マサルさんさんの映画レビュー・感想・評価

マサルさん

マサルさん

映画(71)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

バービー(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の赤ちゃん→バービーへのシーンもなんか印象的で(2001年宇宙の旅オマージュとは気づかなんだ)。
そしてまず話はバービーランド。描写が色々楽しく、シャワーなど実際に水が出てないという演出もニクい。
>>続きを読む

キングオージャーVSキョウリュウジャー(2024年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

・2本立ての1本目のドンブラザーズから託されたキョウリュウジャー(笑)

・『キョウリュウジャー』本編はもちろん、『キングオージャー』内の出来事や時間軸との整合性。さらには、『100years』なども
>>続きを読む

キングオージャーVSドンブラザーズ(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・予告にもあった「全員死んだ」がズルい(笑)
・桃井タロウの唐突な登場に、詳細な説明が無かったのがズルい。
・犬塚とソノニは相変わらずであった(いや、これ深刻に現実だと無実の罪で追われるなんてヒドい自
>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

まずは私的背景。ヨーロッパ企画は2003年に初鑑賞して以来大好きなのだけど、最近は色々とご無沙汰で、映画と聞いてもさほどそそられず。しかし佐久間宣行が本作の面白さを主張し、次作の『リバー、流れないでよ>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.6

WOWOWにて視聴。映画館で音に囲まれて聞くべきだったー。
ほぼ情報の無いままの観賞だったけど、すぐにのめり込んでいき、主人公3人の男子にいずれも愛着を感じ始める。
天才や秀才、勝ちを目指すと満足を目
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

映画館で予告を見た時は「すごく楽しそう!」とワクワクしたけど、実際の作品にはちょっと不満も多く。
最大の不満は、現実世界(ブルックリンの配管工)があること。最後、現実世界でもヒーローに慣れるとはいえ、
>>続きを読む

仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シリーズは(リアルタイムじゃないけど)全話見てた上での視聴。箇条書きで。
・青い線の女性ライダーの初登場カッコいい(ミューズという名はその後に知る)
・草加が真理と仲良く暮らしていることへの違和感
>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

見返しての観賞。ラストの葬儀場からEDへのダンスでやっぱり涙がこぼれる。また、見返したことでOPの通学シーンでのダンスが明るく、実にミュージカル風でもあったなぁと。
また、ドラマ中に一度だけある現在と
>>続きを読む

科捜研の女 -劇場版-(2021年製作の映画)

2.8

テレビシリーズは数回しか見てないままでの劇場版鑑賞。所々意味深に出てくる人が「ああ、きっと過去のシリーズで関わり合った人なんだろうな」と思いつつ、ちゃんとどんな役柄なのかは見えてきて、そこで悩むことも>>続きを読む

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

1.4

伊藤沙莉や竹野内豊はもちろん、宇野祥平や中原果南などの中堅、久保史緒里や鈴木聖奈など(ラジオ好きにはたまらない)若手まで役者はそろっているのに、なんだろう、このもったいない感。
2人の監督が6章を交互
>>続きを読む

劇場版 仮面ライダービルド Be The One(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

公式Youtubeでコメンタリーと共に配信されていたので、再鑑賞。
コメンタリーを聞いたことによる加点もあるけど、元のTVシリーズを知っていると熱い主人公ら(男くさいと言ってもいいか)の作品でありま
>>続きを読む

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦(2017年製作の映画)

1.9

公式Youtubeで配信されていたので、再鑑賞。
うーん、やっぱり個々の物語(ゲームコラボ、キュウレンジャーのナーガ達、往年の戦士たちによるゴライダー誕生など)が散財してる感じ。
縦軸はエグゼイドの少
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.1

全くの事前知識が無いまま、2024年1月1日夜WOWOWにて。
冒頭の注意に驚き、タイミングを感じつつ視聴。

で、その重み以外の感想。
『天気の子』同様に青年期の冒険と相対する保護者などの社会の構図
>>続きを読む

雨に叫べば(2021年製作の映画)

2.6

舞台は1980年代の映画業界。新人女性映画監督の撮影の苦労が描かれる。終盤には痛快な展開になる……とはいえ、それまでのパワハラ・セクハラやコミュニケーションが回らない様子が見ていて苦痛。くわえて、クビ>>続きを読む

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

4.0

男性向けエロ雑誌業界で働くヒロインを中心に、&コンビニ規制や業界構図による業界全体の斜陽&ブラック環境を包み隠さず描いてる作品。
幸いにもどんどん時間は過ぎていくので1つ1つの過酷さに直面こそしないも
>>続きを読む

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

3.6

前情報が何も無いまま横浜ムービルにて鑑賞。
最初は「これって何?」だったけど、図書館あたりから話が飲み込めてくる(この場面が本当楽しそうで。本とイマジナリの相性が実に幸福感)。
主人公と対峙する役が大
>>続きを読む

ニセコイ(2018年製作の映画)

2.5

いわゆるラブコメ映画。
多分漫画原作ということもあって、原作に忠実にキャラを出したからか、途中(四角関係的な)登場人物の誰に感情移入するか迷う場面もあり。
(クライマックスは演劇シーンなんだろうけど、
>>続きを読む

ペリカン文書(1993年製作の映画)

3.8

ジュリア・ロバーツ演じる若い法学生の書いた文書が、米国大統領らが隠した陰謀に迫っていたため危機に襲われ、デンゼル・ワシントン演じる事件の真相を探る新聞記者と共に立ち向かう。
殺人すら厭わない政府という
>>続きを読む

カラフル(2010年製作の映画)

3.4

小説のアニメ映画化(原作は未読)。
主人公の正体については、2パターンほど予想してたうちの1つだったので大きな驚きこそなかったものの(逆に最後のプラプラの正体は驚いた)、「カラフル」というタイトルへの
>>続きを読む

グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

3.7

『スタンド・バイ・ミー』チックな、少年たちのひと夏の冒険譚。
と、さらに後半はその結末が明かされ、冒頭のとあるシーンとの繋がりが感動へのフレーバーだったなぁと。
ただ映画全体は、リアルな部分(例えばS
>>続きを読む

テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ラップ好きのスシの出前青年がオペラの才能を見出される物語。買ったパンフレットに、古くは『マイフェアレディ』の構図と現代風のアレンジ(ラップだったり何より男女が逆転してたり)の説明もあり納得。
主人公は
>>続きを読む

ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

一流レストランの副料理長カティ・ラミーは(客の満足優先と自身のプライドの結果)シェフと喧嘩をしレストランを辞め、半ば騙されて行きついた先は強制送還寸前の移民少年支援施設だった。と、才能ある人が環境が変>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.5

原作者のトークショー→小説→そして映画という流れ。
ラジオCMで「4回泣けます」をやたらPRしていた頃は興味なかったが、上記の流れで徐々に気になって鑑賞。
大々的に宣伝するよりは、心の大事な支えになる
>>続きを読む

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

元々の演劇版(&実写映画版)が好きだった中での視聴。
アニメならではの主人公の一人称の語りが味を添えていて、これはアニメならではの長所だなぁと。
また個人的にも大学時代を過ごした京都の鴨川は学生寮の風
>>続きを読む

誘拐犯(2000年製作の映画)

1.8

色々思惑を持ってる人はいるけど、コンゲーム感ではなく、結局終盤は打ち合いで終わり。誰がどういう意図だったのかが直感的にはわかりづらかったのが個人的には残念。

いたずらロリータ 後ろからバージン(1986年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

監督・金子修介、主演・水島裕子のロマンポルノ作品。
冴えないサラリーマン男性が拾った人形が、女の子「える」に変化し色々とご奉仕(するけど元が人形だからドタバタ色々)。ピンチに巻き込まれたり、心変わりが
>>続きを読む

わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏~(2023年製作の映画)

4.9

日本を代表する美術館の様々なすがたを丹念に映し出し、わたしたちの人生において美術そして美術館がどのような存在であるかを考えさせられる。傑作。

予備知識がほとんど無いまま視聴(整備のため休館してたこと
>>続きを読む

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、前作が良すぎて、期待値が高かった分、色々と不満を感じてしまった。キャラクターが生き生きしているところと、新しい物語(&過去に積み残した課題)に挑むという点ではよかったのだけど。

最大の問題点
>>続きを読む

ギフト(2000年製作の映画)

2.2

ミステリタッチのホラー。登場人物が限られているから「こいつ怪しい」というのが(数パターン予想はあれど)大抵当たっている感じ。
2001年日本公開作。主演:ケイト・ブランシェットの他、キアヌ・リーヴス、
>>続きを読む

ハンコック(2008年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

特に予備知識無しで鑑賞。
そのため、出演2番手が「シャーリーズ・セロン」と表示されたとき、なんかラブロマンスでもあるのかいな?と思っていたので、後半の正体がいきなり明かされるシーンではぶっとんで笑った
>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

すごかった。
ほとんど前知識なく鑑賞し(ポスターの「お嬢さん」が浅野温子っぽいなーと思ったくらい)、三部構成の一部の終わりに「ええっ!!」となってヤられました(もちろん二部も三部も見事だけど)。ネタバ
>>続きを読む

お嬢さん探偵 ときめき連発!(1987年製作の映画)

4.4

痛快活劇的な探偵物語で、フツーに楽しく見られました。
あの時代のヒロインだった西脇美智子さんとコケティッシュな水島裕子さん、そして若き日の内藤剛志を堪能できます。
最後の結末も、軽めの伏線回収的な納得
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

僕の好きなタイムトラベルもの(タイムループだけど)。
日本企業っぽく、部長に直接言うのではなく、1つずつ位が上の上司から順に説明しないと伝わらないという設定が面白い。
最初は雰囲気が暗くて苦々しかった
>>続きを読む

獣道(2017年製作の映画)

4.4

居場所が無く、地方で暮らす鬱屈感。そして、理不尽な暴力と牛耳る組織たちなど、苦手なテーマの多い作品であったが、補って余りある伊藤沙莉の魅力。
無邪気な姿、朗らかそうな様子(家族円満がこの後に来るであろ
>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.4

目黒シネマにて1作目からの連続視聴。
スプラッター的な部分は控えめになって見やすくはなっているのだけど、主人公2人じゃなく周辺にスポットライトが当たり過ぎていて、それが魅力を半減している感じがしちゃい
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

目黒シネマにて初視聴。
スプラッター的な要素(冒頭のコンビニや団子屋とか)や不条理な殺人は苦手なのですが、そこはそこと割り切ると楽しめました。
エンドロールの、2人の女子のだらだらーとした雰囲気が何と
>>続きを読む

>|