Yokoさんの映画レビュー・感想・評価

Yoko

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ナポレオン(2023年製作の映画)

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まぁホアキンじゃなくてもよかったんかなという感じです。

(2023年製作の映画)

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だぎゃ連発の尾張の御国言葉で汚く罵る加瀬信長が最高!城の内装も南蛮風で美術面でも見応えがあった。笑えておもろかったです。

M(1931年製作の映画)

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両生類のようなギョロリとした目玉、うってつけの配役。

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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なんだかなぁ〜と心の中のリトル阿藤快が不満を漏らす。
ただカットはカッコいい。特に影の使い方!

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

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ママ、あんた娘より怖いやん!『ウォーリーを探さないで』じゃないけと黎明期のFLASHがやってたホラーみたいな、お前まさかここで来るんかよ!という唐突でエッジの効いた怖さ。これは怖いっす!
もうあれが恐
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

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恋と愛の線引きがしっかりなされていて、しかと現実的に生きることの逞しさと危うさ。献身的な愛の寄与は、旦那と亡き愛人との契約によって無下にされる。爆発によって肉体的に死んだわけですが、直前にバスタブで手>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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PTAでいう『ブギーナイツ』や『リコリス・ピザ』のように、宮﨑駿も高尚な巨匠イメージをあえてぶち壊したかったんじゃないかと、このフェチズム丸出し作品を観終わってそんな気がしないでもない。

視聴者が少
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裸のランチ(1991年製作の映画)

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ハット被ったピーターウェラーの見た目がもろに『オッペンハイマー』のキリアンマーフィーだった。頭陀袋で攫われるタイプライター君がかわいかった。

渋谷ヒューマントラストシネマで菊地成孔&佐々木敦のトーク
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フェイシズ(1968年製作の映画)

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千円で買ったカサヴェテス特集の冊子に記載されていたが、嫁役がロバートアルトマンの秘書で演技未経験ということに驚いた。
モノクロの美しさと、カメラの前にいる人間の行動としての最適解のマッチングがとにかく
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ビデオドローム 4K ディレクターズカット版(1982年製作の映画)

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TVやビデオが「幻想」を提供するツールとした強大な力を持った時代は終わったけど、携帯していつでも手元にあるツールがそれに代わった分、事態は昔より厄介かもしれない。
新人間のくだりはもう少し見たかったな
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

2.8

敵のキャラ性が本当に弱すぎる。18年どんな特訓したか知らんけど流石に現役チャンプをKOしちゃうのも無理あるし、初代クリードでこの幼馴染が出てきたところにロッキーがクリード指導して過去を払拭する話ならま>>続きを読む

ウイークエンド(1967年製作の映画)

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ゴールデンウィークの渋滞もこんな風だったら愉快だな

ショーガール(1995年製作の映画)

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新文芸坐にて。こんだけ脱いでたら最早エロではない。ヴァーホーヴェン相変わらず脱がすのが上手い。
ショービスの音響が素晴らしい。主演女優の危なっかしさと言ったらないが、カイルマクラクランのインテリクソ野
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.2

大傑作『マザー!』から早五年と過ぎる年月の早さに絶望しているが、それは置いといて、『レスラー』寄りの、それでいてハリウッド受けしそうな普通に良い作品で、これ本当にアロノフスキー作品?かと戸惑いもあった>>続きを読む

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

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先日DOMMUNEで特集が組まれて気になり鑑賞。想像以上に良かった!監督、よくまとめ上げたなぁ。凄い!コラージュのようなド派手な映像と爆音の連続。ボウイの物語や生き方の一端に触れる形として上質な経験を>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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観客を含め人類の感情移入を一切許さない池松浜辺コンビ。ショッカーをぶっ潰すというゴールはハッキリしている反面、動機を見出すのが困難過ぎた。なんでそんな嫌うねん。なんかみんなカッコええしええやん。
主役
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書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

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冒頭、舞台からはける際に裏を歩行する時の光と影の使い方が幻想的で素晴らしい。全編フィクションなのか現実なのかよく分からないが、謎の少年がプレイするGB版カービィのBGMで一瞬で現実に戻る。
FFX歌舞
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Winny(2023年製作の映画)

4.7

東出ファンの一人として鑑賞。半端ない傑作。純粋「善」的な金子勇氏の実像と、東出本人のキャラクターがこれほどまでに一致していた作品観たことない。神がかりな演技をしている訳でもないのに、金子氏そのものがス>>続きを読む

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

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しっかりまとまりついた群像劇で面白かった。河合さん、『愛なのに』で初めて知ったが相変わらず凛とすました雰囲気に凄みがある。親がほぼ全くと言っていいほど出ない作品でもあった。

別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

いろんな人が今作をヒッチコック『めまい』のようなと評して腑に落ちる。前作『お嬢さん』よりも断然良い!ヘジュンの妄想あるいは夢が入り混じる映像演出もお見事!後半なかなか話の筋を追うことが難しくなってくる>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.2

常におもろいヴァーホーヴェン作品。世間一般で生活している頭脳が無意識にしている限界のラインをグイッと乗り越えてくるのがとにかくたまらんのです。
にしてもよく見たら結構微笑ましいというか笑えるシーンもあ
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.3

年齢を少しばかり重ねてきたせいか、マークライランスの過ごしてきた生活の寂しさが痛切に感じた。マジックアワーの平原で悲しみを共有する2人の姿、2人が共に歩む生活は一生続くんじゃないかとちょっとでも期待さ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

チャゼルの映画愛VS我が尿意。朝の8:30から観るもんじゃない。コンディションを整えるべきだった。

ラスト一連の名作の数々、マヌエルが観ているはずもない作品であるまでバーっとフラッシュバックされる。
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大学の若大将(1961年製作の映画)

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若大将シリーズ初体験。六本木麻布が実家で有名大在学という若大将があまりにもハイパースペックで笑うわ。
星由里子のキャラはなんかダルいな。団玲子の方が絶対いいだろ!てか団玲子の話しぶりは男が聞くと元気は
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喜劇 駅前団地(1961年製作の映画)

3.4

森繫のスパっと真を突くコメントは流石っすね。ただ伴淳三郎のキャラと淡島千景のキャラがそんなに好きに思ったほどのめり込むこともできなかったのも事実。ド田舎の百合ヶ丘の光景は歴史的価値のある映像のように感>>続きを読む

接吻泥棒(1960年製作の映画)

4.4

DOMMUNEで菊地成孔・大谷能生コンビが紹介していた東宝名作。
OPクレジット、マジで最高です!気絶した団令子にラーメンどんぶりの水(というか麺が残っていたぽいしあれスープか?なんだ?)をぶっかけ、
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ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

4.9

DOMMUNEで菊地成孔と大谷能生が企画した「マイルスディヴィス×東宝」の談話にて挙がった作品の一つ。
これ半端なく面白いです!
音楽界の訃報が相次ぎ知らず知らずダウナーな気分に陥ってたんですが、なん
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.2

マクドナー監督前作『スリー・ビルボード』からもう5年経ってるのか…。

一見しておっさん同士の仲違いなんかで一作出来上がるもんなのかと眉をひそめていたが、いやはや良作でした。
20世紀初頭アイルランド
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

最初20〜30分くらいはノリが合わなすぎるのと、館内満席で空気のコンデションが悪く、もう途中で抜け出して帰ろうかと思ったけど、なんだかんだ最後まで観て良かったです!アクションシーンはかなり見応えあり。>>続きを読む

殺しを呼ぶ卵 最長版(1968年製作の映画)

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昨夜Youtubeを徘徊していたら偶然今作の映画の予告編に遭遇。バッリバリのアバンギャルドミュージックと、顕微鏡越しの細胞分裂映像の不穏さが凄いマッチしていてひとめぼれ。なんか『ウルトラQ』に通ずる不>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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岸井ゆきの、コンビネーション相当練習したんだろうなこれ。女優魂、って言うのがマズい風潮がよくわからんけども、俳優魂に天晴。
BGMがほとんどない中、弟の奏でるデモ音源のような不器用な音楽を背景に回想す
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.6

俺は本当に人を愛せるのか?という気持ち。だからといって冷酷なんじゃなく、人に優しすぎると同時に見下してる両面性がある。その人を書くことによって、つまり作品にすることによって「過去」にしてしまうって着眼>>続きを読む

チンピラ(1996年製作の映画)

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野心的だった大沢たかお。いやしかし不器用!
BARの卑猥な薄暗さが好き。

ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

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全編観終わって妖怪”ハンター”というサブタイトルはなんか腑に落ちないけど、当時のVFXの歪な怖さはこの時代ならでは。宇宙に向かう謎物体と感動的なBGMのギャップにめちゃくちゃ笑いました。

さかなのこ(2022年製作の映画)

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みんな昔は「特別な何か」になりたかったはずでそんな物語ばっかりだったのに、「普通」がこんなにも求められる時代になってしまったんだなぁと。
とても純真な作品で、のんの純度の高さに感銘です!

女神の継承(2021年製作の映画)

2.6

ナ・ホンジンプロデュースということで俄然期待高まっていたが、後半にかけてギャグにしか見えんくなってなぁ~。なんだかな!という感じです。

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