matpenさんの映画レビュー・感想・評価

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

あまり説明がないので、色々と想像が膨らむ。
音の使い方が怖い。

人間はヒト以外の種族に対して無関心。
離れた地域、違う文化、違う宗教、仲間でないもの、に対しては容赦なく、
理由はどうあれ、
気付かな
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.9

すみだパークシネマにて鑑賞
母の力強さ、に胸を打たれると共に、
生きることの苦しさ、幸福を感じた。
また観たい。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.2

観るのが大変で…というのも、構成が複雑で。
正直あんまり理解できなかった。

色使いやファッションのセンスは抜群で、クスッと笑えるところなんかも相変わらずよかった。
フレンチディスパッチも結構追いかけ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

ぎゅ〜〜っと胸がしめつけられる😭
たった二日間の冒険の話だけど、こんなふうに自分たちで進む道を選んで、努力して成長していって、自立していく。
大人目線での語りがあるから、かつての友情やこれまでの自分の
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.1

何度もお互いに好きになるシーンがあるのは良いのだけど。
彼女が打算的に描かれてるので、なんか素直に良かったなぁって思えない。
結局は経済力と男性的魅力重視かい、って残念に思ってしまう。
歳の差のせいで
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

涙…枠からはみ出て、心の拠り所がなく、まともに暮らすことが難しい、でもそれって他人事じゃないのではないか。
もちろん犯罪は犯罪として取り締まられるべきことだけど、争いようがなく転落してしてしまった場合
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.2

「ちょっと思い出しただけ」から流れで
かなり久しぶりに観なおした。
ウィノナライダーが素敵すぎて、こうして何年もあとにあらためて感銘を受けてしまった。

ニューヨークの話がほっこりして好き。
みんなチ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

よかったですわぁ……
大人のすれ違いっぷりがつらい…
けど、いい
同世代すぎて心に響きすぎる

2人のやりとりがたまらなく、好きで
2人とも声がとてもよくて、ずっと見ていたかった
シチュエーションも車
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はちどり(2018年製作の映画)

4.0


不意に信じていた人に裏切られたり、好きな人に会えなくなってしまったり…不条理で無力感を味わうこともあるけど、主人公は殻に閉じこもることなく他者と関わることで得られるものに価値を見出しており、柔軟で生
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真実(2019年製作の映画)

4.0

じんわりと心に染みました。
カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ…さすがです。素晴らしい競演だった。
とてもきれいなお話。

劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション(2010年製作の映画)

3.0

日本版アニメの雰囲気を少しでも感じたくて吹き替え版を見たけど、テーマ的にどうしても恐ろしかった。字幕では精神的に無理だったかも(笑)
パペットの動きや、風景の描き方、とくに彗星☄️の迫力がすごい。音楽
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ピアッシング(2018年製作の映画)

3.2

普段痛そうなものは見ないんだけど、原作が村上龍だったので、ドキドキしながらいたって軽い気持ちで見てみたら、
思っていた以上にハマって、ちょうどいい刺激で面白かった。
インテリアとかファッションとかオシ
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.5

男女関係では穴は埋まらない、軽薄。
家族を作ることも、一時の気の迷い、結果として歪じゃない?
という自分の偏見はなるべく置いておいて、
顔色を窺わずに関わり合える相手は最高だと思う。それに気づけること
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

またときどき観たくなる映画。
空気が本当に自然で、生き生きとしていて、惹き込まれて夢中になって観ていた。
さまざまな視点から世界や家族が捉えられ、言葉にされる。
作中に出てくる引用も子供たちのインタビ
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人数の町(2020年製作の映画)

2.5

主人公だったら、わざわざ危険を冒してフェンスを越えることはしないんじゃないかな。
そこは、自分が存在できない町なんだと気づいていれば。
無計画に飛び込んで、妹を説得できず、環境にも馴染めずに逃げ出すお
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

悲しくて、自分を責めずにはいられなくて、向き合うことすら無理、っていうくらいつらくて、
周りになんやかんや言われたりしても
心が死んでしまってても、生きているだけで偉い…のに…
支えてくれてた素晴らし
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

短編集3つ。
共通する要素というか軸のようなものがあり、違う角度から違う演者が違うものとして演じているような感覚があった。

特に多い会話シーン、言葉のやりとりが秀逸。
女性の朗読シーンが謎めいていて
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今作では、魔法動物の生き物としての美しさに感動し、それぞれの能力の奇抜さに奥深さを感じた。お馴染みのニフラー・テディちゃんとピッケル、ワイバーンとかね、ニュートとは言葉通じてるとしか思えないくらいの関>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

……こんな泣いたことないってくらい泣いた。
もしも自分が教師だったら、教え子に見てもらいたい、そしてディスカッションしたい。
最高の家族の姿だと思った。
特に、発表会のシーンは本当に素晴らしくて、
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.1

前作から10年?経ってるのに、いい意味でおバカでゆるくて全然変わってない(安堵)
ギャグセンスもゾンビを倒すアイディアもめっちゃいい。
恋愛要素は割とどうでもよかったです。

タラハシーは相変わらずカ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

強大な敵との対立構成を描いた2作目。
前作よりもダークなテイストになり、ストーリーも各キャラの掘り下げがなさていることでシリアスでありつつ、より深く作品世界に入り込めるような内容になっていたと思う。
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.3

周りに理解されなくても、自分の考えを貫くニュートがカッコいい。
魔法動物との共演シーンは、本当にその場で一緒にいる空気感がある。特に、心を通わせているような演技があんな風に作られていたなんて、驚き…!
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