昭和の2代目ゴジラを彷彿とさせる、怪獣がワチャワチャとプロレスするノリを楽しむ作品。人間パートはあくまでおまけ。
今作はコングがメインでゴジラはあまりフィーチャーされていない。敵も小物感が強く、前作>>続きを読む
邦題の通り、神経がかなりギリギリ状態の女達による暴走を楽しめる会話劇。女達のファッションがみな個性的且つ色彩豊かでセンスが良い。
女性達全員ある意味被害者だけど、1番可哀想なのは寝てる間に婚約者を寝>>続きを読む
ホラー演出もしっかりしており、ほどほどなグロさ加減も良かった。
ただ、事前に過去作を予習しておいた方がより楽しめるかと思う。
ラストシーンから察するに続編が作られそう。
「マシニスト」と同じ監督。本作も心の闇を描いたサイコスリラーだが、不穏さはこちらの方が段違い。
登場人物は野郎5人だけでパツキン美女がギャーギャー騒ぐ訳でもなく、淡々とストーリが進む。しかし、徐々に>>続きを読む
哀愁を誘うメインテーマがただただ素敵だが、俳優陣の演技も光っていた。
ジェルソミーナ役の人が動きや表情だけで感情を表現するのが上手すぎてビビったし、ザンパノ役の人の素直になれないコミュ障演技も良かっ>>続きを読む
オッペンハイマーを観て、あることに気付いた。
アメリカ映画は「傷つけた側の苦悩」を描く映画が多い一方、「傷つけられた側の苦悩」を描く映画があまりない。
マッチョイズムの国だから、「被害者側になる=弱>>続きを読む
アニメと実写がごちゃ混ぜになっているのに、全然違和感がなく、作画のクオリティが異常に高い。
権利関係で難しいかもしれないが、続編を観てみたい。
リーヴァンクリーフがとても渋い。悪役もきちんと悪役していて安心した。
熱心なSFファンにしか通じないような設定で、観る側が試される珍作。次回作も観てみたかった。
全員歩きながら集合するクレジットは格好良かった。
ラストは「○リストさん⁉︎」ってなった。まあキリスト教的にはいいことなんだろうね。
映像に凝っているところは随所に感じられ、音楽も良かったが、ストーリーの展開が序盤で読めたし、ラストはこれでいいのか…?
「ダメな奴は何をやってもダメ」と言う現実を突きつける、救いのないバッドエンドだが、メンタルと行動力がすごいので、まあうまいこと生きていけるでしょう。
精神年齢小学生以下で騙されやすいヒステリックメンヘラおばさんの女王陛下に統治される国ってなかなかやばいですね。
現実か妄想かわからない系の映画の傑作。
ロバート・アルトマンはホラーのイメージがないが、しっかりホラーしていてよかった。
主役の女優さんの演技が狂気じみていて鬼気迫るものがあった。しかも、本作の原作>>続きを読む
おじいちゃんがひたすら酷い目に遭う胸糞映画。
教育目的で製作されたと聞いてなかなかクレイジーだと思ったが、まあ確かに効果はありそう。
登場人物が多すぎ且つ舞台がコロコロ変わるので、ストーリー自体はとっ散らかっていたが、クライマックスの壮大な舞踏シーンで許された感がある。
要所要所のダンスや音楽もライブ感があって良かった。
キリスト教を盲信してる癖にダブスタのヘタレクソ親父、娘にだけやたら厳しいヒステリックお母さん、クソガキ全開の双子の妹弟などに振り回される主人公の娘さんが不憫。
ラストは解釈によってはハッピーエンドか>>続きを読む
サイレントヒルの元ネタとも言われて納得の不気味映画の名作。
全編夢か現か定かではない不穏な描写が続き、ラストはある意味ホームアローン。
ニューシネマパラダイスの海版。
ラストは賛否両論あるだろうが、あのラストではなかったら微妙な作品で終わっていたと思う。
おばさんの謎浮遊や謎生き埋めでポカーンとなってしまった。
「アポロンの地獄」と同様に、神話や聖書をベースにしているのであろうことはわかるが、そこらへんの知識がないと置いてけぼりにされる。
ジャケから兄ちゃん消したんなよ…。
飛行機のおもちゃを全力で取りに行ったり、謎ダンスを全力で踊ったり、犬の真似を全力でしたり、シュールなギャグがてんこ盛りで楽しめました。
さすがに3時間は長い。ワンシーンワンシーンの会話が冗長。
もっと無駄を省けば「エルスール」や「ミツバチのささやき」くらいのボリュームになるだろう。
「ミツバチ」のアナがこんなに大人になっちゃって…く>>続きを読む
身内のプライベートを切り売りする西原○恵子みたいなクソ不倫お母さんと、自己中なお母さんのせいでメンヘラ化したお父さん。その両親に振り回される息子がひたすら可哀想。
本当の真実よりも、「どんな真実が自>>続きを読む
「バグダッド・カフェ」のような色彩が強調された映像、3人しかいないキャスト、荒涼とした砂漠、ポツンと立つ一軒家。
侘び寂びを感じられる良作。
POVならではの臨場感を最大限活かしており、緊迫感がエグかった。
尺もちょうどいい長さ。
ヘレディタリーとミッドサマーのラストのノリを3時間ぶっ放しでやってる感じでした。
猫好きを発狂させる映画。
ストーリーは特になく、ザッピングのように最貧困地域に住まう倫理観ゼロの不潔な人々を延々と映し出す。風呂場でスパゲッティ食べるシーンは特に汚い。あと、幼女が無駄に露出高い。
60年代のパリと、若かりし頃のアルフレードおじさんと、場違いに美人な叔母さんを楽しむ映画。
とりあえず思いついたギャグは全部やっていこうと言うチャレンジ精神は好き。
ドイツ軍側視点でスターリングラード戦を描いた作品。爆散、凍死、レイプ、身体真っ二つ、役に立たない負傷兵の処刑、わずかな食料に群がる餓死寸前の兵士となかなかの地獄絵図でほっこりした。
特に仲良くなった>>続きを読む
たとえ家族であろうと、触れられたくない過去や傷がある。
娘が父のことを知りたくて詮索したらそれが取り返しのつかないことになってしまい、何とも言えない気持ちになる。
ラストに父の故郷に行くことになって>>続きを読む
全編全裸祭り。セットがとても派手で、凄く金がかかっていることはわかる。
新郎新婦レイプや幼女ブッ殺しなど、露悪趣味を全面に押し出しているだけでストーリーはないに等しいが、首刈りマシーンによる処刑シー>>続きを読む
たまに「真夜中のカーボーイ」と混同してしまう作品。
最初は暗かったハックマンが明るくなっていき、明るかったアルパチーノが暗くなっていきラストでああなっちゃうのが、対照的だった。
相変わらず音楽の使い方が上手いが、今回はかなりコメディ寄りな作品だった。
「オレは世界一の男だ」とイキってたオッサンがエマ・ストーンに尊厳破壊されていくのは見ていて楽しかったです。
ジム・ジャームッシュで一番好きな映画。
殺し屋ゴースト・ドッグとマフィアの熾烈な殺し合いを描いているが、ゴースト・ドッグがほんわか顔のフォレスト・ウィテカーで、マフィアが哀愁漂うお爺ちゃんばかりのた>>続きを読む
アナ・トレントが段違いのかわいさなのであまり注目されないが、お姉ちゃんもかわいい。