すあまさえさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

すあまさえ

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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.3


リリーのすべて、ね。
名作だった。名作でした。

2人は本当に愛しあっていたんだと思う。

ゲルダがリリーの絵で成功しはじめて、パーティーに1人で参加するシーン。

パーティーにはあなたも来るべきだ
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

4.1


勝ったね。というか、戦いはまだ続いている。負けていない。

京大の吉田寮をそのままなぞって作られた作品。

そして、その吉田寮は今も存続しているし、今年も入居者を募集している。

笑っちゃうよね。安
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八甲田山(1977年製作の映画)

4.0


本当にあった遭難事件。
原作にもやや忠実に描かれている。

3時間もあるから、この暗いどんよりとした空気を、嫌でも感じる。身体に入ってくる。

自然は美しい。生きる糧になる。
けど、自然は恐ろしい。
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

4.0


爽快だね。

ずっと観ようと思ってた作品。2008年の作品なんだね。そんな前だったか。

まぁ男性は中々共感出来ないでしょうが、女性の良いところも醜いところも、素直に正直に映し出されてる作品だと思う
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.1


狂気を感じる。
けど、人間味も安堵もある。

夢ね。みんなどんな夢を見るんだろうね。

SF映画、なんだね。

内容としては難しくもないし、最近の高度過ぎるSFに比べれば分かりやすい方。
次どうなる
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真実(2019年製作の映画)

4.0


是枝さんらしい、優しい映画だった。

親子の関係も、孫との距離感も、サラへの葛藤も、自分の限界との戦いも、執事との問題も。

みんな、みんなみんな最後は優しい笑顔になる。
から、やっぱりファビエンヌ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7


面白い作品だと思う。
よく作られていると思う。
構成も映像もストーリーも。

けど、共感はできない。
そういう日本人って、多いんじゃないかな。

パラサイトもそうだけど、貧困と差別に対する怒りや憎し
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.3


世の中は不条理だね。
この映画は良い映画だね。

吉岡を演じるシム・ウンギョンさんと、杉原を演じる松坂桃李さん、どっちも演技が抜群にいい。

本田翼ちゃんも物語りを良くしているし、吉岡の上司の北村有
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9


話題作だよね。
ちょっと怖いって聞いてたから、映画館では観れなかったんだけど、やっとこさ観れた。

なんだろう、前情報もしっかり入れて、オチまで知ってる上で観たから平気だったけど、たしかに、予想して
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.2


ずっと観たいと思っていたけどタイミングが掴めなかった映画。

賛否両論あったけど、ドラマとして面白いし、実際はもっともっと大変な状況だったろうけど、人間模様を中心によく描かれていると思う。

首相官
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スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち(2020年製作の映画)

3.3


なんというか、特に感想がない。

女性はタフで、スタントには危険が伴って、女性スタントの歴史も知れたけど、めちゃ面白いとは思わなかった。

知ってる人とか映画がそんなになかったからかな。

でも、あ
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

4.0


キングコング西野さんの大勝負、
えんとつ町のプペル。

まず、面白かった。
ただ何というか、西野さんがつくった、ということが欠かせない要素であり、その値が非常に大きいと思う。

夢をみること、その夢
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伊豆の踊子(1963年製作の映画)

3.7


高橋英樹はかっこいいね。
吉永小百合は可愛いね。

女性は女を使って食べていくのが当たり前。お金を稼ぐのが当たり前。

好きな人と恋することも出来ないし、嫌な男の相手もしなくちゃいけない。

でもさ
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.3


先輩におすすめしてもらった映画。
ほぼ情報も調べず、何故かドルビーシネマで鑑賞、結果号泣。

まず、ドルビーシネマって凄いんですね。
2500円って聞いて、はぎゃべぇって思ったけど、上映前にしっかり
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.1


子どもの頃はここは野原だった。
小さな木と一緒に大きくなった。
野をかける風は心地よかった。

おばあさん、って、あのおじいさんは1日に何回思うんだろう。何回ここにはもういないおばあさんに話しかける
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.4


ホラー映画ではなく、アクション映画のように感じる程の戦闘シーン。
久々に男の人をかっこいいな、頼りたいな、と思えたかも。

韓国は国をあげて映画にお金をかけてる。
1人が年間に映画館に足を運ぶ回数も
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青い山脈(1963年製作の映画)

4.5


尊敬してる先生から紹介して頂いた作品。
先生は元気にしてるかな。

これは本当に良い作品で、DVDを買うことが決定した。

何がどう良かったを語り辛い。
何というか、本当にありそうな、昔のある村の日
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.7


内容を調べもせず、タイトルと副題、後はポスターが良かったから借りてみた。

ケイラ、普通に可愛いけど、あっちでは決して目立つことのない、要は陰キャラなんだね。

ニキビで顔はブツブツ、ぽっちゃりさん
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.2


ずっと気になってた、存在のない子供たち。

日本でも少し前に似たようなドラマがあったよね。戸籍のない物語。

ほんとうにある話。
日本にも確実に存在している無戸籍の人たち。

どうするのが正解なのか
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.7


同期が原作をかしてくれた。
同じ監督の「劇場」が好きだった。
だから観ようと思った。

原作を読んだからこういう感覚なのか。
それとも、読んでいたからあそこまで理解できたという事なのかな。


いろ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0


もう絶対モノポリーはしない。

たしかに考えれば考えるほど、どういう音に奴らが反応するのか、基準がわからなくなる。

単純に、全ての音に反応するなら、川や森なんかには音がたくさんあるから、わんさかい
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劇場(2020年製作の映画)

4.5


DVDが出たら買うんじゃないかな。

紗希の細かい気持ちに、もの凄く共感を感じる。

夢を追いかけていたけど、それを誰かに託して応援する。自分は評価される身から解放され、どこか安心している。これから
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感染列島(2008年製作の映画)

4.1


きっと最近観た人も多いんですね。

たしかに今みれば、感染対策がなってなくて突っ込みどころの多い作品ではあるかもしれない。

けど、中身は、作品としては面白くないですか??いい映画だと思うんだけど。
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.5


ララは強い。

誰かに話したいのに誰にも話せない、あの気持ちはどうすればいいんだろう。

感情は全部本人の中に溜め込まれ、いい方向にも悪い方向にも左右する。
心に収まらない分は、涙になって外にでる。
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間の楔 ~congressus 邂逅~(2011年製作の映画)

4.2


仲が良い同期のおすすめで観てみた初BL映画。

とても昔の作品で、レビューもほぼない。
正確には私たちが観たのはこれではなくて、1番最初の、ほんとのやつなんだけど。

今のBLよりも、男性の裸体はそ
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.4


リドリー・スコットって、リドスコって呼ばれてるんですか、??


小さい頃にみたエイリアンの雰囲気と、今みた時と、全然みえ方が違った。

第1話だからってのもあるんだろうけど、映画の設定を説明するた
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世界の果ての通学路(2012年製作の映画)

4.0


学校に通うまで22キロ。2時間。
朝の5時には家を出る。

特典映像の中で、ジャクソンが言ってる考えは、子どもとは思えない。
12歳にしては、大人すぎる。

学校に通う理由を、自らに問いかけるべきだ
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男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年製作の映画)

3.9


浅丘ルリ子って、ほんとに歌が上手くて、キレイで、いるだけで画面が華やかになる。

画面に映った瞬間に、「あ、この映画のヒロインはこの人だな」っていう存在感。
自然と脳がそう認識する。

リリーは寅さ
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男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972年製作の映画)

3.7


「男はつらいよ」10作品目。

寅さんの恋は絶対に実らない。
今まで、徹底的に失恋してきた。

でも、10作品目で、はじめて、恋が実るとは違うんだけど、ヒロインに惚れられる。

八千草薫は、去年亡く
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男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

4.0


寅さんを六作みた。

作りは水戸黄門とおんなじだ。
「寅さん」という、もうなんかおなじみで安心する型がある。

旅先で故郷を想い、もう二度と葛飾柴又には戻らないぜ、止めるなよ、と出ていったにも関わら
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