masadleさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

不能犯(2018年製作の映画)

3.1

警察と犯罪者が思想をぶつけ合うのを表現したかったのかもしれないが、セリフに力が入り過ぎだと、観る側の気持ちが置いて行かれて冷めてしまう。CGも古臭い手法を多用していて、もう少し洗練されたものにして欲し>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

4.0

知識なしでこの手のSFを見せるのは難易度高いと思うが、キャストの力と控えめな演出が良く、成功していると思う。

テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

1.3

G2世代はなんだったのか。500年かかる移住計画作るなら、地球をなんとかする方が早くないかな…。虫の能力を紹介して終わったような。

カルト(2012年製作の映画)

4.1

不思議とリアリティを感じる。キャストの演技が自然でスッとお話に入れる。

ステップファーザー 殺人鬼の棲む家(2009年製作の映画)

3.4

古き良きスリラー映画の系譜。こういうのが最近少なくなって寂しいな。

秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

1.0

俳優さんのムダ遣い。多くを語りたくないが、キャラクターに魂が入ってないから、ただ叫んでるようにしか思えない。何を言ってるかも響いてこない。

君の名は。(2016年製作の映画)

1.0

ヒットしたのも分かる。計算尽くでAIが作ったようなストーリーとビジュアルだ。「ひぐらしのなく頃に」を、万人受けするように作り直した感じ。でもここまで360°気を配って作ったのはすごいな。

2度目を見
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.6

前半は引き込まれる。中盤タイムリープのムダ遣いに時間を割き過ぎなのか、千昭との心の交流はあまり感じられず、ラストのセリフが生きているとは思えなかった。そのまま別れた方が何倍も余韻を残しただろうと思う。>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

5.0

初見評価1.7。幼少期の自分と重ねて見てしまうと、全てが自分への攻撃のように感じて怒りすら覚えた。ひとしきり怒ったあと、思い返してみると、絵とストーリーをスルスルと思い返すことができ、実はそんなメッセ>>続きを読む

BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

2.0

絵と音響効果の点数。ネットと現実の関係性という根本の表現をぼやかしているため、なぜこんな世界になったのか、何を取り戻そうとしているかかも曖昧な理解しか得られず、時折意識が遠のく。一方、中途半端に人間の>>続きを読む

自殺サークル(2002年製作の映画)

1.0

何も伝わらない。観るものに委ねているようで、実はガンガン主張してくるから余白が全くない。

血を吸う粘土(2017年製作の映画)

2.5

芸大予備校の東京と地方の対比に興味を持った。粘土に取り憑いた怨念が攻撃するのはあくまでも作品の形態のままが良かったのではないかと思う。気持ち悪さが出ると本質から離れてしまう。

亜人(2017年製作の映画)

4.6

亜人という素材を巧みに料理し、相当に練り込んで作られたのだと感じる。キャストの皆さんはその中を楽しげに泳ぐお魚に見えた。それが途中で何度も、ほーってなる感覚を与えてくれた。

東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

2.0

グロと絶叫と虐待。謎の武器と異生物。描こうとした(と思われる)ことと表現の大いなるミスマッチ。原作やアニメと比較すまいと頑張ってみたが公平にみて以上の感想。

デビルズ・トレイン(2015年製作の映画)

2.9

ダメ男が少し頼もしくなるお話。追い詰められても協力し合えないのが人間か。
いつもながら邦題のセンスがないというか、内容を無視してつけるのやめてほしい。

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

4.0

丁寧な作り方に感心した。週刊誌デスクに対する心理的復讐は凄みがあった。重箱の隅をつつくような見方もできるが、丁寧さで見事に目立たなくしている。中盤以降は神経衰弱をパタパタと連続で当てていくように流れた>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

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ところどころ良いなと思える映像はある。よくある要素を並べただけの、工夫のないストーリーや、中華風味が鼻に付く。

アフター・アース(2013年製作の映画)

3.4

成長を描くお話は良いものですね。誰かに頼っているうちはなかなか難しいってのも、その通りかも。

アイム・ノット・シリアルキラー(2016年製作の映画)

3.8

最後にぶっ飛んでしまったが、途中のスリリングな展開は良かった。

ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)

1.9

中学生に見えないと作品の意図が伝わらず、だだグロいだけになってしまうなと感じた。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.1

ブルースの心の動きを中心に、ストーリーが違和感なく繋がっており、純粋に楽しめる。少し長いが無駄はない。武器の数々の登場シーンだけはご都合主義的だが、許容出来る。
ヒーローとして立ち上がったものの、かえ
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オートマタ(2014年製作の映画)

2.0

終盤の追われる展開から、グダグダしたのは何故だろう。伝えようとするメッセージが曖昧だったんだろうな。

ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

1.0

PVを90分観させられたような胸焼け感。抑揚がなく、バトルにも創意工夫がなくて、常にピンチ→ヘルプが入る、の繰り返し。
アクションやバトルがメインでも、他に素晴らしい作品はいっぱいある。
やっぱり映画
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氷菓(2017年製作の映画)

4.1

氷菓というタイトルの謎と、その根底に流れる悲しみを、映画というパッケージの中で、時間の制約も強みに変え、描くことに成功していると思う。作品に対する理解が深く、見せ方が練られている。一見あっさりしている>>続きを読む

ストロベリーナイト(2013年製作の映画)

3.5

そんなに複雑でもミステリー要素が強いわけでもない。でも人の動きに血が通っていると感じる。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.0

プロット自体は面白い。殺人の動機に関する発想も良いと思う。ミステリーとしてのルールも守っている。でもそれらの要素が融合して爆発しないのは、キャストの選択とストーリーの解釈にあると思う。特に序盤の会見の>>続きを読む

キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.5

雰囲気はいい。このお話にこれだけのパワーを注ぎ込んだモチベーションがすごいと思った。肝心の秘密についてはもう少し論理性が欲しい。

THE 4TH KIND フォース・カインド(2009年製作の映画)

2.5

ドキュメントタッチならこんな結末にしかならないよねーって感じです。

ライフ(2017年製作の映画)

4.0

すごく新しい要素があるわけではないが、細胞レベルから再生するという展開にしたことで、生命体のリアリティを作ることに成功し、緊張感を生み出している。ちょっと最後はやりすぎ感がある。そこまで理解する材料は>>続きを読む

プリズン・エクスペリメント(2015年製作の映画)

3.0

やるまでもない実験だったのではないかと思う。これをただの実験だから非難されるべきではないという者は、全ての犯罪やイジメや虐待を肯定しなければならないだろう。