masatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ザ・セル(2000年製作の映画)

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好きな人はハマりそうな世界観。
かなりファンタジー。サスペンスを期待してみると肩透かしを食らいます

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

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間、静寂、暗転が怖い。
“直接みせない”演出も怖い。
“いちいち説明しない”展開も不気味。

魔法少女ユキコの『春はSA・RA・SA・RA』って昭和感満載でノリノリの曲、シリアスな本編の雰囲気とかなり
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ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

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オリジナル版を知っていたので初見の時ほどの衝撃はなかったが、同監督による忠実なリメイク作として出色の出来だと思う。
ただ、オリジナル版で感心したセリフが、こちらではオミットされていた。

ワンカットで
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愛、アムール(2012年製作の映画)

5.0

昔一度観た作品。大筋は覚えてたけど観なおしたくなった。以前観た時よりも心に迫るものがあった。
老老介護の問題は一口に語れないし、何が正解かわからないし、当事者にしかわからない感情もあると思う。自分で出
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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巷で傑作と呼び名の高い本作。正直全く良さがわからなかった。無駄なシークエンスが多すぎる。怖さを演出するBGM、しつこすぎてイライラ。
母役の役者の怪演が印象に残るが、登場人物ほぼ全員の行動に共感出来な
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チェンジリング(2008年製作の映画)

5.0

子を想う母は、強い。

理不尽な圧力でとんでもない仕打ちを受けながらも、子を想い諦めず闘い続ける主人公に感激。
最後の主人公の一言が忘れられない。なんて謙虚で強い人なんだろう...。

これが実話であ
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

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ずいぶん昔に一度観た作品。再鑑賞。
初見ではファンタジー要素があったのが予想外だったけど、やっぱり良いシナリオだと思う。

「人間は皆、自分のグリーンマイルを歩いている。それぞれの歩調で。」

イディオッツ(1998年製作の映画)

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『愚かであることは素晴らしい。』

健常者は障害者を「何とも思っていない」風に装う。その装いの下では「私たちと変わりない人間である。差別対象ではない。」と変に障害者を特別扱いしてしまっており、それが逆
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メイキング・オブ・ドッグヴィル 〜告白〜/ドッグヴィルの告白(2003年製作の映画)

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『コンフェッション』だからもっと役者に喋らせるのかと思いきや、撮影現場を淡々と映す映像が続く。ただ、この映画に限って、現場そのものの空気感が“コンフェッション”になっていると感じた。
ニコール・キッド
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実験室KR-13(2008年製作の映画)

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記録。
内容全く覚えてないので(レンタルで見かけたら)観直したい作品。

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

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想像の斜め上をいく展開。
途中までは予想出来る物語ですが、後半の展開には思わず唸らされました。トリッキーな脚本のわりに大分わかりやすく纏まってて観やすかったです。
序盤のもろにB級ホラーな演出で「はい
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

5.0

6つのショートストーリーからなるオムニバスドラマ。
「人生スイッチ」のスイッチは「怒り」のスイッチ。平凡な日常のなかでプッツンしちゃった人々の末路を描く。

展開がブラックすぎる。
「んなことあるわけ
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

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ネタバレ厳禁。予備知識なしでどうぞ。

90分位の短めな映画だけど脚本が凄まじいクオリティーで見応えが凄かった。前半はホラータッチのミステリー、後半は一転してヒューマンドラマのような感動の展開。こうい
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

5.0

プライムにあったからで気まぐれで観てみた。とんでもない傑作でした...。
近いうちにもう一回観直したい。ディカプリオそんなに好きじゃなかったけどこの映画観て一気に好きになってしまった。
本編と関係ない
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

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かなり昔に観た。ラストが忘れられない映画。もう一度みたい。

倫敦(ロンドン)から来た男(2007年製作の映画)

5.0

『サタンタンゴ』のタル・ベーラ監督のノワールサスペンス。
ストーリーは至ってシンプルですが、事件に関わってしまった主人公の心情の移り変り、あくまでも静かに淡々と進む物語(じっくり考察しながら観られます
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サルバドールの朝(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前半の反政府運動に乗り出す主人公たちにはあまりにも軽率な印象を受けた。「思想はない、暴れたいだけだ」という台詞に共感さえした。
ただ、前半の回想シーンが終わり、後半の獄中でのストーリーは見応えがあった
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

5.0

親と子の繋がりはなんなのか、親が子へ与えるべきものはなんなのか...。
「会いたい」「愛してる」と繰り返すだけで行動が伴っていない血の繋がった親より、強く子を思い共に時間を過ごす他人の方が、子供にとっ
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ニル・バイ・マウス(1997年製作の映画)

5.0

サウスロンドンの日常。
薬物、お酒、暴力が蔓延る街で生きる人々を淡々と映し、感情表現が素直にできず苦しむ人間の表情を凄まじいリアリティで描く。ドキュメンタリーかと思うほど演出が自然で、演技を見ていると
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秘密と嘘(1996年製作の映画)

5.0

言えない秘密、秘密を隠すための小さな嘘。誰だって大なり小なり抱えてる悲しさややるせなさとどう付き合っていけばいいか。
それぞれの人生が少しずつ絡まり合い、あのラストを迎える。最後のシンシアの台詞、グッ
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π(1997年製作の映画)

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「数式によって万物を理解できる」と妄想する男の物語。量子感のあるモノクロ映像、疾走感のあるテクノミュージック、サイケな雰囲気が中々良い。
ストーリーはまぁまぁ。妄想と現実が交錯するタイプ。スタイリッシ
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