masadleさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.3

火曜日の視点でずっと進むところが、とても上手くいっている。穏やかに話が進むのもいい。あまり医学的な観点を気にせず観ることをお勧めしたい。

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

1.0

登場人物の行動と動機が浮いているように感じられた。犯人の要求が通っていたとしても、何を話したかったのか。周辺の登場人物もどんな人で何を背負っているのか、説明はされ辻褄は合っている。しかし感情が動かなか>>続きを読む

シライサン(2020年製作の映画)

2.8

リングのコードを真面目に踏襲した作品だと思う。後半、記者の奧さんのくだりが端折られているようで中途半端感がある。

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

4.0

無口な主人公がとても効いている。言葉が多過ぎたら台無しになっていただろう。

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

2.0

言葉を武器にしない小説家って。北村有起哉さんがバーで言ってたセリフが良かった。

来る(2018年製作の映画)

1.0

ホラー要素と関係のないおぞましいものを延々と見せられ、気分が悪いったらない。伏線を回収するという映画的快感もなく、すべてを茶化して悪びれる様子もない。キャストの方々はこれをどんな気持ちで演じたのだろう>>続きを読む

映画 妖怪人間ベム(2012年製作の映画)

4.2

幸せを求めるか、在りたい自分を貫くか、揺れ動く気持ちを真っ直ぐに描いた作品。ゆっくりと登場人物が馴染んでいき、気持ちも作られていく。詰め込まない良さもある。

AI崩壊(2020年製作の映画)

1.0

AI崩壊というからには、誰も想定し得なかった原理的な欠陥を示唆してくれると期待するではないか。それがマルウェア感染って。
研究者がハッキング能力を備えていたり、物理的なロックを同じシステムに委ねていた
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.8

ケレン味の無い演出と俳優の演技が貫かれている。主人公の行動は多少強引ながら、元警察官かつ盲目というキャラクターを活かして話を動かして行く。日本でこんなサスペンス映画が作られたことがうれしい。タイトルだ>>続きを読む

ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.5

もっと面白くできたはず。もっと煮詰めて説得力を高められたはず。綾野剛さんは良くここまでの演技に持っていったと感心する。

ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.3

祖父母恋愛ストーリーが面白くなりすぎちゃった感がある。東出さんいい。栞子さんのキャラクターが少し消化不良。

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.8

キャラクターに優しさや明るさが溢れていて、ホラーとは思えないのはシリーズ共通。論理もしっかりしている。神父さんもう少し頑張れ。

透明人間(2019年製作の映画)

3.6

展開も良く、映画の王道を行っているところは好感が持てる。主人公が追い詰められ孤立していく様は、この手のスリラーの常とはいえ痛々しい。ラストにもう少し爽快感が欲しい。あれくらいじゃなまぬるい。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

アクションシーンの撮影アイデアが豊富で緊迫感を演出していると思う。ドラマ部分も手堅くシラケさせないギリギリをついている。

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

4.6

痛い人がいっぱい出て来て、普通だったら耐えられないはずなのに、レールに乗せられてずんずん最後まで行ってしまう。こんな風に人生を切り取って見せられる作品はあまりないんじゃないでしょうか。

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.5

脳内会議のメンバーが豪華。ドタバタしているようで、考えて結論を出したところはスッキリする。

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.0

声優さんは大事だ。語りに説得力を持たせられないのであれば、音と映像だけでやり切るくらい突き詰めて欲しかった。生々しい描写も少し気になって、入り込めなかった部分もある。

第七の予言(1988年製作の映画)

2.1

途中まではいい流れだったと思うけど。最後はどさくさ紛れに世界が救われてしまったようにしか思えなかった。

天気の子(2019年製作の映画)

1.0

商品をPRする映像が嫌悪感を与える。このエゴのキツいストーリーは誰向けなのだろう。

日の名残り(1993年製作の映画)

4.0

人生の輝きをぼんやりと眺めるような心持ちになれたら、いい人生だったと言えそう。

空母いぶき(2019年製作の映画)

4.1

敵を見せず自衛隊の視点で描くことで、最低限度の戦闘シーンで緊迫感を演出していたと思う。メディア戦略は大事ですね。

心が叫びたがってるんだ。(2017年製作の映画)

3.0

順の母には複雑な感情を覚えるが、一人で抱え込むことの辛さを表現しているとも言える。仁藤のキャラが不明瞭で感情が伝わらない。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

バトルシーンは見ごたえ十分。CGなのに重量感がある。モスラの神々しさも良く表現されている。日本ももっとできるはず。頑張って欲しい。

サイトレス(2020年製作の映画)

2.7

弟どうなったのかと。その辺りのプロットの緻密さが足りない気がする。
想像上の視覚の表現は良かった。

東京喰種 トーキョーグール【S】(2019年製作の映画)

3.8

前作よりキャストがハマっていて、いいノリのようなものが出ていたと思う。‥トレビアン。

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

2.5

地上と宇宙、過去と並行して語られるストーリーがあまり効果的ではないように思う。しばしば起きるアクシデントがさらに邪魔をしてテーマをぼやかす。ラストで感動に繋がらない。残念だけれと別の脚本・監督で見てみ>>続きを読む

エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

4.5

エミリーの決断が最後に明かされた時、この事件を法廷で裁くことなどできない、と思う感性が人間には必要だ。

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.5

子役も含めて演技がリアルで引き込まれてしまいます。流れもよく考えて作られていて、好感が持てますが、他のシリーズ作品に比べるとテーマが暗めで物悲しいです。

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.5

ポンターガイストの原因と、ロレインの予知夢というミステリー要素がうまく絡み、最後の最後まで緊張感が途切れない。根底にある優しさと勇気に癒される。

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

ストーリーが澱みなく流れるので観やすい。凝りすぎていないところがいいし、あまり疑ったり馬鹿にしたりする人が出てこないのも好き。

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

4.5

ホラーだけど、温かいものが流れている感覚がある。メアリーもダニエラも優しくて強い。

フラクチャード(2019年製作の映画)

3.0

今どきこの手のプロットで誰も驚かないので、伏線などの見せ方に工夫が欲しかったです。丁寧には作られているとは感じました。

7500(2019年製作の映画)

2.7

臨場感があります。でもそれだけで終わってしまいました。豪華な自主制作映画という雰囲気といえば伝わるでしょうか。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.7

ストーリーもキャラクターも全然好みではないのに、人を惹きつける力がみなぎっているのを感じる。