいと、自慢の息子を演じるために拉致した少女とともに帰郷するも、両親からは愛されず、図らずも少女からは愛さ>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

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母親役の俳優さん、懐かしい感じがするな〜と思ってみてたけど、大大大好きだった「恋のから騒ぎ」の主役だったジュリア・スタイルズだった!
「成長期の4年間は大きい」って言ってたけど、にしても自分の娘が本人
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ニューイヤー・ブルース(2021年製作の映画)

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クリスマスから新年まで、4組の男女の恋愛のあれこれを描く。皆、若くて美しい異性愛カップル。
イ・ドンフィが、やっぱり星野源に見えてしょうがなかった。
韓国語、中国語、ドイツ語、スペイン語が入り乱れる。
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

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当時50歳、急死直前のマイケルが痩せ細った体で、自身そのものといったダンスをする姿が、痛々しくも神々しく、圧倒された。凄まじい吸引力。
十分派手だけど、ステージ衣装とは違うカジュアルなファッションもカ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

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大ヒットミュージカルの映画化。エヴァン役のベン・プラットはミュージカルからの続投で当時27歳だったそう。歌唱の表現力はすごいのに、高校の中では目立たない内気な高校生に見えるのがすごい。孤独を募らせほと>>続きを読む

マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語り(2019年製作の映画)

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犬ちゃんの回想アニメ。
彼女の見ている世界が、カラフルで、ユーモラスで、とてつもなくワクワクするし、ハッピーな空気に包まれている。
世の中の犬ちゃんたちが幸せに見えるのは、こんな世界に生きているからな
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キング・オブ・シーヴズ(2018年製作の映画)

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実話に基づく。だとしたら、警備システム甘すぎない?盗む方も変装もせずナンバープレートも隠さず、油断し過ぎだし。現場で居眠りしたりサンドイッチ食べたり、インスリン注射?打ったり、緊張感なさすぎ。でもって>>続きを読む

43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

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ブルース・ダーン、当時83歳とか?キビキビ動いてよく喋るし、すげぇな。
若い頃の、実らなかった恋愛だけに忘れられないのかな。「思い出して欲しい」という一心で手紙を読ませたり、写真を見せたり、プレゼント
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億男(2018年製作の映画)

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「芝浜」の話。夢になるといけねぇ。
お金は、価値のあることに使おうと思った。大切な人を喜ばせるため、大切な人を助けるため、そういう自分でいるために。
「億男」か「雑魚」か、世知辛いな。港区女子か?
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

腹話術人形のベンソン怖え。ギャビー・ギャビーも最初、自己チューだしうす気味悪かったけど、だんだん哀れに思えてきた。ウッディもボイスボックスあっさり渡しすぎじゃね?と思ったけど、アンティーク的な価値には>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

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アデルが17歳から18歳になる頃と、それから4年後?を描く。
高校生のアデルが、同世代の男子と寝てみるも罪悪感で?「悲しくなる」という。興味のある文学の会話も盛り上がらない。彼は読書苦手らしい。
友人
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劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

散文的。地下鉄ライド。2.5次元舞台のような?ソードアクション。歌唱。
東京タワー🗼
アタシ◎再生産
繰り返す
「私たちはもう舞台の上」
「列車は必ず次の駅へ。舞台少女は次の舞台へ」
アルチンボルド的
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ドリーム(2016年製作の映画)

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勇気をもらえた反面、差別問題は根深いなぁと思った。有色人種であること、女性であることで、そもそもダブルマイナスからのスタートだ。キャサリン、ドロシー、メアリーは、才能も度胸もあって、期待以上の結果を出>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

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マークが本当に手に入れたかったものは何なのか?金?名誉?権威?注目?そのどれとも違う気がする。では彼の原動力は何だったのか?強いて言えば、承認欲求なのかもしれない。エリカに「立派になったじゃん」って言>>続きを読む

ハースメル(2018年製作の映画)

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エリザベス・モス主演。頂点を極めたバンドとその転落。上り詰めていく様子はホームビデオ風映像で、落ちぶれていく様子は不穏な音がずっと鳴ってて、ベッキーの暴れっぷりはまさにカオス。若いバンドに媚びる様子や>>続きを読む

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

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マリーとアンヌは幼なじみ、マリーはフロリアーヌにゴミを盗み残飯のリンゴをかじるほど強い憧憬の念を抱き、アンヌは裸を見られたことをきっかけにフランソワに執着し、フランソワはフロリアーヌとセックスしたくて>>続きを読む

豚の王(2011年製作の映画)

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支配者としての「犬」。犬に食われ、“死んでからやっと価値の出る”「豚」。豚のままではいたくないとナイフを手にして犬に立ち向かう「豚の王」。その亡霊を見て、中学生時代の壮絶なイジメを思い出す。
ファース
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イーグル vs シャーク(2007年製作の映画)

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タイカ・ワイティティ監督2007年の長編デビュー作品。
ファーストショットが印象的。恋に恋する少女感。
主演俳優2人の顔も良いし、他キャストの、良い意味で冴えない感じがほんとに良い!
幼なじみの「ハッ
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ボーイ(2010年製作の映画)

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タイカ・ワイティティ監督2010年の作品。1984年のNZの田舎町が舞台だというから、1975年生まれの監督は9歳、弟のロッキーくらいか?ロケ地は、おばあちゃんちで、実際に住んでたこともあるというから>>続きを読む

ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

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エレイン・コンスタンティン監督の青春時代の実体験に基づく。
1970年代イングランド北部で生まれた音楽ムーブメント「NORTHERN SOUL 」。
ジャンルではなく、『レアな7インチシングルでクラブ
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

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1989年生まれのアマリア・ウルマン監督、主演。モノクロ、黄色い字幕、時に緊張感漂う何気ない会話、シーンチェンジの時に挟み込まれるスプリットスクリーンがおしゃれ。
冒頭の、アレが一回20ユーロ、という
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ロブスター(2015年製作の映画)

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カップルカルチャーを皮肉ったコメディ。
カップルでいれば急死やレイプのリスクが小さくなるよ、って啓蒙する寸劇がバカバカしくて笑える。“外”の世界は見事にカップルだらけで異様。
ホテル内の方が、誇張こそ
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