YMさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

YM

YM

映画(220)
ドラマ(3)
アニメ(0)

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.0

政府も軍人もメディアもまるで役立たず最後まで戦い抜いたちいさな家族にあっぱれ。
よくある怪物映画のような派手さはなく小さな希望を一つずつ集めていくような感覚。(自分の中で思い描いていた希望はことごとく
>>続きを読む

カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.2

ガリガリ博士が悪い顔してる。
舞台美術、扉や壁が歪んでいたりまさに不穏感。

羅生門(1950年製作の映画)

3.5

ずっっと昔に読んだ羅生門。
こんな話だったけな?
解説読みます。
少しめんどくさそうなじょせいだったけど京マチコさんがミステリアスで美しい。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

展開が面白くて長かったけど飽きずに見れた。
パラサイトの意味はそういうことだったのかあ。
小道具が個々のメタファーとして散りばめられているのが印象的だった。

地上と地下、富裕層と貧困層のギャップを視
>>続きを読む

サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

3.0

子を守る親は強い。
キーパーソンエリザベスの記憶を辿って伏線回収していく流れは面白い。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

アマプラが無料放映になったのでやっとこさ観れた。
透明で澄んだ空気感の画はやはり是枝さんならではの世界観(すきです)
「誰も知らない」でもそうだったけど、重めの題材なのに憂鬱さとうっとりしてしまう。そ
>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

予想外のジャンル切り替えで長い割にまんまと退屈せずみれた
國村さんしぶとすぎる
謎が多くて消化不良感否めない

國村さんがラスト、キリストとも悪魔ともとらえられる姿に変貌して最後までどちらかわからない
>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

人類初の月面着陸までの話。
アームストロング船長が月に行くまでの家族の心情には胸が苦しくなりますね。
ララランドとは正反対に違うライアンゴズリング。
月面着陸の一歩はまさに息を呑む瞬間で、本当に月に行
>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

2.6

JOKERからのダークナイト
最初、ジョーカーの目的のわからない暴力に憤りとモヤモヤがつづいてたし、バッドマンの優柔不断さやらに苛々してしまった。
善と悪の関係が反転してしまう部分もあるし、自分の中に
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

ストーリーについてはとても複雑で咀嚼しきれてなくいまだ渦巻いてますが、(というか是が非をはっきりと公言できない問題)
とにかく際立ってわかることはホアキンさまがほんとにほんとに素晴らしすぎました...
>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.9

流し見になってしまいましたが、、、。
パプキンの所業も怖いですが、大衆の興味の向方も怖いなあと思いました。
いつのまにか、嫌々ながらも周りがあれよと取り込まれていくパプキンの無理矢理ねじ込むスタイルも
>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

5.0

菓子屋の孫でおばあちゃん子、そしてタバコふかしてタオル巻くどら春店長さんが1年前に亡くなった叔父といろいろ重なってしまって、静かな映画ですがいろいろ胸の奥にしまってた感情に刺ささった。
しわしわの手、
>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.4

序盤から笑った
とにかく登場人物の行く先は光も希望もない前提でみれるので、ハラハラせず淡々とシュールな殺人。ラストはファンタジー。ラースにしてはもやもや残らなく終われたのでみおわった後の胸焼け感はなか
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.1

エイリアンという危惧的なイメージとはまた違った冷静さのあるSF映画。
すでにある古い言葉の意味を紐解くのと逆に新しい言語を解明していく逆行して閃いてくる爽快感があったなあと思った。(結局ルイーズがもつ
>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.8

肩に力を入れず何も考えずみれるかなとチョイス。
これはコメディとしてみていいのか、友情ストーリーなのか、孤独の愛の刹那なのか、見方に困る映画でした。
や、その前に設定が謎。最後のサラの言葉がこの映画そ
>>続きを読む

マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

4.5

もうマックィーンが死んでから10年近く経ってしまったのかという驚き。。
それほど鮮明に彼のコレクションが焼き付いている。
その華やかなコレクションの裏で彼が抱えていた苦悩や孤独の寂しさ、弱さ、喜びなど
>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.6

ROMAが観たくてネトフリ再登録。沼フラグ🚩
モノクロのグラデーションがとても綺麗だった。
冒頭や、山火事、破水、ラストのシーンなど波や水がとても印象的で象徴的につかわれてるように思えた。
感情の起伏
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

私の17さいとはまた違うけど、なんだかその時のいろんな気持ちが思い起こされた映画。友達が変わったり、初めて男性と付き合ったり、進学に悩んだり、地元へのコンプレックスや、家族との衝突やもっと褒められたか>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.1

失恋した女性と家族を失いかけた男の正しい立ち直り方!
という後追いしないさわやかな映画をみた感じ。
個人的にグレタとダンが惹かれあってるようでそこをお互い大人として踏み入れない関係に見えてソワソワして
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

ケイトブランシェットの自分自身の気持ちに偽りを持ちつつも常に気品高く振る舞う美しさとルーニーマーラちゃんの若さと希望に溢れた純粋な美しさ。。
二人の女性の生き方や美しさにうっとりしっぱなしの映画。

ヨーゼフ・ボイスは挑発する(2017年製作の映画)

3.5

理解されるためには有名にならなくてはいけないという言葉に彼の訴えや実行することの強さを感じた。
死んだウサギに絵画を説明するなど彼のパフォーマンスを映像を通して観れたのでよかった。
彼の服装からも反抗
>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.0

純粋なギャグ漫画見てるみたいでした。

奇妙なサーカスでも感じたけど、親が悪い!

いき過ぎた宗教もだめ!

Strange Circus 奇妙なサーカス(2005年製作の映画)

3.0

いしだ壱成の演技をこれまでちゃんと見てこなかったけど、ちょっと関心してしまった。。。
クネクネしたわざとらしい演技もこの映画の世界観に入り込むと妖艶に見えてきてしまう。。
とにかくずっと眉間にしわ寄せ
>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

2.5

フィクションなのが怖い。
主要キャストがまた、笑いながら人を殺しそうなサイコ感と不愉快さ

サスペリア(1977年製作の映画)

4.6

グァダニーノ監督のリメイク版を観てからの鑑賞。
序盤から豪快でいい。
リメイク版と比較するわけではないけど、グァダニーノ監督のサスペリアは男子禁制?でフェミニズム感があったけど、こちらは無差別なイメー
>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

5.0

サスペリアを観た晩はおそらく多少うなされながら眠る程にインパクトがある映画。
要所要所にあれはなんだったんだろうという難解さもあるけど、映像もきれいだし、舞踏団の少女達もブラン先生も末恐ろしく美しく、
>>続きを読む

私が、生きる肌(2011年製作の映画)

4.0

とにかく終始驚いていた気がする。
たしかに、今までみた中で変態感の強い作品。

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.9

くどうゆきのTシャツに執着する様や、永瀬の胸元のポケットから火を取り出してタバコを吸う様など描写にきゅんとしてしまう。
この二人のシーンがとても好き