MasaHaginoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

母なる証明(2009年製作の映画)

3.5

さすがポンジュノ作品。ストーリーの重さ、伏線回収、殺人の表現のリアルさはパラサイトと同様。全体のトーンが暗い。それにしても、親子の深い愛、人が死んでしまうことへの純粋な悲哀、障害者への理解の浅さなどを>>続きを読む

トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.3

RADサブスク解禁おめでとう。
上京して間もない頃に一人レイトショーで昭島行って、号泣しながら駅に向かった記憶。また見たいけどやはり泣いてしまうのだろう。野田さんのアーティスト性には脱帽。

カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

2.2

大原櫻子のアーティスト力はすごくよかったけど、彼らの恋愛には全然共感できなかったので退屈だった。AKIの作曲家としての苦悩、とかに注目したらもっとおもしろくなったのかも。

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.2

小学生のときハマってて多分全巻読んだ若おかみシリーズ、映画版がNHKで放送されてました。
想定してた以上にグッときた、おっこ最後は成長してとても強かった。
温泉入ってご飯食べて寝るような旅館での一泊の
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

3.0

やっぱ上田慎一郎監督すごい。演者もカメ止め再集結で懐かしい、27分もあるのにあっという間の作品。これをコロナの中でアイデア出して実際に作品にまで落とし込む行動力に尊敬する、特典・未公開映像がSave >>続きを読む

わたしの名前は...(2013年製作の映画)

2.5

あのアニエスベーがアニエストゥルブレ名義で作った初の映像作品。終始不思議さと夢心地をまとう展開、未来がなさそうな旅、人に言えない過去への絶望など。重苦しかった。途中で各演出がどんな意図あるのかと考えて>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.3

2時間すべてPCの画面で展開される、よくできた映画。見ていて飽きない。
2018年なので今見てもインターネットの感じがリアルなはず、娘のSNSを辿ってくのが少しずつ恐ろしくなる。ゾクゾク感。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

いい終わり方だった。夢から学んだ人生における大切な価値観を要約するような空港での独白シーン、最後にコーヒー飲みながら13年ぶりに語るエンディングが素敵。経済的な豊かさと精神的な豊かさの対比だったけど、>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.2

同性愛の人や障害をもつ人が社会から向けられる好奇、嫌悪の目をとことん現実的にリアルに扱ってるので見ていて気が重かった。それでも強く生きようと歌を作るルディと、法律の現実を知ってるポールはおなじゲイなが>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.0

かなり難しい映画だったな。生きる人々を妬み、自身の主張を通すために手段を選ばない犯人。それを追う二人は性格が正反対なので、最後のような結末が待っていたのだと思う。クライマックスがとても衝撃的だった分、>>続きを読む

サイレン FORBIDDEN SIREN(2006年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

どこまでが幻想なのか、考察が難しい。お医者さんもゾンビ川の人間だとわかったタイミングが一番ゾクッときた。音を大きくして暗いところで見るのが一番怖く見れそう。舞台の八丈島行ってみたくなった。あの鉄塔ある>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

笑えるのに温かい、南極での日々を描くだけだけどじんわり染み込む。唐揚げで家族を思い出すシーン、電話したら実は娘と奥さんがかけてるシーンを見るとどうも泣けてしまった。家族と離れていても心は繋がっているの>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

2.6

少し真剣に見過ぎたかも。サスペンスてよりコメディーだった、娯楽映画。宝石を奪い合うギャングたちを楽しく描いてる。数億の価値あるダイヤをみんな雑に扱いすぎじゃないか?確かに映画の始まり方はクールだ。
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.3

3人で通話しながら見たので怖くなかったが、一人で終盤のシーンみるのはびびりそう。登場する家系が多くて途中分からなくなった。主人公たちのその後やいかに。一人暮らし民は少し不安になるのかも。ストーリーの深>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

2.5

最後は思ってもみないびっくりなオチだったが、途中眠くて多分大事な伏線を拾えてない気がする。感動しきれなかった。。日をあけて再度みます。

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

2.4

モノを持つことは幸せではない、最小限の持ち物で日々の幸せに気付こうというシンプルなメッセージ。フィンランドらしいというか、心の豊かさを説くのが北欧風なイメージ。主人公いいやつそう(幸せになりそう)。>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.3

人を信じること、寄り添うことは普段何気なくしてるけどとても勇気がいること。逆に疑うことを後悔してしまうのが描かれているのも新しいなと感じた。逆に一度裏切られた傷は長く引きずるわけで、親や友人と心から信>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

ヤク中の主人公とその友人たち。ストーリー最後までみて「何も解決してねえ、、」と少し悲しくなってしまった。クスリやったことある人はみちゃいけない映画だろな、描写があまりにも生々しすぎる。めっちゃ注射打つ>>続きを読む

プール(2009年製作の映画)

2.5

タイ、チェンマイに移住した母を訪ねた娘の話。家族で上手くいってない感情は私は経験したことがほぼないが、母が「自分のしたいことをする」と言って娘を置いて2年前勝手にタイに移住した、という状況は確かに娘側>>続きを読む

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.2

中国1人旅中に広州のホステルで偶然放映されてて強烈に覚えてる。田舎のスローライフを送る主人公の橋本愛。僕自身自分でやりたくて来た旅行だったが「何したくて独りでこんなところに…」と思ってたところに、自然>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の謎が明かされるまで、ごく普通のスリラー/サスペンスだと思ってた。見終わった時に、あのシーンとは、、?と思わず見返したくなる巧妙さ。確かに時間の描写が多かったし、想定通りことが運んでるなと思ってい>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.2

まるで新型コロナウイルスの対策を進めている人たちのドキュメンタリーのよう。作り手は実際の感染症対策方法を調べつくした上で作られた作品なのだろう。民衆がパニックになる構図がわかりやすく描かれているし、最>>続きを読む

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

2.9

エチオピアのコーヒー農家とその貧困の話。大企業の買い叩きや市場の取引価格下落がじかに生活の困窮につながる現地の農民たち。資本主義のもと市場が価格を決めるのはいいが、弱肉強食を唱えるだけでは貧しい人はい>>続きを読む

きえてたまるか(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

高校のクラスメートとその兄が制作を手伝ったと聞いて鑑賞。
ストーリーはかなり好き。生きた証を残そうと曲を作りCDにして、けどどこか悔しくて誰でも手に取れる棚に置いていく。切ないねえ。曲の作る過程を描い
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

家族愛。しょうもないオゲレツなネタが相変わらず好き、クレしんの醍醐味。ロボ父ちゃんとの思い出は本当の父ちゃんとの思い出なのか?という難しい問いが出てきた。終盤の非現実感(急に五木ひろしとかビル動くとか>>続きを読む

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

2.8

ウィルスミスかっこいい。エイリアンたちと戦うMIBたちはクール。てか1997年て自分生まれた年やん、そんな時代からこんなCG?とか作れたのか、すげえな。シリーズ化される前提で作られてるなという感じ。め>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.4

社会人になるまえに見て、とても元気がでた記憶。
人に好かれて物事をうまく運ぶために必要なことを、このおじいさんインターン生が教えてくれる。しかしそれは人情と気遣いなど、スキル以外の人間味なのだろうな。
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.0

このおもちゃみたいな街とおもちゃみたいな人たち、古めかしいアメリカが好き。さすがティムバートン、名作ですね。

卒業(1967年製作の映画)

2.3

名作と言われて見たけど、前評判通り、最後の有名なシーン以外は面白さがよくわからなかった。これはしばらくして内容も覚えてない頃にもう一度見直すときっと違った見え方して味わいが深くなるのだろう。(むしろそ>>続きを読む

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.0

切ないね。いい話だよね。
字幕でかつハワイの雰囲気わかる原作(日本のリメイク版じゃないこっち)を見た方がいいとおもう。

何者(2016年製作の映画)

2.6

今思うと、なんで就活期にこんなしんどくなる映画みたんだろう。逆に自分強いなと思える。

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

2.9

だいぶ気持ち悪い人がたくさん出てくる。見終わった時の苛立ちと苦しさは他に表現できない。けどそんだけリアルで、生々しくて、他に類を見ない表現力。万人に見て欲しいとは思わないが、演技と表現を鑑賞するのには>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.2

(2021.4 アマプラ)
ついにプライムで公開されたので2回目鑑賞。
1回目より冷静に見れたというか、各キャラを味わえた。特にすみれさんの良さが染み渡った。。「腹立った、パスタ作る」も「アスパラある
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最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.3

優しい話。生きる楽しさを失いかけた老後を潤わせるお隣さん家族。三人姉妹も最後には主人公と打ち解け、フレンドリーに。想像力は人生を救うんだろうな。モーガンフリーマンは味があって本当にすき。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.4

こういうシリーズ物のSF作品まじめに見るの初めてかも。とても満足。まずレースシーンの迫力に引き込まれた。「三体」を読んでたからかも、現実と虚構の行き来が楽しい。仲間たち5人の友情とともに、最後は愛と現>>続きを読む