matsumiyanさんの映画レビュー・感想・評価

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バジーノイズ(2023年製作の映画)

4.0

孤独を否定せず、誰かと関わる良さと面倒さをそっとだしてくれる真摯な作品でした。

サントラをいますぐだしてほしいです

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.5

映像化されたときの小さや違和感がぬぐいきれないまま終わった感じ。
劇団、山荘での合宿、といった重なる構造や展開は魅力あったのに。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

いまさら何を語れるのか。いろいろ素晴らしすぎるのですが、なにより説明もないのにキャラがわかるのはいつ観ても学びになります。

劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血(2024年製作の映画)

2.5

マーダーミステリーを知っているかどうか
即興劇を楽しめるかどうかで観た印象が大きく変わる作品。

自分としてはマーダーミステリーという遊びをきちんと説明したうえで、即興劇であることをちゃんと伝えれば、
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黄龍の村(2021年製作の映画)

2.5

好きか嫌いかでいえば好きだけど映画館で観たいか? といわれると口ごもる。

おもしろい要素はたくさんあったけれど、もっと振り切ってくれれば心に抜けない棘を刺してくれたのでは?

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.0

いや、いい作品でそうですよねという観終わったあとの満足感はあるのですが、どこかきれいにまとまっちゃってません? という物足りない感じも

黒木華と吉田羊がいればもっと感情が入り混じってぐちゃぐちゃにな
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

ただしくクマ映画でしたし、なにより
キャストやあらゆるシーンが完成された漫画の世界観そのままでした。

冒頭。旅順での戦争シーンをしっかり描いたことで主人公、杉元のキャラをより強く印象づけていて漫画完
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ガイバー/ダークヒーロー(1994年製作の映画)

3.5

漫画のマイナーヒーロー(でも大好き)を、
真っ当に実写にしてくれて感謝!

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

映画「カラオケ行こ!」
原作漫画の絶妙な空気を楽しめましたし、なにより綾野剛演じるヤクザが人たらしすぎて好きになってしまうというか、好きになりすぎておかしくなります。

紅の冒頭部分の英語詩を翻訳して
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宮松と山下(2022年製作の映画)

3.0

いろんな監督が撮ることでいろんな面を浮かび上がらせる意図があったのかもしれないが、奏功せずちょっと散漫な印象になっていたと感じたのが残念です

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.5

結婚式のあれこれが一つの流れにまとまって……というのがコンセプトだと思いますし、かなり楽しめたのですが、表の話と裏の話、そこまで有機的に絡んでいたっけ? というのがちょっぴりモヤとした感じです

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

3.0

ドラマパートを入れることでわかりやすくしようといたのかもしれませんが、この映画を観る人からするとノイズで、がっつり猪木関連のことを描いてほしかったです。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

2.5

宇宙人、ヤクザ、忍者、シリアルキラーに探偵。これだけぶっこめばいい意味でカオスになっておもしろくなると思えるのに、なぜかまじめで深刻で笑っていいのか困惑します。伊藤沙莉は大好きなのですが……。

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.5

上質なモキュメンタリー。
映画のための取材ということで京都最強の殺し屋に密着するという体です。

街中で銃をぶっぱなすとかありえない展開の中にありそうなリアリティやお笑い要素が混沌として入り混じり、ど
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吸血鬼ハンターD(1985年製作の映画)

3.5

ヴァンパイヤと人の混血の吸血鬼ハンター、この設定だけで何杯のご飯が食えることか。
それを天野喜孝が絵にし、塩沢兼人が声で命を吹き込む。これだけで満点。
ただ作品としてはやや性急で登場人物の感情の変化が
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TELL ME hideと見た景色(2022年製作の映画)

4.0

hideが好きで、大好きで
hideへのなにかしらの思いを
伝えたい人が形にして
hideへのなにかしらの
熱量がまだ燃えている人が観る
幸せな関係の映画

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