1980年、韓国。
軍人がデモ隊を大量虐殺し、世界的大問題となった光州事件。
戒厳令が敷かれていた光州市では、近隣の市へ通ずる道路は全て通行止めにされ、電話回線も断ち切られていた(当然のことながら当>>続きを読む
BL趣味の延長で劇場に足を運んだなどとは、口が避けても言えないような、あまりに美しく儚い作品でした。
モーリス、覇王別姫、ブロークバックマウンテン、ムーンライト…
プラトニックな恋を描いた数知れぬ>>続きを読む
これは絶対IMAX 3Dで見る!と決めて夜中に駆け込んで大大大正解!!!
感想を言うとすれば・・・
見る前「絶対ヤバいやつでしょこれ」
見ながら「ヤベェ…」
見たあと「ヤバかった」
っ>>続きを読む
全然有名でもなんでもないんだけど、大人のロマンス映画として偶然知り合いに紹介されて一緒に鑑賞したら、いやはや、かなりグッドな脚本にやられましたとさ。
しかも、大女優、ヴァネッサ・レッドグレイヴとその>>続きを読む
これも何週間か前に新宿で見たんだけど、今更ながら記録。
最近ではようやく日本でもLGBTなんて言葉が人口に膾炙してきた感じがするけど、LGBとTって根本に抱えている社会的な課題は全然違うよなぁってい>>続きを読む
ここのところレビューをサボっていたので、劇場で結構前に見た映画を忘れないうちに記録しておく。
本作らスピルバーグが、「撮るならもう今しかない」と覚悟を決めて超絶スピードで完成させた力作。
1テイク>>続きを読む
異形モンスターと唯一心を通わせることができたのは、研究者でも軍人でもなく、清掃係の一人の女性であった。
彼女は言葉を持たなかったが、愛と優しさだけは失っていなかったのだ。
人と違うことは、後ろめた>>続きを読む
何か大きなことを成し遂げたこともなく、何者にもなれず、ただただ日常を生きてきたあなたこそ、明日のヒーローかもしれない。
ヒーローは、空想の中で消費されるだけのものではない。
ヒーローは実在する。
ヒ>>続きを読む
希少鉱石「ヴィヴラニウム」の力によって、秘密裏に科学技術を進化させ、異常なまでの発展を遂げる架空のアフリカ黒人国家ワカンダ王国。
彼らは、世界にはその鉱石の存在をひた隠し、貧困農業国を装うことで自国>>続きを読む
『タンポポ』に続き、伊丹十三映画鑑賞2作目。もうすっかり、伊丹映画の虜になってしまったみたいです。
タンポポをTUTAYAに返しに行って、思わず本作を借りてきてしまっているんですもの…
=====>>続きを読む
「伊丹映画を見ずして映画を語るな!w」
と、友人に半ば脅迫的に勧められ鑑賞。
売れないラーメン屋が、偶然立ち寄ったトレーラー運転手たちの手に寄って、街で一番の行列のできるラーメン屋に生まれ変わって>>続きを読む
舞台は南北戦争中のアメリカ南部。
負傷した北軍兵士のマクバリー伍長(コリン・ファレル)が助けられたのは、男子禁制の女学校の寄宿舎だった。
敵軍兵を助けることに戸惑いながらも手当をする女性講師と少女>>続きを読む
こ、これは、マッドマックスを超えた作品に出会ってしまったかもしれない…
これ以降、
「バーフバリのような迫力」とか、「バーフバリくらい凄まじい」とか、映画評論をする上でそのタイトルが"形容詞"として>>続きを読む
『バーフバリ-王の凱旋-』の予習のため鑑賞。
やっと今週末、見に行けることが決まって、私もついに王国民になれるんだ!!!
遅ればせながら、巷で話題沸騰中のバーフバリ祭りに参加することができるのを今か>>続きを読む
これほどまでに大規模な暴動が、デトロイトで実際に繰り広げられたという事実に愕然とするけれど、
よくよく考えると、毎年のように(海を渡った日本でさえ)報道されるアメリカの警察権力のクソ体質が、50年経>>続きを読む
ようやく見れました。
(2017年に見逃したシリーズ)
いやはや、噂に聞いていた通りの最上級のエログロサスペンスでした。
エログロというか、エロエロですねw
エロエロサスペンスです、はい。
とに>>続きを読む
スターウォーズやインディージョーンズの脚本家としても名高いローレンス・カスダン監督作。
突然、好きな女ができたからと婚約者であるチャーリーに振られたケイト(メグ・ライアン)は、チャーリーに会うために>>続きを読む
いわゆる「こじらせ女子」の物語。
劣等感と自意識にまみれた"かまってちゃん"の暴走は止まらない…
可愛い子がこれをやったら許されるんだろうけど、ブスがこれをやってもなー
っていうのは僕の感想とい>>続きを読む
"アカデミー大本命!"とこれだけ騒がれているのでどんなもんかと思って見に行きましたが、いやはや、とんでもない映画でした…
脚本賞、主演女優賞、助演男優賞の3冠は決まりでしょうか…
3枚の看板は3人>>続きを読む
世の中には、"17歳女子"という映画ジャンルがあると勝手に思っていて、それは少女から大人の女性へと変貌を遂げるまさに過渡期の葛藤を描いたもので、
そのほとんどが、恋愛を通じて一皮向けて、外の世界に気>>続きを読む
"君が可哀想だと思っている自分自身を誰も愛さない間、君はきっと世界を嫌いでいい"
劇中に読み語られる原作詩のこの一節に、全てが詰まっているように感じた。
閉塞感、それでも毎日は
厭世感、ただ淡々>>続きを読む
2017年に見逃した映画を回収してくシリーズ。
大好物の『別離』を撮ったアスガー・ファルハディ監督の最新作ですね。
この監督、何が良いかってとにかく映像の抑制具合が素晴らしいのです。
仕立てはサ>>続きを読む
新年一発目の劇場鑑賞で、早くも年間ベスト1の筆頭候補を引き当ててしまいました。
(2017年の上映作品としてカウントするとしたら自分的ベストの「ダニエルブレイク」を抑えてこっちがトップかもw)
カウ>>続きを読む
イギリス社会の底辺層を描かせたら、ケンローチの右に出るものはいませんね。久々に、映画を見て涙が止まらなくなりました。
今度の舞台はイギリスの工業都市、ニューカッスル。
心臓病を発症し、仕事ができな>>続きを読む
アガサクリスティー原作、古典的名作ミステリーの映画化。
お正月に暇だったので珍しくこういう系を見に行きました(ってどういう系だよ笑)
うーん、俳優陣の豪華さに期待しすぎたせいか、最後まであまり入>>続きを読む
韓国映画に傑作がまた一つ。
すごいなぁ、圧倒されるなぁ。
なんですかあの全身全霊を懸けた全力祈祷のシーンは。
なんですかあの発狂した子役の凄まじ過ぎる演技は。
猛烈すぎるよ韓国映画。
熱いって>>続きを読む
(ホロコーストの)否定と肯定。
小さい頃から学校で勉強してきた「歴史的事実」なんてものを、僕らはほとんど疑うこともなくただただ信じ込んできたけれど、いざその真偽を目の前に突きつけられるとなると、自信>>続きを読む
大大好きなカズオ・イシグロがノーベル賞を受賞したということで、意外にもまだ見れていなかった映画版「日の名残り」を記念に鑑賞。
冒頭シーンから、原作にはない美術品オークションのシーンがぶっ込まれ、原>>続きを読む
全てを知った上でもう一度見返すと、鳥肌がヤバい系の映画。
脚本出来上がった時には、作ってる本人たちが一番戦慄してただろうなぁって思うほどに、脚本の完成度が高すぎる。
話の前半はなんだか物語の筋があま>>続きを読む
ここのところ、鑑賞後レビューが中々書けていなかったけれどぼちぼち再開します。
リハビリ程度に短文になってしまうかもだけど悪しからず。
まずは昨年秋に見た『IT』。
前作のオリジナル版を見ていないので>>続きを読む
Filmarksのレヴュワーのみなさんからは酷評されている本作。
導入部分も薄口で、結論も明かさない。
ロマンス要素を大胆にカットした部分はむしろ評価に値するのかもしれないが、飄々とした問題提起の仕>>続きを読む
食肉用の巨大ブタを、遺伝子組み換えによって誕生させた巨大企業ミランド社。
世界各地に幼少期のブタを送りつけ、互いに競わせながら成長を今か今かと待ちわびているのだ。
中国の山奥に生まれ育った少女のミジ>>続きを読む
いやぁ、恐れ入りやした。
濃い!とにかく濃い!
2時間47分に情報量たっぷりの超大作。
これは前日に、前作を予習していった甲斐がありましたなぁ…
(ていうか前作見てないと話分からないとこ多いと思うん>>続きを読む
『2049』の予習のために再鑑賞。
(前に見たのは6、7年前だったから結構うろ覚えだったなぁ)
本作が、それ以降の数多くの近未来SF作品に影響を与えたということはよく知られていることだけれど、本家を>>続きを読む
これはもう文句のつけようがないですね、はい。
笑いあり涙あり、音楽よし、演技よし、完璧に近い構成と脚本に完成度の高い映像。
複雑な時代の実話物語をよくここまでコンパクトにまとめあげてるなぁという感じ。>>続きを読む
あらすじを読んでも頭の中にハテナマークしか浮かばない奇想天外なストーリー。年に一度はこの類の映画を見るんだよなぁ、もちろん偶然。
全編通して、ほとんどポールダノとラドクリフ2人会話モノ。
2人は当初>>続きを読む