MASHさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

座頭市の歌が聞える(1966年製作の映画)

3.0

座頭市シリーズ第13作目。この頃の作品は面白いことには面白いのだが、マンネリ化もあって見分けがつきにくいのが難点。印象的なシーンもあるにはあるので相変わらず楽しめる作品ではあるのだが、シリーズの中>>続きを読む

パージ:大統領令(2016年製作の映画)

4.0

1作目のバカげたアイデアと小規模なホラーテイストから、まさかウィットに富んだブラックユーモアの光る良作になるとは。アクション要素がかなり強く、正直『ブラック・ミラー』的な要素が強いとより僕好みでは>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.0

女子高生と殺人鬼の入れ替わりホラーコメディ。そ想像通りの内容だが、しっかりと面白い作品。割とグロめかつ、『13日の金曜日』などのクラシックなスラッシャー映画を意識した殺人シーンは見応えがある。>>続きを読む

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.0

『ベイビー・ドライバー』でアクションというジャンルにに新たな光を当てたエドガー・ライトが、今度はドキュメンタリー映画に挑戦。題材は謎に包まれたバンド「スパークス」。どんなものになるかワクワクしてい>>続きを読む

アトランティス/失われた帝国(2001年製作の映画)

3.0

僕が愛してやまない『美女と野獣』や『ノートルダムの鐘』の監督となれば、評価は微妙なれども期待はしていた。が、やはりなんとも言えない作品ではあった。決して面白くないわけではない。むしろ良い部分はディ>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.5

ロンドンを舞台に大麻ビジネスを巡る欲望渦巻く群衆劇。『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』のような初期のガイ・リッチーが帰ってきた。彼の持ち味が存分に生かされておりまし>>続きを読む

ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(2022年製作の映画)

3.0

興行成績が最悪だったからか早々に配信された本作。こういうことするから劇場で観る人が減るのでは? と、それは置いといて作品自体はどうだったか。面白いことには面白い。だが、ちょっとパンチや新鮮味に欠け>>続きを読む

HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

4.0

これぞ王道スポ根映画。崖っぷちのスカウトマンとストリートバスケ出身の青年が栄光を勝ち取るまでの物語。ストレートすぎるほどストレート。だが、それこそが観客の勇気と感動を与えているのだ。

スペイ
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ザ・ストレンジャー:見知らぬ男(2022年製作の映画)

3.5

オーストラリアで実際に行われた壮大な囮捜査を元に作られた本作。一つの誘拐殺人事件にここまで大掛かりな囮捜査を行われたことにも驚いたが、それ以上にこの作品の独特作りに驚かされた。

この映画では
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オールド(2021年製作の映画)

1.5

個人的にはワースト脚本に入るレベルで酷いと思ってしまった(笑。観てる間はイライラ、観終わった後にはあまりの酷さに笑ってしまう。ただ、余韻をぶち壊す感じのしつこいラストには普通にゲンナリ。役者は頑張>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.5

豪華すぎるキャスト陣による実際にあった(?)政治的陰謀を描いた作品。売れそうな予感はするが、残念ながら興行成績は爆死。評論家の評価も得られず。実際に観るとその理由も分からなくもないが、個人的には割>>続きを読む

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.5

なんか色々とガバガバだしイラつくシーンもあるけど、それ以上になんかチャーミング(主にブルース・ウィルスが)。良きクリスマスになりました🎅

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.5

これはやられた!!前作もアガサ・クリスティなどのクラシックな推理モノを現見事に代に落とし込めた作品だったが、今作はよりモダンによりアイデンティティを確立した傑作になっている。役者の演技力、観客を騙す演>>続きを読む

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.0

演出や特殊メイクなどクラシックなホラーを割と強めに意識してるのは中々楽しい。ただあまりに盛り上がりに欠ける気が。まぁ1時間もないスペシャルだからこんなもの…?

バーバリアン(2022年製作の映画)

4.0

とにかくミスリードが上手い。『サイコ』を思わせる展開に、良い意味で大袈裟なホラー要素。あと、家から出られないなどの限定的なシチュエーションを、ワンシーンで見せていたのもGood。ホラーでは珍しいデ>>続きを読む

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.5

初手でウサギも狩れず、熊にも勝てず、人間との殴り合いにも圧勝するわけでもない主人公が、プレデターを掻き回せるというのが納得いかない。無理な主人公補正を途中で入れるなら、最初から主人公最強で良かった>>続きを読む

ビヨンド・ザ・マット(1999年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーとしては筋が多すぎてとっ散らかってる印象。ファンとしては貴重な裏側を見れて満足。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.0

アイデアは面白いし、ジェームズ・ワンの魅せるとことは魅せる監督としての安定感は感じられる。が、ガブリエルの正体ががかなり序盤で予想がついてしまうところや、派手な映像にこだわりすぎて肝心の怖さが皆無>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.5

定番のモーテル殺人モノかと思いきや、かなり突飛な発想の映画。一つの表現方法として非常に興味深いものの、それをかなり雑に扱っているのが少し勿体ない。真実を終盤で明かさずに、敢えて中盤あたりで明かして>>続きを読む