まささんの映画レビュー・感想・評価

まさ

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.6

特に何が起こるわけでも無いけど、胸の奥にすとんと収まる感じの映画だった

最後の1文を観て、これがどんな物語だったのか少し腑に落ちた気がした

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.2

ノリでチケットを取って観に行った
色使い的に途中まで完全にフランス映画だと思ってた
観やすくて色々とちょうど良い映画でした

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.3

綺麗なエンターテインメントだし画も後味も良い素敵な映画だった 普段カーアクション系全く観ないけどこういうのもたまにはいいね

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.3

最近珍しく派手な洋画が観たい気分だったから良かった
でも風邪引いてる時に観るもんじゃないわ普通に

キリエのうた(2023年製作の映画)

3.5

歪みを抱えたまま、1つの個体としてありのままでありのままの他者を慈しむ事って、こんなに難しかったんだっけ?

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.3

理解できないことが悪い訳じゃない、画が綺麗ってだけで十分だと思う
オーギーとミッジが相対するシーンが好きだった

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

まじで面白かった
でも何で自分に刺さったのかあんまりよく分かってない

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

本当に良かった 音と作画と熱気の圧で押し潰されるかと思った この作品に感情移入できるだけで多少なりともスポーツした事あって良かったと思った

いつだって今を全盛期にしていこうな

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.2

もしこれが宮崎駿による宮崎駿のための映画だとしても、それはそれとして良かった

映画に置いていかれるのが好きだし

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

言葉を慈しむ物語だった、アニメの本編通してとても良かった 京アニの作画の良さは言うまでもないし 自分は今正しく言葉と向き合えているのか反省させられもした

ただ最後はちゃんとヴァイオレットの言葉で伝え
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.6

終始意味が分からなくてかつスピード感ある展開に置いて行かれる感じ、気持ちェ〜〜〜

ウォン・カーウァイ特有の熱帯夜的なじっとりとした質感はありつつ、全体的にポップで浮世離れした画と筋書きのギャップが心
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.6

雰囲気にステ全振りの映画って感じだった 俺は好き
じっとりとした湿度と影の描き方がとても上手い 画は重苦しいけど現実味がないので気楽に観られた

HANA-BI(1997年製作の映画)

3.7

初めて北野映画を観た

時系列が時折こんがらがって混乱する感じが心地良い そして画もやはり良い

余命幾ばくかの妻と旅に出るっていうのはありきたりだけど、静けさと哀しみにどっしりとした説得力がある、不
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.4

静かで綺麗で暖かい、俺の好きな感じの映画
今でも優しい暖かい物語が好きかと言われると微妙な気がしなくもないが

展開はかなりありきたりだけど、それを上回る中川作品的な画の良さと人々の体温があって良かっ
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.2

自由記述か?ってくらいしっちゃかめっちゃかな会話 そういうのは割と好きなので楽しめた 画作りに期待して観た所が大きかったけど、そこにはあまり満足できなかった

別に全然無くてもいいんだけど、ゴダールに
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.7

漫画の原作で内容知ってるからなかなか観る気にならなかったけどやっと観た

めちゃくちゃ良かったむしろこっちから入りたかった 演出も声と役のハマり方も素晴らしかった 「幸福な者に創作者たる資格なし」って
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.3

普通に面白かった 新海作画の安心感凄い
直近の作品とは違ってだれる事無く最後まで楽しめたし、色んなものが繋がっていく感覚はやはり良い メインの伏線は割と単純だった気もするけど、きっと全然まだ気付いてな
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

普段はクライム系は全く観ないんだけど、この作品は薄汚い都会の夜が美しく描かれていて楽しめた 70'sの粗暴なニューヨークの雰囲気を欲してたのかもしれない

何者にもなれなかった男の等身大の狂気、この世
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コントロール(2007年製作の映画)

3.2

ERAでかずきさんとよーすけとかと一緒に観た

俺はジョイ・ディヴィジョンを聴かないからストーリーにはあまり入り込めなかったけど、初めから終わりまでずっと画が良かった

周囲のイメージと内面とのギャッ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

画や演出は今まで観た映画の中でもかなり好きな方だった かっこよかった

サマーは聞いた通りのビッチだったけどトムもだいぶ気持ち悪いので両成敗という印象

スモーク(1995年製作の映画)

3.3

愛と救いと許しを主題に据えた、とてもキリスト教色が強い物語

シンプルに、優しい物語ってのは良いもんだよな 俺はそこまで人間が出来てないのでめちゃくちゃ首を傾げてしまう所がいくつかあったけど

ラスト
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海街diary(2015年製作の映画)

3.4

映画を観るに耐える精神衛生がここ半年ほど戻って来ないから、リハビリも兼ねて少しずつ観た
優しい、暖かいお話はともすれば薄ら寒い理想の押し付けになってしまいがちだけど、三姉妹(特に長女と次女、三女には無
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.0

いい話だなあ、と思った 主人公の精神が高潔かつ強靭すぎて感情移入はできなかったかな 普通ぶっ壊れるだろ

ブルックスの苦悩は分かる気がした 自分を囲う塀なんて救いでしかないから
敵も同じく自分と同じ塀
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.2

よく最後まで観られたなっていうくらい後半からラストがキツかった でも作品としては良かったと思う 個人的には2001年宇宙の旅よりは惹き込まれた でももう観たくないかな
キューブリック的な色彩感覚や造形
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ面白かった 気持ち悪い描写が多いのかと思って敬遠してたけどそこまででもなかった

不条理な演出とかメタ視点とか、俺の好きなものがたくさん詰まってた あとパプリカいい女すぎる

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

「僕は正しく傷つかなくてはならなかった」

その通り 目を逸らしても屈折した形で受け入れた振りをしても、最終的にそのツケは歪んだ形で自分に返ってくる 自分の苦しみとはこの身一つで和解しなければならない
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.2

経験論と大陸合理論の対立やら現象学やら、たぶん他にも色々哲学のテーマがめちゃくちゃ盛り込まれてたと思うけど、俺は哲学エアプ勢なのでよく分かりませんでした でもかなり面白かった

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.0

良い意味で普通に良い映画だった こんなリラックスして映画が観られたの久々かもしれん

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.0

ちょっと世界観的にキツイとこもあったけど全体的に楽しんで観られた シャフトの不条理感のある演出めっちゃ好き まどマギは展開が緻密で良いね 理解が追いつかんとこもあったけど

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.4

画が良い映画ってのはもうそれだけで価値がある 最後のお父さんの言葉、同性愛がどうたらじゃなくてただの1つの恋愛・失恋と捉えて息子に話してるのがよかったな 自分の言葉とか息子への理解を過信してないのもよ>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

やっと映画を観られるくらい活力が戻ってきた気がしたから観てみた 結局キツかったけど
でもめちゃくちゃ面白かった、あまりアクションが激しい映画は好まないけどどうにもテンポが良くて惹き込まれた 1番良かっ
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