モニオさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

モニオ

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地球が静止する日(2008年製作の映画)

3.2

うむむむ。。。ズバリ凡作。オリジナルをひいきしているわけでは無いが、ラストで何のメッセージもなく無言で終わるのはどうかと。科学者対政治家の軸はないし、キャシーベイツはこんなアホな役柄良く引き受けたな。>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.1

3と比較して云々というのが巷に溢れているが、殆どは釣りとしか思えない記事やレビュー。。。
先入観無しで見ればこの作品はトイストーリーのシリーズらしいよく出来た作品だ。
ウッディの最後の選択にはこれまで
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地球の静止する日(1951年製作の映画)

4.3

予想を遥かに超えた名作だった。英知に富む宇宙人の視点や人類に対する眼差しは、自分自身振り返ってみて、いがみ合う相手と同じ土俵でやりあうよりも、そのような眼差しで大局的に接するほうが適切という重要な示唆>>続きを読む

黄昏(1981年製作の映画)

4.7

30年ぶりにブルーレイで鑑賞、いやホントに良い映画は良い!まさに心を洗われる気分。古き良きハリウッド映画だ。
ストーリー展開ややお涙頂戴的ではあるが、フォンダ親子の実生活とも重なって説得力がある。こん
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マイアミ・バイス(2006年製作の映画)

4.5

10年ぶりに鑑賞。やっぱマイケルマン良いわ。スタイリッシュな大人の映画だ。ジェイミーフォックスもコリンファレルもサイコー。我々の世界とは余りにも違う生死を賭けた世界。これぞエンターテインメント!

クルーシブル(1996年製作の映画)

4.4

やっと観ることができた名作。悪魔は人間の心の中に常に潜んでいる。子供が大人以上に残酷になり得るのはクメールルージュなど歴史を見ても事実。
姦淫が大罪だった時代では終末の悲劇は避けられなかっただろう。ウ
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ショーガール(1995年製作の映画)

4.0

30年ぶりに鑑賞。内容は軽いがブッ飛んでよく出来た映画だ。なぜ興行大失敗したのだろう?
そういえば昔は仕事で良くラスベガス行ってこんな接待したなぁ。。。(遠い目)

セッション(2014年製作の映画)

4.2

狂気の男たちの物語。一級のエンターテイメント映画でした。奇しくも野球部のパワハラがニュースになってます。時代の違いか。。。「上出来だ」ですか。
「次のチャーリーパーカーは何があっても挫折しない」まさに
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マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

4.0

地味だが良質なヒューマンドラマ。ルイスのアカデミー賞受賞作品。アイルランドの古き良き時代が背景で、人物描写もしっかりしている。『我が谷は緑なりき』の似ているか。

悪の法則(2013年製作の映画)

3.8

期待通りに面白かったです。メキシコのシウダーファレスは2回も観光で行ったことありますがこわーいですね。パンピーには無縁の世界笑笑
https://www.monionoheya.com/2022/08
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グッバイ・クリストファー・ロビン(2017年製作の映画)

4.4

フォンダ親子の名作「黄昏」を彷彿とさせる秀作だ。イギリスの田園風景も素晴らしい。プーさんの誕生にこんな実話が潜んでいたとは興味深い。親子の時間は何よりの宝だ。

アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場(2017年製作の映画)

4.0

質実剛健な戦争映画でしたよ。音響や映像も抑え気味で好印象。ハリウッドの娯楽戦争映画より出来が良い。

スフィア(1998年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

これは映画史上に残る「映像化に大失敗した偉大な作品」では?
クライトンの原作は読んでいないが、未知の知的生命体がタイムワープして深海に沈んでいるという設定自体はイマジネーションを駆り立てて素晴らしい。
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.5

前作と同じパターンなので安心して楽しめるダイハード2。

96時間(2008年製作の映画)

3.5

良くできてる娯楽作品。ダイハードとソックリ。展開は簡単に読めちゃうし、敵はショッカーの如く低脳で弱々なところもお約束。楽しめた。

レクイエム(2009年製作の映画)

4.3

予備知識なしで観て正解。冒頭から続くこの緊張感はスゴイ。。。これは傑作だ。俳優陣の演技もスゴイが、IRAの負の遺産に光を当てた社会派ドラマとして高く評価したい。
番組撮影現場のシーン、たくさんの関係者
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.7

脳みそカラッポで観れる映画を探していたのでドンピシャリ、これは良かったです!テンポも良く、期待通りの展開で安心して最後まで一気に楽しめました。おススメです。

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.9

世間の評価低いが、酷評のレビュー自体の方が酷いという。素直に観ればとても良い映画でしたよ。下手にドラマチックな展開のある凡作より良くできている。子育て時代を思い出して楽しい気持ちになった。映画鑑賞はこ>>続きを読む

キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.9

たまたまホームシアターの120インチスクリーンで鑑賞したのが大当たり!
映像は素晴らしい。スタイリッシュなアクション映画に歴史モノの重厚さを上手くブレンドしている。
登場人物の俳優陣が豪華で見応えアリ
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.4

相当面白い。
人間という生き物は男女問わず感情と理性を剥き出しに生きることは難しい。
人生の無条理(夢が叶わない)と希望(コツコツとお金を貯める、娘と復縁、夜学に通って人生やり直す)の両方とも選択はで
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オズ はじまりの戦い(2013年製作の映画)

4.3

ディズニー映画なのに大人向けファンタジーの大傑作だ。ティムバートンと双璧をなすサム・ライミの世界観に圧倒される。
登場人物が皆魅力的で、セリフも奥深い。こんな隠れた傑作を探していた。

禁断の惑星(1956年製作の映画)

3.8

味わい深いSF映画だ。エイリアンやトータルリコールの土台のような知的文明の興亡を描く。まさにクラシック。派手なアクションと薄っぺらい内容ばかりが横行する現代の映画界ではこんな質素な映画がむしろ新鮮に感>>続きを読む

スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

1.2

なんだこのオコチャマ映画は。。。?
世紀の駄作SF映画『インディペンデンスデイ』と『バトルシップ』を足して割ったような。。。
真面目に鑑賞しようとしても、先の展開が見え見えで興醒めの連続。
登場人物は
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タイムマシン(2002年製作の映画)

3.4

造りは子供向けだが、「過去を振り返るのではなく未来をつくる」というメッセージは一貫して説得力があり、作品に幅を与えている。

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.1

実録と撮影を組み合わせた戦争ドキュメンタリー映画。ナレーションは元兵士たちの体験記。架空ではなく事実というのでのめり込んで観てしまう。こんな映画もあるんだと感心。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.8

オムニバスで5つの都市のタクシードライバーの物語。共通点はみなタバコを吸うことくらいで独立している。タクシーという閉じた空間で繰り広げられる人間像。。。なかなか興味深い。ある意味人生の凝縮が垣間見えて>>続きを読む

第四の核(1986年製作の映画)

3.8

古き良きスパイ映画。過度なアクションもなく淡々と進むが、登場人物の描写は丁寧で好感が持てる。余計などんでん返しもない。ピアース・ブロスナンが若くて精悍!こんな良作が日本非公開だったとは残念極まりない。

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.6

ウィレムデフォーがオスカー候補になった作品。地味だが雰囲気のある良作。原田マハの「たゆたえとも沈まず」に共通したゴッホの人間ドラマ。

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.9

なかなか面白かったぞ。精神疾患を扱ったサイコスリラー、スタイリッシュな出来。テンポも良い。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.0

予備知識ゼロで低予算のB級かと思って観たら、超有名俳優がこれでもかとばかり出てきてビックリ!怖ーい映画です。

告発のとき(2007年製作の映画)

4.0

ジワる映画だ。扱うテーマは地味だし日本人には馴染みのない帰還兵のPSTD絡み。それでもこのリアルさこそが現代の戦争の悲惨さを最も浮き彫りにする説得力がある。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.1

地味なタイトルと序盤だが、個性派名優揃いの映画に駄作はないはず。。。出演者の心情を鋭く描いたヒューマンドラマの傑作だ。タンディニュートン繋がりで『クラッシュ』に作風が少し似ているか。
賛否両論の作品だ
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アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

4.4

なんの予備知識も先入観もなしに、マイナーな(日本未公開)のインディーズ系B級SF映画くらいかと想像して観たところ。。。
これにはマイッタ!!
この映画、ヒューマンファンタジー映画の超名作。。。というか
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.3

賛否両論のようだが、ユニークさでは稀な作品だと思う。ただ、リンチ監督の作風と似ているというのは間違いだ。そもそも映画音楽や雰囲気の指向性がまるで違う。この作品はポップカルチャーでサイケデリック、常軌を>>続きを読む