ぽちさんの映画レビュー・感想・評価 - 63ページ目

ぽち

ぽち

映画(2406)
ドラマ(1)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

空の大怪獣Q(1982年製作の映画)

1.0

まったく盛り上がらないドラマ部分を我慢して観て、やっとで現れた怪獣を見てまっ白になった。
冗談ではなく本当に「え?」っと言ったまま動けないほど脱力。

1982年の作品だが同年に「ブレードランナー」「
>>続きを読む

ハンガー(1983年製作の映画)

3.8

ヴァンパイア物とあってツッコミ所は多々あるが、前半のカトリーヌとボウイの豪華顔合わせと後半のスーザン・サランドンの脱ぎっぷりの良さで最後まで目が離せない作品。
カトリーヌ、スーザンの絡みは永久保存版だ
>>続きを読む

ハイランダー/悪魔の戦士(1986年製作の映画)

2.9

最近の漫画やラノベでは使い古された感のある不死の人間設定だが、この当時は斬新だったのだろう。
シリーズ4作とTVシリーズ6作品も作られている。
細かい設定がいい加減でSFとまでは呼べないのが残念だが、
>>続きを読む

いま、輝くときに(2013年製作の映画)

3.3

丁寧な描き方をしてはいるものの、高校生でアル中かと思われるぐらい酒びたり、酔って運転し車から追い出した彼女に怪我を負わせるなど、あまりに酷くて感情移入はまったく出来ない。
お国柄の違いなのだろうがアメ
>>続きを読む

スペシャリスト(1969年製作の映画)

2.0

ハイジが出てきそうな風景でフランス語での西部劇で違和感が凄いのだが、何でもアリのマカロニ・ウエスタンならではの無軌道ぶりが楽しい。

ただ、お金を燃やした後が蛇足。
暴力ではなく燃やすことで街の人々に
>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.5

特筆すべきはアクションシーンの新しさだろう。
無敵の強さはどこにも無く撃たれても刺されてもなかなか死なない。想像でしかないが本当に戦ったら人間ってこのくらいしぶといんだろうなと納得させるリアリティがあ
>>続きを読む

キカ(1993年製作の映画)

3.1

次に何が飛び出すのか予測不可能なストーリー展開や演出は面白かったが、一発勝負で何度も観賞に耐える作品ではない。

奇想天外な雰囲気は衣装のジャン=ポール・ゴルチエによる所も大きいが、脚本も手がけたペド
>>続きを読む

愛の囚人(2014年製作の映画)

1.6

女性が警察で過去を回想するというありふれた形で語られるストーリーでまったく新鮮味の無い内容。
ロシアの映画というのはあまり観た事が無いので期待したのだが、OV以下と言うかTVMと同等の内容でガッカリ。
>>続きを読む

甘い毒(1994年製作の映画)

3.3

悪女と言えば色気を武器に男を・・・と言うのが常套手段だが、今作では頭脳を使い悪知恵を総動員しての悪女ぶりで、不思議と応援したくなってしまう魅力的なビッチキャラだ。

ドン臭い騙され役の男をピーターが好
>>続きを読む

裸のキッス(1964年製作の映画)

3.4

オープニングのインパクトは大きく、これは期待できると思ったのだが・・・やはりこの監督お決まりのB級感と、アイディアは良いのにそれを魅せる映像や脚本の甘さが出てしまい残念な作品だ。

アメリカ社会の明と
>>続きを読む

ショック集団(1963年製作の映画)

3.0

先日観た「チャイナ・ゲイト」もそうだったがこの監督作はB級臭が漂っている。
今作もテーマややりたい事はセンスが良いと思うのだが、なぜか映画にすると安っぽくなってしまっている。詰めが甘いとでも言うのか・
>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.4

ハートウォーミング物としてはよくあるストーリーではあるが、描き方が上手くてついのせられてしまう。未読だが原作のテイストが濃く出ているのではないだろうか。

キャスティングも良くて見るからに頑固オヤジと
>>続きを読む

愛と精霊の家(1993年製作の映画)

2.0

役者も良いし重厚な雰囲気や映像も良いのだがオープニングでいきなり凄い違和感が・・・

超能力設定って必要か?と言うよりこれがすべてを壊している。
リアリティを無くしている事も勿論、そんな力があれば世界
>>続きを読む

チャイナ・ゲイト(1957年製作の映画)

2.5

この時代に人種差別や偏見などをテーマに取り入れたところは評価できるが、映画としてはかなりB級。

ヒロインと少佐役のリー・ヴァン・クリーフを中国系とのハーフと言うのはいくらなんでも無理があるだろう。そ
>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

4.5

もうオープニングのゴールデン・スランバースでノックアウト。
後はもう引き込まれてあっという間の108分。もっと観たいと思える素晴らしい作品だ。

声優が豪華で歌がみんな魅力的なのも見所だが、各キャラの
>>続きを読む

栄光のエンブレム(1986年製作の映画)

1.9

ホッケーを題材にしている事ぐらいしか特長が無くストーリーはお決まりパターンで、よく言えば安心して観る事が出来るのだが正直なところ退屈な内容だ。

ただ出演者は地道な活動を続けるロブをはじめ名バイプレー
>>続きを読む

グリズリー(1976年製作の映画)

1.6

世界的にもスマッシュヒットを放ったB級作品だが、なぜか日本では驚異的な売り上げになったそうだ。

ほとんどジョーズを山の中に持ってきたというだけの作品ではあるが、それなりに楽しめてしまうのは元ネタが飛
>>続きを読む

ゴーギャン タヒチ、楽園への旅(2017年製作の映画)

2.3

ちょっと調べただけでも史実と大きく違うところが幾つもあり、とても「伝記」「実話」とは呼べない作品。

ヴァンサンの演技は良いし絵も綺麗なのでゴーギャンをモチーフにしたフィクションとしてなら楽しめる作品
>>続きを読む

アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラ(1986年製作の映画)

2.6

ターミネーター、コマンドーと来て今作となるわけだが、シュワちゃんは若くてスターとしての華も感じられるのだが、どうにも脚本が悪い。

ブレイク三作目にしてハズレくじを引いたという感じだ。まぁ、前2作があ
>>続きを読む

バース・オブ・ネイション(2016年製作の映画)

2.2

ナットを英雄と見るか狂信的な犯罪者と見るかで大きく違ってくるのだが、今作では英雄としながらもその反乱の卑劣さや血生臭さをリアルに描いているところは異色であり新しい。

ネイトの初監督作品で脚本、原案ま
>>続きを読む

デルタ・フォース2(1990年製作の映画)

1.6

期待通りの超B級作品で、もう狙ってやっているとしか思えないチープなストーリーも含めて、そのB級感を楽しめるかが分かれ目。

個人的には笑い飛ばしながら楽しめた作品だ。脇のジョン・P・ライアンのオーバー
>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.4

ラストの一発が実に気持ちよく決まってスカッとする作品。
政治サスペンスかと思ったらエンターテイメントしていて小難しい事も無く楽しめる。

信じていたよ!と言いたくなるめがね娘のアリソン・ピルや娼夫のく
>>続きを読む

タイム・トゥ・ラン(2015年製作の映画)

3.1

「スピード」のようにバスの中がメインのワンシチュエーションかと思ったら、それは一部でアクションよりもドラマ部分で魅せてくれる。

ジェフリーも渋いしロバートはさすがにラストの一服など貫禄の演技だ。他も
>>続きを読む

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

1.9

名画とは不変性がないとダメだと思う。いつの時代誰が観ても気持ちが動かされないと名作とはいえない。

今作だが賞なども取って評価の高い作品ではあるが、個人的には退屈だった。監督の個人的な回想、それも19
>>続きを読む

かくも長き不在(1960年製作の映画)

3.1

ハッピーエンドに持っていかず、本人だったかも分からないままのラストは落とし所としては実に上手い。
余韻が味わえる良いラストだ。

しかし全体的にどうもイライラしてしまう。本人と確認する方法が他にも多数
>>続きを読む

美しき諍い女(いさかいめ)(1991年製作の映画)

3.0

いくらなんでも4時間はやりすぎ。
半分以下に短縮できると思ったら、ビデオ化の際に131分のショートバージョンもあるらしい。

原作では完成品が「見えるのは”女の足首”らしきものだけの駄作だった」という
>>続きを読む

トムとジェリー 夢のチョコレート工場(2017年製作の映画)

2.2

OVAなので絵や動きはそれなり。
今作のように他の作品をモチーフにしたシリーズ作は全部そうなのだが、トムジェリである必要性がまったくないのが難点。

コメディーパートでドタバタやるだけで、元々いない方
>>続きを読む

クロスゲージ(1997年製作の映画)

3.0

出演より脚本や監督をした作品の方が多いキーネン。今作では体を張ってアクション主体の主役を演じているのだが、今ひとつ魅力が無いのが正直な感想だ。

脚本は卒なくこなしているのだが、平凡で可もなく不可もな
>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.2

マーベルは他のシリーズもそうなのだが、派手で観ている時は楽しいがほとんど記憶に残らない。
ソーのシリーズも前作をほとんど憶えていないのだが、そこはスルーして映像主体で観る癖がついてしまった感がある。
>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.1

かなり強引なお涙頂戴ストーリーが鼻につくのと、母親の豪快な外道っぷりにひいてしまう。
いくら最後で体裁を整えても子供捨てておまけに種違いって・・・子供にどうやって説明するのか聞いてみたいきがする。
>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

4.5

この物語に目をつけた監督の才能も認めるが、ほとんど脚本の勝利と言う作品だ。

原作の短編も読んでみたが、一層深みが増し感動できた。
今作は稀に見る「映画を観た後に原作」と言う順番が一番お勧めな作品。
>>続きを読む

ドラゴン・ブレイド(2014年製作の映画)

2.2

大金を使っているのは分かるのだがB級臭ぷんぷんのチープな作品。まるで今の中国のようで変に納得してしまう。

映像もストーリーも演出も稚拙すぎで悲惨なのだが、なぜか一周して逆にそこを楽しんでしまった。
>>続きを読む

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.6

ウルトラQ世代なら絶対つっこみたくなる「1/8計画」パクリ説。だが監督が知っていたとも思えないので偶然だろう。

もっとコメディかと思ったら、ラスト近くなどかなりキチンとSFしていて楽しめたし、科学者
>>続きを読む

アラサー女子の恋愛事情(2014年製作の映画)

2.8

今ひとつキーラが美しく撮れていないのと、キャラの性格が悪く共感できないのが難点ではあるが、クロエとサム・ロックウェルが魅力的で2人を観るための作品と思えば楽しめる。

それにしても邦題がまったく的をハ
>>続きを読む

パージ:大統領令(2016年製作の映画)

2.8

前2作同様に無理がありすぎる設定で興醒めしてしまうが、劇場版3作とTVシリーズまで出来ているようで人気はあるのだろう。

今作は大統領選を絡めて数人が右往左往と言う内容で、工夫はしているがマンネリ感は
>>続きを読む

ホーム・アローン4(2002年製作の映画)

1.1

シリーズ中一番つまらないかも・・・
もうケビン役のマイクと言う子役が生理的に無理。セルロイドのような顔はまだ我慢できるが、マコーレを意識したような演技や動きが気持ち悪い。

これだけですべてぶち壊しな
>>続きを読む