Yokoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Yoko

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洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

4.1

相当面白かった!だまされたと思って食べたらうまい蕎麦屋の名前が「だまされや」という身も蓋もなさが笑える。
終わらない男女の関係といつのも逆に怖いっすね〜……。しかし、おかみさんがとかく可哀想でなりませ
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わが町(1956年製作の映画)

-

流石に毒親かつ毒翁すぎないっすかね?当時の感覚としては御涙頂戴なのだろうが……。
南田洋子の凛とした強さが救いだった。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.6

こちらの想像を優に超えるスケールで驚き。ゲットアウトは拍子抜けなところもあったんだけど、今回は最高です!おぞましいホラーと、壮大な西部劇の融合、めちゃくちゃ心ときめいた!
あのバイク描写を実写でやるの
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激怒(2022年製作の映画)

-

オープニングクレジットと音楽の歪さが堪らん!

現実ほとんど機能しているかと言われれば少し首を傾げざるを得ない「自警団」によるディストピアという視点が斬新。
「安心・安全・富士見町!」

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

-

PTA作品の中で一番インディーズ感ある映画だった。ブギーナイツよりもね!

今作の男女の関係はただの恋愛というよりも、友人:ビジネスパートナー:恋人?の入り混じった複雑なもので、姉さん女房で年が10も
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

-

『フランシス・ハ』で今作の楽曲が軽やかに楽しく使用されており、トリュフォー監督作すら未見だったがようやく鑑賞に至る。

背格好は少年のはずなんだけど、言動や振舞いは明らかに青年の域に達している。ジャン
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犬王(2021年製作の映画)

4.7

今年上映作品で今んとこNo.1。
古川作品を読んでいるときに感じる高揚感や、口にして読みたくなるないし言いたくなる興奮をこの作品でも強烈に感じ取ることが出来る。
映像演出においては、盲目の人間視点の、
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冬物語(1992年製作の映画)

-

信じれば叶う!という訳でも世の中ないんじゃないすかね?
冷笑の視線で観てました。あったかい目線で観たいけどね!

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

-

お前地球来たばっかやのに言うてもその言葉そんな好きではないやろ!
怪獣のビジュアルはどれも格好良くて良かった。

白石監督が本当にほんの一瞬出てて笑いました。

男たちの挽歌 4Kリマスター版(1986年製作の映画)

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爪楊枝がわりにマッチ棒加える、劇団ひとり似のマフィアがダサカッコいい。
この内容を今風に描くと3時間超え必至なくらいテンポが早い。

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.2

クリード2、素晴らしかった!
父親”だけ”いないアドニスと、父親”しか”いないヴィクター。父親としてのイワンの最終ラウンドの表情があまりにもよかった。ラストにかけてはもうガン泣きです。
これドラゴ側の
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.5

とても人間臭い映画だった。凡そ、編集でカットされる「無駄」をまるっとそのまま作品に盛り込むのはジャームッシュもやってたが、今作その深度は比べ物にならない。
シーンチェンジ以外はほぼほぼ現実感のある時間
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

普通に良い作品。『ロッキー』シリーズを換骨奪胎させつつ、しっかりと”アドニス・クリード”の物語になっていた。
鶏トレーニングはやっぱり最高だ!

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

4.6

劇中3回くらい泣いちゃったよ!めちゃくちゃよかったすね。
今作ではロッキーの仁義を強く感じた。ボクシングを通してだけでなく、「言葉」で人に訴えかける強さがシリーズ随一発揮されていた。
レストラン外の父
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

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ステゴロストリートファイターに目覚めたロッキー!聴衆から息子まで行け~とか言っちゃってもう街全体がモラウハザードでめちゃくちゃ面白れぇじゃねぇか!!
いろいろ言われてるらしいがここまでブットンでると結
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

便利な能力を持つ新キャラの当て馬感は終始拭われることはなかったが、ドクター・ストレンジ単体の前作よりは話は確実に面白かった。
この映像効果は3Dで堪能するのが吉。

ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

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ドラコのために戦っていたはずなのに、人は変われるとかそういうことじゃぁないんすよ~。ロボットと雪山登山は面白かったです。

ロッキー3(1982年製作の映画)

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かつてのライバルが仲間になった時の安心感と言ったらないよね。2より好きかもしれんな。

Helpless(1996年製作の映画)

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行ったこともないのにとてもとっても懐かしい気分になった。
フィルムで見れて本当に良かった。
キッチンと、片袖がなびく車。完璧にホラーでしたね。

ロッキー2(1979年製作の映画)

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あんだけ子ども引き連れてのトレーニングランは笑うわ!
とはいえラストにかけてのカタルシスは1以上だったかもしれない。

ロッキー(1976年製作の映画)

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そういえば観ていなかった映画。日本語吹き替え版にて。

本当は報われるべきだった人間に、ようやく光が射す物語。試合の「勝敗」ではなく、「やり遂げる」ことの尊さが伝わってくる「努力」の作品だった。

アネット(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

シェルブール並みに全編歌。くどくて作品として苦手だけど、今作は演出の仕方がとても面白いのでほとんど飽きない。観客とアダムドライバーの掛け合いは一件の価値あり。

不気味なアネットも段々見慣れるとこれが
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

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『愛なのに』に引き続きこちらも鑑賞。やっぱり会話劇が楽しくて引き込まれます。オズワルド伊藤の胡散くささがいいっすね。食ってはよし、投げてはよし、咥えてはよし?のハリボーの使い方もGOOD!両作ともエロ>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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暗闇のアクションシーンがとても見事で魅入られた。単に暗いと何やってるかよく分からなくなるけど、しっかり何やってるか分かりつつもしっかり暗い。特にエレベーター開けて、銃の発砲の灯りがストロボのように演出>>続きを読む

テオレマ(1968年製作の映画)

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「テレンススタンプ=愛」と考えるとしっくりくる。愛の獲得と喪失にまつわる物語と受け取った。愛故に神になり、愛故に芸術の才目覚め、愛故に死に、愛故にその亡霊を求め、愛故に無に帰する。
途中離脱するという
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.8

やっぱり今泉印にハズレなし!偶然と想像でもよかったけど、中島歩がクズだけど憎めない演技で好き。
原田知世の生き写しのような女子高生にビックリしました。
それにしても瀬戸はなぜあの行為がそんなに上手い?
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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オリジナルよりも悲しみのトーンが強めに感じる。OPのシークエンスの硬質な映像が特にそれを印象付けたような気が。
ジョージ・チャキリスと比べてベルナルドの配役がどうも微妙な点以外はとても満足できた。リフ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ良いスマブラでした……!!アンドリューガーフィールド登場で新宿ピカデリーの観客が湧いたのは相当印象に残った。
てか初手トーキングヘッズ大音量で聴けた時点で相当満足です。
ドクターストレンジのミ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

5.0

振り返ってみたら今年は濱口竜介イヤーでした。
3つの話全部が最高に面白いし、映画館が笑いで一体感を得てたのは久々だった。特に2話目が白眉。

絵的には、顔を覆う古川琴音のクローズアップの異様な不気味さ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

作る意味あったか?

飛べない件は良かったです!
以上!

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

オープニングシークエンスと、ダウンタウン歌うシーンは本当に素晴らしかった!中盤以降はのっぺらぼう出すぎ問題で萎える。
ネオンの美術面も良かっただけに、このテイストでミュージカルでもやったら凄いことにな
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黒薔薇昇天(1975年製作の映画)

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フェラ音を録音するためにネコの鼻に牛乳を湿らせ舐めさせるシーンが可愛らしい。
なんかゲリラ的に撮影してんのか?ってシーンが多いけど実際どうなんだろうか。

川岸の木造小屋がある一方で、心斎橋近くのPA
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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暗闇と照明の使い方がやたら上手い。
そしてまた変わったアクションシーン、クセあるねぇ〜。

アメリカの友人(1977年製作の映画)

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渋谷文化村ル・シネマにて。
なんて頼りがいのあるアメリカの友人。デニス・ホッパーが出でくると安心感が生まれてくる。

ロビーミュラーの映像を見てると忘れていた大切なものを思い出させてくれる気がする。

草の響き(2021年製作の映画)

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帰国する友人はやるせないだろうけど、二人とも幸せになってほしいですよ。