masadleさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

虐殺器官(2015年製作の映画)

2.8

思想を物語風味に味付けしたような、人工甘味料的な作品。ところどころ、そうだよなぁって思うところはあるが、決してそれは登場人物に対してではなく、作者に対してだと気づく。
SFの限界なのかもしれないが、肝
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モーグリ: ジャングルの伝説(2018年製作の映画)

5.0

CGも造形的リアルさの追求から進化して、演技力を身につけるまでになったんだな。
抑制の効いたジワリと心に響く映像美と、客観的に自然の摂理を描こうとする姿勢が、“残酷”という感傷を遠ざけることに成功して
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贖罪(2012年製作の映画)

2.7

最終話の薄っぺらさがひどく際立ち、後味がすこぶる悪い。贖罪とは何かを掘り下げるのかと思ったら、嫌悪感しかない要素でひっくり返そうとするやり方に、テーマに向き合う気がないのだなと感じてしまう。
安藤サク
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フッテージ デス・スパイラル(2015年製作の映画)

2.0

映像と音楽は好き。ところどころ良いセリフがあったけど、全体のプロットがあまり気持ち的に盛り上がらない。

僕だけがいない街(2016年製作の映画)

1.0

Netflix版、アニメ版の順で鑑賞していて本当に良かった。この映画を先に見ていたら、これらの傑作を観た時の感動を奪われていたかもしれないと思うと、それが一番の恐怖。どこがひどいとか語るのも面倒なくら>>続きを読む

災厄の家(2018年製作の映画)

2.0

映像はキレイですが、色々引っ張りすぎでスピード感がない。90分なら、引き寄せてしまってからのエピソードにボリュームが欲しい。

屍者の帝国(2015年製作の映画)

1.5

描きたいテーマや結論がぼんやりしたまま、映像や音楽にひたすら注力したような作品。キャラクターの行動に、観ていて意味を見出せないから疲れる。色々な作品の世界観を絡めてくるのにも、不快感を覚えてくる悪循環>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

3.1

淡々とした描写で最後までこの重い話を観ることが出来た。演技力と演出が良かった。ただ、人間観察はすごいと思うが、そこからのもう一歩が欲しかった。

死霊館(2013年製作の映画)

4.4

ストーリー展開、キャラクターともに素晴らしかった。悪魔系のお話の中で最も好きかもしれない。怖いが爽やかな鑑賞後感が得られます。

デッド・サイレンス(2007年製作の映画)

3.1

叫んだらアウト、というルールがよくわからないが‥。惜しい。

トモダチゲーム 劇場版(2017年製作の映画)

3.5

最近のデスゲームものと違い、頭脳戦が見られてよかった。

フェイシズ(2011年製作の映画)

4.0

サスペンスとしてよくできていた。記号的な認識で成り立っている他者との関係の危うさや、それだけではない認識の有り様も描かれていたと思う。

エビデンス-全滅-(2013年製作の映画)

2.9

捜査の状況と証拠映像の組み合わせの構成はいいと思った。でも真相と動機は少し弱いか。

クリスティ(2014年製作の映画)

3.0

終盤が良かった。思い返すと中盤がもう一つ。犯人側に緊張感なさすぎ。

クラウン(2014年製作の映画)

3.5

ストーリー展開がいい。ラストに道化から戻って行く物哀しさ。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

ナッシュの壊れて行く様を追体験するような描き方に、知らず知らず迷宮に入り込んで行ってしまう。ラッセル・クロウさんの目の動きがすごい。ジェニファー・コネリーさんの美貌はハッとするほど。

13日の金曜日(2009年製作の映画)

1.5

リメイクする必然性がな…。
オリジナルPart1の驚きは特別だったなぁ。

復讐したい(2016年製作の映画)

2.0

設定がなぜゲームなのか。複数の執行を一括にする意味ない。開始地点に行くまでの設備の立派さとテロリストを見失うショボさ。ストーリー上の都合が多すぎ。でもこの監督、まとめるの上手いんじゃないか。別の作品見>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.9

日本のパニック映画で久しぶりに集中して見られた。取ってつけたようなヒューマンドラマがないのが良い。新しい驚きがもう少しあればより高いスコアをつけたかな。バランスが生命線の映画。4Kシネスコでもう一回見>>続きを読む

生贄のジレンマ 上(2013年製作の映画)

1.0

完走出来ず。キャラがスペックシートみたいで生きてないから、見続けるのが苦痛。

ドクムシ(2016年製作の映画)

2.0

色々雑だが、オチがある分他のデスゲーム系よりはスッキリした。

弟切草(2000年製作の映画)

1.5

目がおかしくなったかと思う程、破壊的な色で統一された映像。もうちょい面白くできそうなのに。

ISOLA 多重人格少女(2000年製作の映画)

1.4

設定とストーリーが噛みあってないと感じた。取ってつけたようなエンディングもなんとかならなかったのかなぁ。

ルール(1998年製作の映画)

3.0

古めかしいが、ホラーとしては普通に楽しめるんじゃないでしょうか。なぜ都市伝説になぞらえて‥とか考えだすとつまらなくなるのでやめましょう。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.1

リメイクとも思えるほど過去作を踏襲している。設定のインパクトが弱まっているのは否めない。
どうせやるなら最強生物にして、もうどうにもならん!ってとこまでやってほしかった。

きみはいい子(2014年製作の映画)

1.0

普通の人が自分の幸せを噛みしめるために作られたとしか思えない映画。
シチュエーションはステレオタイプで、新たな視点を何ら与えてくれない。ドキュメントじゃないのでしょう?
ネグレクトされていた子は、教師
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